草笛日記

どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。

ユニクロとスターバックス




藤沢という街は中途半端な、商売には難しい近郊都市です。横浜、あるいは東京さえも、買い物の距離としてそう遠くは無いから、ちょっと気張った買い物をする時には藤沢は避けます。ユニクロも、東急ハンズ跡に入ったのは、ほんのちょっと前だが、東急ハンズが撤退したと同様、想ったほど客数は伸びていない。
最近は、文具や,雑貨のために、東急ハンズを求めて、町田に出る。
町田という街も同様に都市化しきれない泥臭さが残っている。それでも、歩いている人の数は尋常じゃなく、大型店舗も軒を並べていて、この街では、殆ど要が足りる。
しかし若者の町というコンセプトがありそうで落ち着かない。

町田と藤沢、どっちが都会かというディベートをすると面白いらしい。

最後の決め台詞
「藤沢にはJRが停まるもん。」
「町田は東京都だもん。」

藤沢、東急ハンズだった場所の四つ角のスターバックスで、一人、大きなラテとともに無為な時間を過ごしました。藤沢駅、駅ビルのスタバも良いお客さんが集まっているから、スターバックスは、この町で生き残れるらしい・・・・・





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愛猫・・・のんた

51JGKNMYXFL  猫の本


猫の姿態の魅力は・・・言葉では表現できかねます。
くにゃくにゃと変幻自在、思いもかけないポーズの千変万化、愛らしく不思議な動きは猫に執り付かれる理由の大きな部分でしょうか。

猫を対象に描いた絵はたくさん有るし、画家はデッサンの練習に、あるいはアスリートはその動きのすばやさに惹かれて筋肉の動きに学ぶと言います。

まだ、注文の段階で、この本を入手していませんが、あのフジタが描く猫の絵、楽しみです。表紙の猫という字が猫!でもやはり・・・目の前にいるのん太の姿こそ私には最高です。

ペット・シッターさんが毎日、娘が土日、火曜日はお掃除のオバサン、木曜日はお嫁さんと孫が来て
可愛がってくれると言うものの、かたときも私の傍を離れない「のん太」が不憫です。
あ~~あ、どうせ喧嘩しながら?の旅行なんかしなけりゃ良かった。

カリステモン・・ブラシノキ・・金宝珠




真っ赤なブラシのような花が垂れ下がり一種異様な佇まいの木です。
花が咲くまで殆ど、目に入らない。樹形も整わないない。外国種とは想っていたが、オーストラリア原産らしい。道理で・・・いかにも、南国乾燥地の植物。沖縄までは想像したがオーストラリア産とは!

ブラシノキとは本当にそのままで、ビン洗いブラシにそっくりの花房。
赤く咲けばやっぱり、花!、美しいと感嘆。
植えている御宅のご主人夫妻の旅の思い出が投影されているのでしょう。

でも・・・このお宅にはうす紫色の美しいライラックの大樹がシンボルツリーとして有ったのに。
それを観るのが五月の楽しみだったのに。

旅支度


 white roses  みかんさまより

十日の旅とはいえ、二泊は機内のはず、そのうえ、この季節の旅支度は軽い。
それでも、真っ赤なサムソナイトのカバンを新たに備えて、あれこれ詰め込んで見たら・・・スカスカ。
連れ合いは一週間も前からの準備。お互い、全く干渉しないので、どんなものが入っているやら。
彼の地の気候はこちらと余り変らないとの情報。

ヨーロッパへ行くときに、和服を用意すると、意外と重宝だとは想うのだが、やはり億劫。
帯はクッションの役目となり機内の姿勢が楽そうだし、民族衣装はどこの国の人にも魅力的に見えるだろうし・・和服を着て石畳を歩く・・・想像するとうきうきする・・・が、やっぱりねえ。

朝からの旅の準備もそこそこに、パソコンの勉強?に、町田街道を六合まで。
先生にすっかり甘えて教室便りを作っていただく。B4の白黒だったのが突如、A4でカラー、ご父兄も吃驚するかな?さてさて・・・7月号は自分で作れることやら・・・?
教えていただくはずが、甘える事になるのが私の悪い癖・・・自立には程遠い。
カットも、先生・・みかんさん・・のお作。中央に挿入した漫画は、友人みどりさんの作品。
唯一、今月から余白に個人別のメッセージを全員に書こうと思い立ったので、明日は、頑張ろう。、

ありがとうございました。
これにて、後顧の憂いなく、出立出来ます。あとは猫ちゃんの処遇のみ。

父・・・ファザー・コンプレックスの果てに




女の子にとっての父親は、大なり小なり異性への感受性と、社会性を左右する存在でしょう。
父親のような男性を理想とするか、反対に、絶対、嫌だと想うか・・・
どちらにしても好悪の物差しになる。
同時に、父親は社会性を、家庭の中で、唯一、見せますから、社会参加への意欲にも影響を与えます。父性は、得てして、女児に無条件の愛を注ぎますが、それこそが社会へ、経済活動へ、参加する自信を育てるのではないでしょうか。すくなくとも、私の世代ではそんな気がします。

我が父親は・・・我侭で、自己主張も強く、明治生まれを誇りとしながらも、大正モダニズムを体現するような男。フェミニストでロマンチスト、政治的には革新派だったけど、文化的には保守的。
当時の日本男児がソウであったように、和服を着こなし、スーツとソフト帽にお金をかけて、ダンディズムを体現し、豊富な言葉とウイットでいつも座の中心に居る楽しい人でした。会社人間の特権を利用して(許される時代でしたから)、チケットを貰えば、歌舞伎座へも、新橋演舞場にも、帰りには夜の銀座に寄る事も・・・、学校を休ませて、私を連れて行きました。そう、自慢の娘だったのです。(^^ゞ
私にとっては父こそ『素敵な男』でした。
ファザー・コンプレックスの極み?

しか~し・・・娘心は『あんな男を夫にはしない方が良い』と確信していました。

結局、正反対の、非常に解りやすい、誠実ながら無粋で、無口な、男を選びました。
結論は・・・此れでよかった。

写真の薔薇と食パン。
近くに出来た、名古屋発生のチェーン店、『コメダ』というコーヒーショップに、歯医者の帰路、立ち寄り、開店祝いの記念品を二つ・・薔薇の鉢と食パン二斤、下げて帰宅しました。なんのてらいも無く、サラリーマン時代の仕事振りなど忘れ果てて・・・好々爺そのもの。

父なら、絶対しない。貰わない。男の沽券が邪魔をする。
夫は、喜んで?得意で?戻ってまいりました。沽券なんてドッかに置いてきたのでしょう

どちらの男も、可愛いですよね。(*^_^*)
老後の生き方もそれぞれ・・・父は短命、72歳で亡くなりました。
晩年,社会への反骨の思いは衰えることなく、のめりこんだ俳句集、一つ残して。
夫は・・・沽券などとかかわらないとはいえ、会社人間としてのストレスが身体を痛めたのか、リタイアー直後に大病を得て、、治癒後はゴルフに、麻雀に、良き友人を得て、今年、まことにうららかな71ッ才。後何年の共同生活?

思い立って、この父とは『正反対の男』と、月末から、彼の念願、スペインへ行こうと思ってます。

青色パトロール




やっと、青色の回転ランプと車体用貼り付け板を入手。早速、愛車に取り付け、その写真と車検証の写しを持って、明日、鎌倉警察に行き、正式な『町内青色パトロール車』の証明をもらうことになった。
愛車は天井が幌、布製なので、取り付け磁石が効かず、青色灯をボンネットにつける。

これで、怪しまれる事無く、町内をゆっくりゆっくり、パトロール出来ることになった。
車は平成8年購入の、プジョー社、カブリオーレ。
資金不足もさりながら、これ以上の可愛い車が見当たらないので、相変わらず、乗っている。
エンジンその他、調子はまことに良いのだが、外車特有のハンドルの重さが、辛くなってきた・・・

シトラス・ジューサー

この夏、理由はわからないが、グレープ・フルーツがお安い。一個100円ぐらいで売り出されている。

結婚して直ぐ、姑が、大きな段ボール箱ごと、買い込み、毎日、『水菓子』と称して、楽しんでいるのを見て、サラリーマン家庭育ちの私は、商家の、意外な豊かさに気付かされた。今から、40年以上前の日本の家庭に置いては、グレープフルーツを毎日楽しむのは贅沢な習慣だったもの。
後に、今の仕事を始めようという動機のひとつに、この驚きがあったかも知れない。

昨日、毎年、オレンジ煮を作ってくれる友人が、『此れは便利よ』と、ネットで購入して、プレゼントしてくれたのは、シトラス・ジューサー、文字通り、柑橘類専用のジューサー。電動で、レモン搾り器を、大きくしたもの。半分に切った柑橘類をおしつけるようにすると、下の部分が回転して、果汁がタップリ採れる。使用後の手入れも簡単。なかなかの優れもの。
T-Fal社やブラウン社から2300円以下で売っている。

グレープフルーツがお安いので、憂い無く、毎朝、生ジュースを楽しんでいる。

そうなんだ・・・あの、庭に生るオレンジはジュースになっていたのね。(*_*;

オレンジの煮物




オレンジを煮る。
友人の庭にはオレンジが実り、例年、今頃には、オレンジの美味しい砂糖煮が届くのだが、今年は未だ。
オレンジが不作か?それとも他所様へ行ってしまったか?
自分で作ることにする。
立派なオレンジを買ってきて、ワックスなどを、よくよく洗って取り、丸ごと茹でる。
幅、1cm位に輪切りにして、水は入れず、砂糖だけで煮込む。
半分は蜂蜜にしてみた。蜂蜜のアクらしきものを心配したが、逆に風味もあるかもしれない。
トライしてみる。ワインを入れたら?リキュールを入れようか?

美味しい砂糖煮が出来上がった。マーマレードよりもまろやかな味。
そりゃ、夏みかんよりオレンジの方が美味しい。
明朝からの夫のトーストには黄金色のオレンジが乗る。

IHのおかげか、煮物づいたので、いろいろ試してみようかな。
苺も、ジャムにするにはペクチンがなんとかいって結構、砂糖との比が難しいらしいけど、砂糖煮なら出来そう。そうそう・・・蕗の砂糖煮もある・・

マスカルポーネ・チーズに添えたり、ヨーグルトを乗せたり、生クリームも勿論。
三キロ減量は、跡形も無く、元に戻るかもしれない。

ルピナスを植える




鎌倉に来て想った事の一つに、裕福な農家が多いということ。温暖の土地柄も有るだろうが、歴史的に農家が豊かで地位も高かったのかと想う。我が住宅地もそんな田畑を買い上げての造成分譲した区画。上のほうの見晴らしの良い辺りに地主さんだった方々が豪邸を構え、ベンツに乗り、綺麗に暮らしています。。生活ぶりは、変らずに、田畑を耕し管理して暮らしている様子。奥様の容姿も、なかなか美しく、農家の主婦という概念と違う。

そんな、或る一軒の門の前で、小さな花苗を少々、広げて、売っています。お代金は備え付けの缶のなかに入れておきます。時には採れたての胡瓜や大根、ナスなども。その店?に、ルピナス一株500円とあったので二株購入、早速、大切にしているテラコッタに植え込みました。

ルピナスは混載の植栽には重宝な花です。その高さが役立つし、花の姿がスックリしていて個性的、しかも、自己主張しない。主役ではないけど必要な存在と言うところですか。今年はルピナスのみ。

そんな生き方がしたいけど・・・なかなか・・・・

昨日から蕗を大量に煮て、伽羅蕗を作りました・・・。醤油の色が香木、伽羅の色に似ているから、食物の醤油煮の名前に、つけるそうです。
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横浜、そごうデパートへ。

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花束の作り方にも流行りがあるのか・・・この春はこのパターン。色合いが優雅。

そごうデパートは首都圏ではもう一つ、売り上げがのびなかった。
フランク永井『有楽町で逢いましょう♪』の歌や映画の舞台となった「有楽町そごうデパート」は、数年前に撤退、今は『ビッグカメラ』という大量販店になっている。このデパートの裏にある読売ホールは、公文公会長が、東京月例講座をしたホール。
大阪の老舗デパートそごうが、東京銀座進出に当たり、映画やレコード会社とタイアップして、『有楽町で逢いましょう』が作られたという懐かしい話。

唯一、横浜そごうは、高島屋を追い抜くほどの勢い。なんと言ってもフロアーが格段に大きく、天井も高く、あらゆるブランド店を入れていることが、集客に繋がっているのだろう。
デパート裏から『赤い靴』号という定期運行の船が出ていて、山下公園経由、みなとみらい地区の、ホテル・インターコンチまで行ける。ベイ・ブリッジや、翼橋を見ながら、大小の船と行き交い、軽い観光ムードがあって楽しい。食事はそごうの8階、『桃園』と言う中華。二方ガラス張りで横浜港の絶景が楽しめるし、お味はホテル・オークラ系で、いつも美味しい。遠方からの友人をもてなすにはこのコースで、横浜を楽しんでもらう・・・

今日の、横浜そごうデパートはいつもの日曜日よりは空いていた。
ブランド品のコーナーも・・・買っている人は見かけない。私のように・・観るだけ・・の様子。
バカラのボンボン入れを捜したが、ほんの小さな蓋付が30000円前後。出産祝いに、奮発するか・・どうしよう・・今日は観るだけ。それにしても、ユーロ高の影響で、久しぶりに見る品々の高価なこと!

ガソリンの値上げは、物価の上昇を招き・・年金は下がり、保険金は上がり、消費意欲は減退気味?それとも、6月のボーナスまでの、一休みか?
車での帰路、横浜藤沢間は、上下線ともに渋滞気味。
久しぶりのうす曇りの空に誘われて、海へ、箱根へと下り、買い物へは横浜東京へと上り、路上は、どちらも賑わしいというところかな。

中ぐらいで生きる

誕生日のコメント・・「加齢とともに、いよいよ自由になって、楽しい」と何処かで述べたら、
Let it be.かと、評されました。ちょっと違うかな?もう少し意思的かな?と思いながらも、それもまた、ある意味正しいと納得していました。

けさ、例によって4時におきだし、TVを観ながら、のんびりと、独りきりを味わっていたところ、6時前にNHKの「あの人に会いたい」という短い番組に出会いました。各界の、今は亡き錚々たる人物の映像を流している番組。今朝は言語学者、新村 出 (しんむら いずる)でした。戦後、いち早く、広辞苑を編纂した学者。広辞苑には本当に世話になっていて、新村という苗字も知ってはいたのですが映像を観るのは初めて。その中で、文化勲章授賞後のインタビューでしょうか、こんな事を言っています。天井まで本がぎっしり積まれた書斎や、由緒ありそうな掛け軸のかかった床の間の前で、羽織袴で美しい白髪の老人。79才ごろかな。

アナ「今のご心境は?」
,新村「目出度さも、中くらいなり おらが春・・一茶のこの句を上の句として、国も世界も我が家も、と、下の句として付けたいですなあ。・・・略・・・中とは、中ぐらい、中庸、中堅、とある。もっとも、中気とか中風なども有るが(笑う)・・・何ゆえちゅうちゅう言うかと申しますと、私は子年でして、そのうえ、江戸っ子、ダジャレが好きなんですなあ。」


凄い。この心境で、こんな大事業を為したんだ・・・
金田一京助と比べると巷間、知名度は低い。中ぐらいに生きる・・が響いたか?

中ぐらいに生きる・・・私が意識的に選択してきた行き方かも知れない。勿論、新村出のレベルとは、かけ離れているのは承知の上、あくまで、私なりの世界での事。
楽に生きようと思えば・・・中ぐらい、二流、を生きる・・

孫娘の苺




 孫娘が小学校一年生のとき、学校から持ち帰った苺の鉢一つ。土地に降ろした覚えは無いのですが、その翌春、コンクリートの縁に沿うように葉を広げて・・いつのまにかズ~~と蔓を伸ばしています。収穫は、去年は10粒ぐらい。虫と競争で口に入れないと・・・甘くなるまで待てません。

今日は公文の日なので、来るでしょうから、「あの娘に、必ず、見せて、食べさせてね」と夫に告げたものの、最近、夫は物忘れがひどくて。。。キット忘れる。例年のように。
そんなわけで、この貴重な?苺は、殆ど、私が食べています。無農薬だし。

二軒先の二所帯住宅、築32年、我家とあまりかわらないキャリア。建て替えるそうです。
若い世代がえらんだへーベル・ハウス。どんな家かな?
解体で、トッテンカンと、騒々しくなるからとご挨拶に見える。
建て主の奥様と、建築販売会社と、棟梁と・・大勢で。
「お父様は?」「しばらく、ホームにステイしてもらいます。」

あちらも、32年前の建て主は奥様のお父さん。奥様の継父。お実母さまは早く亡くなり、老いた継父、娘、お婿さん、子供たち・・という込入った三世代の人間関係の中で、一生懸命で明るい奥様。常日頃応援していたので、なんとなく、嬉しい。お婿さんもホッとするだろうし。

それにしても、建て替えは・・老人には響くだろうな。
  
   
 俳句・・・五つ・・・・・・・・草笛
     
   熱に伏せば 苺欲しがる 幼きまま
   誕生日 苺のケーキ 求め来む
   夫が立ち 孫立つ 庭の苺かな
   群れて咲く シャガの青さや 木下闇
   芍薬の はらりと散りて 咲くを知る
    

娘・・・




今朝は、なんとなく亡き母を恋うていたら、VIPシール付の宅急便で、娘からのプレゼント。
H社のスカーフ?ひゃーラッキー。リボンももどかしく開きます。
ええ?地味~~!・・・

トンでもありませんでしたよ。さすがにH社、見れば観るほど繊細な柄なのに全体的なモチーフが大胆でスマート。是非とも、白い洋服に合わせてみたい。。

実は、此処数年、ワンピース・・・それも裾が広がらないタイトなワンピを捜し求め続けていたのです。有りました!!ピエール・カルダンのコーナーに。白いワンピース。やっと、今日見つけました。天の配剤。即、購入・・と言う事と相成りました。娘のスカーフが、呼んでくれたのでしょうか。

娘は・・実に楽しく頼もしい存在です。小さいときは、可愛い可愛いで、さしたる躾けもせずに、育てたのですが、いつの間にか大人に成ってくれました。
息子は・・幼児期から結婚するまでハラハラドキドキウンザリの存在。結婚してくれて万歳!。
あとは、ただ、ひたすら、家族に責任を持って幸せに暮らして欲しいと願うのみ。

娘との月一回、有るか無いかのひと時、思いっきり甘えて、過ごします。わたしがデス。(^_-)-☆

小雨降る朝、ふと、母を想う・・・

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実家の母は、お人形作りと長唄が趣味でした。長唄は、私が長じて、あるいは家計にゆとりが出てから、再開した様子ですが、人形・・・日本人形造りは、それこそ、私が6歳頃には、やっておりました。

家事が一通り終わると、お道具を広げて、火鉢に炭をおこして(鏝を暖め,延しをするため)、色とりどりの美しい衣装用の布を広げます。広げると言っても、母の人形は『小萩人形』。
丈、五寸に満たない小さな日本人形です。

小萩人形・・・最近、殆ど目にしないし、昭和20年代の当時でも珍しい人形でした。
山口県の萩市が母のふるさと。そこで、武士の細君などが内職にでも?あるいは、手遊びに?、作り始め、伝わったものと思います。ボディから頭、顔にいたるまで、針金と脱脂綿と絹の白布から造り始めます。胡粉をぬって、頬紅を差し、細い細い筆で、目鼻を描きます。口紅は赤い色で。
針金に脱脂綿をくるくると巻きつけながら、腰を作り胸を作り・・・生めかしくも、女体らしきものを作り上げます。髪、日本髪も、羅紗や紙などで、高島田も桃割れも、武士の髷も作ります。

此処から先・・・要するに・・・一週間もすると、あでやかな振袖や、小粋な縞模様の着物を着せられて、お姫様や芸者さんが現れます。桐板に立たせられ、ガラスのケースに入って、出来上がり。
小道具の、日傘、鼓、藤娘の藤の花枝、扇子・・・にいたるまでボール紙や布で作り、色を付けて金銀の紙を貼り・・・持たせます。背景として必要なら、松であれ、井戸、釣瓶、猿回しの肩に停まるサルにいたるまで造っていました。ポーズも、日本舞踊が得手だったので、見事なバランスを保ち、しなやかで優美な日本舞踊独特の姿を再現していたとおもいます。

完成しても、本当に丈5寸以下、横幅3寸以下の小さな小さなお人形さんの世界。

母はその人形たちを、お世話になった方へのお礼に添えて、友人知人に、あるときは親愛のしるしとして、あるときは転居する方への餞として・・プレゼントしておりました。我が家に残っている作品は、本当に二三体。それらのお人形さんたちがお嫁に行った先では・・・どうしているでしょう?二代目の家族がとうに、処分しているのでしょうね・・・・
あの人形の価値は、贔屓目ではなく、成人したいまこそ、凄い作品だったと思っています。

母が夢中になって・・夕飯のしたくも忘れて・・のめりこんでいる傍で、ぐずぐずと甘えながら、綺麗な布切れをいじっていた幼い日・・・
ラジオからは、「ラジオ歌謡」の数々が、「私の本棚」が、「落語」が・・流れていた幼い日々。
多分、私はその世界から、少しも成長していない。

母は・・・継母でした。実母を三才で亡くし、五才で、逢えた継母。

白いお皿の誤算


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イタリアンやフレンチ、最近は和食でも純白の皿を良く見かけるので、その、新鮮な美しさが欲しくなり、古いお皿を処分して、四ピースずつ、白いのを大、中、小と揃えてみた。
何たる誤算!中に盛るお料理の腕前をすっかり忘れていた。カラフルで、絵画的で、立体的で・・そんなお料理だからこそ白いお皿に映えたわけ。お肉焼いてゴロン。せいぜい人参・ジャガイモの付け合せ。お魚煮てゴロン。添える生姜のハジカミなど有ろうはずもなく、肉じゃが?野菜炒め?餃子?なんだって皆、茶色。
すでに・・藍染や赤絵の皿は、殆ど処分済み。残したノリタケの大中小セット。どんどん、普段に使う。
日本の家庭料理には、せめて、皿などに、由緒正しい?絵付け模様が必要なんだ~。なるほど。
こうなったら、和食も洋食も中華も兼用で使う。そう決めた。食器棚にスペースが出来た。ヽ(^o^)丿

白い皿・・フィンランド社、iittaia 下左 深さ2cm
白い皿・・Afternoon Tea社  上中央 平皿
絵皿・・・Noritake社 royal orchard  下右 中皿 (ケーキ皿、大皿、ボールのセット)

母の日の花束・・・

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ちょっと早目だけど?。花束は息子のプレゼント。母の日には、独身の頃は豪華なプレゼントをくれたのですがやはり・・家庭持ちになってからはお花と、盆暮れのご挨拶に美味しいものが届きます。

ちょっと、写真をと思うと、すかさず、猫が・・・「どいてね!」も聞こえないようで・・
多分、悪戯して、床に落としたいのでしょうが、少々重いかな?でも、いずれ成し遂げるでしょうよ。

この悪戯猫、お風呂のドアも押し開けます。湯船の縁に乗って、長い縞々の尻尾だけ湯に漬けて、一部始終を見つめています。(*^_^*)
トイレも、甘い閉め方だと、開けて侵入、ボタンを押すので・・と言うか踏むので・・シャワーが噴出、トイレ中が水浸し。また、シャワーが面白いらしい。
玄関ドアも、宅急便やさんが慌てて閉める、ほんの隙間に頭をこじ入れて開け、脱出。
パワフルで、俊敏で・・・かないません。こらあの声も彼には嬉しい?

一日中、夫婦で互いのうっかりミスを責め合って居る始末。眠っていてくれる間だけが、安穏の時間。

花束が入っていた段ボール箱に早速飛び込んだので、しばらく、蓋を閉めておこう・・

ゴールデンウイーク・・・中華街の風景

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写真は中華街、西門と、関帝廟です。(関帝とは関羽、商売の神様らしい。)

本当に、五月らしい、気持ちの良い日です。早朝、元教室の庭にある蕗をたくさん頂戴?して、鍋一杯にキャラ蕗を煮ることにしました。新しいIH用の大鍋も使いたかったので。

その、風と光に誘われてか?突如、『横浜へでも行くか?』と、ここ数日、腰を痛めていた夫が言い出すので、何はともあれと、台所から化粧台に向かい、この機を逃さず、30ッぷん後に出発!
11時のバスで大船、関内回りのJRで石川町下車。中華街を抜けて山下公園へでもとスタート。正午には中華街の西門の前に立っていました。数年前、丁度、五月、関帝廟のお祭りに出くわし、大変な混雑のなか、中国の獅子舞などを見た記憶があり、夫はそれを、また、見たかった様子でしたが、そのお祭りは昨日までの三日間で終了、今日は、嘘のように、落ち着いて、そこそこの人出。

関帝廟の前には友人の,西洋アンティークの店もあり、並びは有名な四五六飯店。
食事をしてから店を覗いて、旅行用の帽子や、ブーケを買い、さあ、山下公園の海と薔薇を、と・・・・

やめました。我々には陽が強すぎるようです。
帰ろう帰ろう・・で、行列のできる店の肉まんと、餡まんをお土産に?求めて、帰路につく。
三時には帰宅。全く、夫との外出は、いつでも、こんな感じ。まるでお仕事です・・・。

ゴールデンウイーク・・・鎌倉風景

4日の鎌倉は人と車に埋もれるようでした。
雨が降ったり止んだりの不安定な日が続いていた中での、安定した好天との予報もあったせいでしょうか。東京で一人暮らしの娘が戻り、月曜日には出勤とて、午後二時ごろ、鎌倉駅まで、送ろうかと、つい、車を出してしまいました。気がついたときは戻るに戻れぬ渋滞の中。

北口は比較的観光名所とのつながりが薄いハズなのに、やはり、人の波。車の長い列。
北口近くの、市役所の周辺や御成り小学校の前には大きな樹木が数本茂り、ちょっとした余裕の空間が出来ています。勿論、ベンチも数個あります。そこでの珍風景にちょっと、驚きました。

大人たちが、ベンチは勿論の事、ガードレールにまで腰掛けて、食事をして居るのです。おにぎりやサンドイッチなどという簡易食ではなく、箸を使っての堂々たる食事。駅前のコンビニで買ったであろう冷やし中華らしきものや、折弁当などを。若者より、むしろ、分別盛りの大人が多いのには、尚びっくり。目の前を、たくさんの人が通ろうが、車が渋滞して、運転席から、じろじろ見られようが、お構いなし。決して、散らかしたりしているわけでなく、むしろ、彼らは、整然として、楽しんでいる・・・

一体、此れは、どう理解すれば良いのでしょう。
古い感性と自認しているので、黙り込んだままでいたら、突然、『外で食べたいのなら、海岸か、源氏山にでも、お弁当を作ってきて、ハイキングすれば良いのに』との娘の声。『日本は豊かな国なのか貧しいのか、どっち?』と、困った事に似たもの親子のボヤキ。
「何処かへ行きたい」と言って、外に出てはきたが、計画も準備もない。「コンビニが有るさ」、「適当な場所で食べれば」なのでしょうか。

日本文化は【恥の文化】と言われたのは大昔の事、日本人は体型や顔ばかりでなく、意識も感覚も変ったのだと、つくづく思わされた、風景でした。人前で食べるって行為は、日本人の意識の中では、本当は、凄く恥ずかしい行為だったと思う・・・だからこそ、一緒に食事をしましょう・・・が親しさの表れだったし、或る場合は厳かな席でもあったはずです。勿論、労働中の食事は別です。

戦後、占領下のなかで、貧しい欧米人が持っていた習慣を、自由闊達の印として、真似てしまったのでしょうか。

夏が来れば・・・

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夏らしい花、二つ。小さな庭を、紫と白でまとめたいのですが、このオレンジ色にも惹かれて今年も。。金蓮華は、夏の陽射しの中で、凛と涼しげなのが意外な美しさ。葉、茎、花、揃って、嫋々とした、はかなげな風情が、そう思わせるのでしょうか。しっかり、根付いて、垂れ下がってくれると、見事になると、三株並べて、狭いテラコッタに植えてみました。味気ないブロック塀がバックですが・・・道行く人がはっとしてくれたら・・楽しみです。

サフィニア・・・サントリーがバイオに乗り出し、開発した種苗。十数年前に見たときはその豪華さに吃驚したものです。毎年、新種を出し、どんどん、繊細にも華やかにもなっている。これも、久しぶりに植えてみました。大きく盛り上がって、溢れて下がるのを想像しつつ・・・
今、つらつら観るに、ちょっとクローンじみた花・・・見事に、一つ一つが、形、大きさ、色合い皆同じ・・集まっている。ちょっと、人工的な美しさかなあ。盛夏になれば、それも、夏らしい輝きになるでしょう。

のんた・・・一才二ヶ月・・




やっと、のん太らしい表情を捉えました。
悪戯盛り、家中、引っ掻き回され、飼い主老夫婦は少々げんなりです。主人公の地位を取り戻さんと、月末のスペイン旅行を急遽決定。その間はベビー・シッターならぬ、ペット・シッターにお願いすることに。餌、水の管理、トイレの管理をお任せできます。それだけでは甘ったれ猫にとっては切ないこととハーボット、娘、お嫁さん、お掃除のお手伝いさん、それぞれに一日おきに来てもらって、なでなでをお願いします。迷惑がられている?でしょうが、此れだけは平に平にお許しいただきたい。

さて、昨日の白い花、。。。。。。ふうらん(風蘭?)らしい。。。。
種苗屋さんの広告写真にそっくり。風の蘭・・・良い名前ですね。いよいよ、この花が気に入りました。
素敵な花との出会いで、ガーデニングゥ~の真似事を再開したくなりました。
雨が上がり次第ホームセンターへ行って花苗をたくさん仕入れてきます・・・結構、上手なのですよ。一昔前は、近所のお手本でしたから・・・・(*^_^*)

近所と言えば、昨今の若い方は新築するや否や、ガーデニングして、半年もすると見事に、庭一杯の花盛り。まるで、グラビアの様に見事!。
そのエネルギーと財力?に感心します.

白い花の鉢・・・・名前は?




なじみの深い、西鎌倉のお店の前に、なんとも床しい白い花の鉢が置かれました。オーナーがお客様に戴いたものとのこと・・・二人とも名前を知りません。蘭のような・・・?老眼で観るとまるで白い星の集まり。白い蝶の集団にも。そのお客様のお庭に、軒下とはいえ、路地植えでたくさん咲いているそうです。寒さにも強いのでしょう。渇きにも強そう・・・。香りも強い。甘いというより薬品のような爽やかな香りです。
名前は何んと言うのでしょう?。

このお店のお向かいはガソリンスタンド。四月末日の昼、次から次へと給油を求めての列。その車の影が、大きなショウウインドウに写っています・・・

今夏の流行色は多分、白!差し色には、ショッキングピンク、オレンジ、若草色・・・(ビタミンカラーと呼ばれる一連の色)・・不景気風が吹けば明るい色を着たいでは有りませんか?思い切って、シャンタン地のような艶やかなオレンジ色のワンピースでも着よう!!逆に乳白色を差し色にして。。。

小説「贖罪」 イアン・マキユーアンをやっと読了




昨夜は何故か眠くならない。困った・・しょうがないから本でも読むか・・というわけで、久しぶりに上下二巻の文庫本、邦題「つぐない」の原作「贖罪」を、手にしたのが昨夜・・というか今朝の2時。
やっと、現在9時に読了!傍らで、猫のん太が鼾をかきながら、のうのうと愛らしい姿態で寝込んでいるのを、撫でたり触ったりしながら夜中から今朝まで。

なんとなく面倒くさい小説。途中、大分読み飛ばしました。
恋愛小説がすでに虚構に貶められた21世紀の、純愛小説?そのための時代設定(1940年代、第二次世界大戦前後)と、その戦場ノルマンデイの悲惨な撤退を背景にして、一中産階級家族の、単純な事件、ちょっと不自然な事件、の犯人探しを純愛と絡めて、巧みに展開しているとでも紹介します。

性に目覚めかけた夢想家の少女の、意地の悪い嫉妬と思い込みから姉の恋人の冤罪に発展して・・・・・・という次第。ミステリーでも、心理劇でもない。結末の、主人公(小説家)の独白に、自意識の披瀝を伺わせています。人生の不条理を小説として玩ぶ作家の、哲学を?

映画「つぐない」は面白いかもしれません・・・凝縮した方が良さそう。
なにより、個性有る俳優や英国の景色、行き交う会話が面白いのでは?