冬仕度
夫がゴルフに出かけた日・・・
初夏に亡くなった従姉の家に久しぶりに訪問しました。
一人っ子の私には、姉とも言える人でした。
新盆と知りながら御無沙汰してしまったので
秋日よりの天気を幸いに蒲田まで。
遺された、ご主人様、お嬢様夫婦、お孫さんたち二人、
元気で仲良く、綺麗にお住いの様子に何よりホッとしました。
従姉が建てて愛し手入れしてきた大きな家に、お子様たちも移り住み、
独りになったお父さんを守る姿勢と見えました。
良かった。何よりです。
故在って、遺された方々は、私とは血の繋がりの無い御一族。
丁重に愛しげに迎えられて嬉しかったです。
『あ~~~あ、それにしても、あなたは・・心底、キリギリス。
一生を思うがままに、豪華で面白くお過ごしだった。
80歳、癌と知りながら、入院も、もちろん手術も拒否して・・
その旨を遺言に書き残して・・お見事!、凄い!
でもね・・遺された方は、なかなかタイヘン。
後処理にお若い二人が困惑してましたよ!』
帰りのJRの中で、彼岸の従姉に呟いていました。
人の一生の毀誉褒貶、望むことではないけど、人の口に上るでしょう。
それでも
癌と知って、入院しない、手術しない・・逍遥として旅立つ。
それを実行できる人がどれだけいるでしょう・・・
尊敬し、感嘆するばかり。
我が血縁には時々、そんな人が現われます・・・(;一_一)
冬の支度? 華麗に装う千両
風無くば 佳き日和なり 草珊瑚
【千両・・仙蓼・・草珊瑚ともいう】・・・歳時記より
スポンサーサイト