草笛日記

どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。
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青い花が、雨の中、夏を告げてます。。。




夏の訪れは青い花が先触れします・・・
まずは、紫陽花。どちらにしても外国園芸種が入って、多種多様な姿を見せてくれますね。
この紫陽花・・・町内の子供広場の柵横に咲いています。車で過ぎるときには、この白い部分が、まるで夜空の星のように見えます・・・
萼が八重、星型に見えません?名づけて・・・星型萼紫陽花。

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いつも元気な・・・あれれ、名前をど忘れ。
家々の柵際に並んた青い花火。この花も最近目立つというか、何処にもあるようです。
清清しくてきりっとしていて良い。ツンツンぶりが可愛い。

雨が続く町内巡視の中で・・・見つけた青い花。
晴れれば・・盛夏。この町はノウゼンカズラの季節。いよいよ、赤い花が咲きます・・・
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野の花・・・ソロモン王でさえ、かくも美々しく装ったか?

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町内会役員を二期引き受けたのは、前年度の会計のSさんの有能なお働きを見ていてのこと。
そのSさんが今期私が引き受けたのを見届けて、鎌倉、六地蔵にアンテイーク骨董のお店を開きました。「六十過ぎてお金を掛けてまで・・」との周囲の声にたじろがない姿勢を応援したく、早速、訪問しました。開店のお祝いにアンテイークのイアリング・・・洋銀に象牙がはめ込まれたもの・・を買って、しばしの歓談の後、ヴォイス・トレーニングへ。

籠バッグはそのSさんの店を出た隣の籠屋さんで見つけたもの。
ウインドウには夏用のアケビで編んだ物などが並んでいましたが、奥で見つけました。
この籠バッグ、タイの工芸品。
十数年前、夫と、タイのオリエンタル・ホテルで三泊ほど楽しんだ折に、そのロビーに飾ってあるのを見つけ、是非譲ってと頼んだのですが断られました。それと同種のバッグを美智子妃殿下が持っている。。。タイ王室からのプレゼントとか。
それほどの名品ではないでしょうが、出会いを感謝して、即、購入しました。

イヤリング・・・左がお祝いで買ったアンテイーク風のもの。右はエルメスの蝶貝、ゴロは見える?(^_-)
どちらも、嫌味がなく、目立たないから重宝です・・・

贅沢?な装飾品を買うたびに聖書の言葉を思い出します。
ソロモン王の衣装と宝石に勝る、野の花の美しさを見よ!・・・という一節を、軽い反省と供に。

朝、久しぶりに見つけた紫露草。懐かしい美しさでした。

人間はどうして赤裸で生まれるのでしょうね?
のん太だって、あの模様・・・詰まんない駄猫模様を一生背負って・・・毛づくろい怠りなく、満足して過ごすというのに。
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のん太と暮らす・・・

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猫、のん太は、私が家に居るときは殆ど一緒に行動します。

夜は、添い寝状態。身体を預けてくるのが重くて、私が動くから、結局、のん太がベッドの中央に寝ています。朝、目覚めると直ちに察して、「目が覚めたの?」と猫キッス。起きあがらないと観ると再びゴロン。ウトウトと気持ち良さそうな二度寝入り。どんなに触りまくっても・・・肉球をいじっても。赤ん坊のときはモミモミと、乳房を捜す風でしたがそれは無くなりました。
それっとばかりに、起き上がると、直ちについて、ベッドを飛び降り、階段を、私の足に、もつれるようにして降ります。
日課の朝風呂、湯船の縁に座り込み、一部始終を見物。
お湯を飲んだり蛇口から水滴をなめたり。湯船に尻尾を浸して濡れても平然。濡れた尾っぽを追いかけての、いたちごっこをしばらく楽しみます。犬のようにブルルンをしないので、拭いてやります。

朝食のダイエット餌をちょこっと食べて新しいお水を飲んで。
「さ、これからは、ママ、どうぞお働き遊ばせ」とばかりに自分は再び、二階で就寝中の夫の傍へ駆け上り、彼の横で朝寝。
たまに、私が仕事をせずに、ソファで、テレビでも観ていれば、二階に行かずにすかさず、横でゴロンと朝寝。

ゴミだしその他、朝のお仕事が片付く8時ごろ、夫が降りてくる。それより遅いと、起きるまで猫キッス攻撃するらしい。ドツドツと足音も、夫のそれより大きく、速く、駆け下りて、「さ、朝食をどうぞ」と、食卓へ案内。テーブルに上って点検。禁止事項だけど、パパもママも甘いから・・・フガフガ匂って、チョチョイと珈琲カップを下に落っことして、ママが『キャアーっ』て叫べば大成功!。「ヘヘン。どうだ!」

お化粧台へ、箪笥の中へ、パソコンの上、、電話機の上、全て私の行く所へついてくる。
書類の山を掻き分け、新聞に乗っかり、洋服を引っ張り、化粧瓶を落とし、ブラシを捨て、キーをたたき、振り向かない私に頭突き攻撃と、お腹見せ媚態。『ご開帳はお止め!』と、抱き上げてもらうまで繰り返す。。

遊んで欲しいとばかり、足にじゃれかかり、引っかいたり甘噛みしたり。。。
痛い!と叫べば得意の臨戦態勢、攻撃のポーズで。「強いんだから!」って、鈞ちゃん歩き。
しばし、おつきあいで、遊び相手になるしかない。
猫じゃらし用に変形したハタキやら、ゴルフボールやらを追いかけて、飛び上がって、噛み付いて、でも、「この玩具は飽きた!」かも。直ぐ、クール・ダウンする。

「ええ?またママがお出かけ?」玄関でお見送り・・・「隙あらば外に出よう」・・・

かくして、あ~あ、やっとのん太の休憩時間?
夫の傍らで一日中、のんびりと寝たり食ったりの日々・・・らしい。
夫は、シラン振りながら、結構相手をして居る・・・・らしい。
ジャンガジャンガが始まると、楽譜にも載らずに、邪魔せず聴いているとか?『嘘~!邪魔しない?』。
ちなみに、ジャンガジャンガって、ウクレレの練習。夫の暇つぶし。でも、かなり、上手。(^_-)

私の帰宅を門を開ける音で気付くときもあれば、寝とぼけてフラフラしながらのお出迎えもある。
夕食の仕度は邪魔をしない。「なんだか熱そうだし、包丁は怖い」。

じっと、網戸越しに外を見たり、隣家の大きな木に止まる鳥を見上げてキツキとつぶやいたり。。
とじこめられ猫の悲哀・・・可哀そう・・・『お外に出たいんだよね。』『出そうか?』『ノミが付くよ』・・・

夜。ベッドに上がるまで、私の傍でじゃれたり邪魔したり・・
「遊んで、遊んで」「撫でて撫でて」。「僕、ここに居るよ」状態。お腹を見せてゴロンゴロン。

「ママ、寝るの?寝ましょうね」・・・ベッドへ先導して、私が寝るのを見届けたら、又下へ降りて、夫の傍で。。。うつらうつら。。。じゃれ付かないで落ち着いているから不思議。エネルギーの差を察する?

夜中、ふと気付くと、やっぱり我が枕元で、丸くなったり伸びたり、スウスウ、グウグウ。可愛い。

写真、『のん太がね・・』の話声に、聞き耳立てて、「どうしようかなあ?・・まだ眠~い」。

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写真・・


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お見合い写真はすでに、セピア色に変色していました。
今時のような豪華な振袖ではなく、いわゆる二尺袖の訪問着です。多分白地?当時流行ってた白地に御所時模様・・22才の写真。
取り得の無い、不美人の一人娘を若いうちに売り込もうとの、母なりの気配り。それでも見合い相手の現主人を、『もう少し顔の良いのにしたら?』と反対した面食いの母。結婚後はずいぶんのお気に入りで・・・婿を頼りに安定した晩年を過ごしましたが。

40年後、観るも無残な座布団猫と化すとは露知らず、優しげに楚々とした写真に騙されたのでしょうよ。
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写真・・・

子供のとき、二眼レフを父親から譲られ、結構、楽しみました。修学旅行にもって行って、先生に叱られたから・・・小6の時には写真撮影を楽しんでいたのでしょう。
いつの間にか自分の目のほうを信じるようになって、カメラに興味を失って居ました。
ほんの半年前、携帯の写真が結構綺麗なのを発見、それ以来時々撮るようになりました。焦点、明暗、などは、能力を超えていますが、良いアングルやチャンスは逃さないで撮りたいものです。

旅先でも、風景の中に、人物を入れるのは苦手。特に集合写真には興味が無い。などなど・・我侭なカメラですが、ブログに載せると想うとエネルギーが湧きます。

写真・・・亡き人の思いのこもったものも、残されたものには頭痛の種。捨てられず、さりとて何時まで置いておいても、いよいよ、孫子には意味が無い。というわけで、焼いているのですが。。
勿論、自分のものは、家人に見せたら捨てる・・を実行しています。

猫の写真も・・・飼い主には可愛いけど・・・他の人には如何なものでしょうね?
孫、子供の写真・・・親馬鹿、ジジ馬鹿ババ馬鹿ぶりが伝わるのみ?
それでも、一度でも、直に会って、自分の眼で見ていると、造形の如何にかかわらず、犬も猫も、ましてや赤ちゃんや子供ならば、余計に、その愛らしさが写真を通してでも充分に伝わります。
やっぱり、肉眼で観ることですか。

対象が発する生命の波動がこちらの心を揺さぶるのでしょうか。
多分、花一輪でさえ、カメラが写せないオーラを持っています。
風景には、圧倒的な大きさや、清澄な空気、風のそよぎが持つ香り、陽の光と陰・・・伝えられない歯がゆさがあります。

例外的に写真の方が素敵ってのもある。私の見合い写真はその見本だそうです。「見合い写真は高島屋の写真館に限る!」って、夫が言いますから・・


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友人達のコンサートで




昨日は新橋のクラブで、シャンソン仲間六人のミニ・コンサート。
六人それぞれの個性の生きた、素敵なコンサートで、人生の重なりの豊かさをしみじみ感じました。

会場に入るなり、眼を惹いたのは、素晴らしいアレンジメント・フラワー!
黒いピアノの上には、赤やらオレンジの薔薇をはじめとする大輪の花々にベージュの枯れ草をそえてモダンで華麗な大きなアレンジ。各、テーブルには、洒落た小振りのものが。

終わって、お客様も引き上げた後、それらは壊されて捨てられる・・・とか。
なんと言うこと!!

承諾を得て四つ救い出して来ました。
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がく紫陽花・・・




見慣れていて、さしたる感慨も無い花ですが、やはり日本の夏を象徴しますね。高温多湿。
ぼってりと丸く盛り上ってる花を見ると少々暑苦しいけど、がく紫陽花は清楚で清清しい。
がく・・・額か萼か・・・多分萼でしょうか。花の下にある小さな萼が花弁に変化した?

夏になると、紫陽花色のスカーフやバッグを差し色にして、涼やかに装いたいものです。
バッグは、ふと、ウインドウに見つけて、昨夏の末にバーゲンで求めました。ケリーバッグのコピイ、、持ちやすく、使うのが楽しみになります。

鎌倉は明月院の紫陽花が有名ですが、温暖化に伴い、鎌倉中、どちらの紫陽花も大きく茂って、鬱陶しいくらいです。本来、温暖の地で雨の多い湘南地区には昔から、植木畑が多く、特に広葉樹が多く栽培されていました。どんどん、宅地化しています。

ある方に教えていただきました。
日本の庭園はいかにジャングル化を防ぐかにあり、西洋では、如何に増やして保つかにあると。
そういえば、ご近所の新築早々にガーデニングが完成した素敵なお庭は、もう、茂りに茂っています。
ツタ類などは西洋なら何年たってもそれなりの佇まいでバランスも良いのでしょうが、日本のこの地では、びっしりと重く生い茂っています。間引きしたいぐらい。

ハーブの類、前回の写真にある植物類はどうも、ハーブ類らしいです。ハーブは荒地が適地とか。栄養や水分の少ないところを這うように茂るハーブ。
日本の高温多湿に育つ薬草としてドクダミ・・十薬・・・あれも、良く観ると爽やかな白い花。茶花になるのも頷けます。
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旅を終えて・・雑感

時差ぼけがやっと治ってきました。七時間差は丁度、昼夜逆転、今までに無く、いつまでも悩まされました。

行けども行けどもオリーブ林が連なる田園風景の中にも、観光地にも、けばけばしい看板や商店が無く、その直ぐ隣では、極く普通の営みの姿がありました。
どの街路上にもゴミが無く、さしたるゴミ箱もないのに不思議でしたが、早朝、掃除を仕事とする人々が掃き清め、国を挙げての美観の維持に努めている様子でした。
スペインは喫煙者にとっては天国、路上でのくわえタバコも、レストランでの一服もOKです。
でも、その割に、吸殻が散っていない。お掃除の徹底のおかげでしょう。

オリーブの木々と、ジャカランタ、向日葵畑、歴史ある建造物、数百年も保たれてきた宗教・・・
外国旅行が趣味のような方々が必ず言うのは『スペインが良かった』ですが、本当かもしれません。
ツアーのメンバーの数名はトルコを推奨していました・・・次回はトルコへ?

私は何処の国へ行っても・・・といっても少しですが、人々の暮らしと文化の、律儀で勤勉な姿を眼にして、感動します。人間の持つ豊かな発想と技術と労力。
もしかしたら神様より?
いえ、神は人間の姿を借りて、その技をなされたもうているのでしょう・・

白状すると、私はDNAの信奉者です。でも、この地に来て、アザミ、野菊、エニシダたちが、日本のそれとは違う姿を見せて居る事に、環境の与える力の大きさを確認しました。生き物は環境の産物?
乾燥と冷気と言う環境は、それにふさわしい様相を与えるのですね。
もてる能力を最大限に伸ばす
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もう一つ、西洋文明を理解する上では、ギリシャ・ローマ神話と、新旧の聖書、シェイクスピアを読破する事とともに、ユダヤの歴史、イスラム文化の知識、なども、是非、身につける必要があると痛感しました。

最後に、「他人が振り見て我が振り直せ」です。
日本人は男女を問わず、群れずに、姿勢良く、明るい色の衣服を着て、闊歩すべし
若者は、あのひょろひょろに痩せた姿を良しとする美意識を捨てて、健康的な程よい肉体を持つべし。
オバサンは公共の場で、幾ら楽しくても、興奮して、大声で笑ったり喋らないことを自らに律すべし。








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AVE(新幹線)で、マドリッド。美術館めぐりの後、古都トレドへ。

AVEで二時間、首都マドリッドはスペイン広場や王宮のある華麗な街。闘牛場の周囲は、大試合があるとかで、賑わっていました。AVEの道中、窓外には、ひたすら、オリーブ林と樫の木の林、放牧の牛馬が草を食む姿のみ・・
市街地らしいものは無かったようです。市街遊覧の後、再びバスで古都トレドへ。





紀元6世紀、ゴート族の王が、タホ川に囲まれたこの地を首都と決めて以来、カトリックによって追放される15世紀まで、イスラムの支配下、ユダヤの支配下にあった街です。美しく荘厳、圧巻です。16世紀にマドリッドが首都となるまで、16世紀で歩みを止めたかのようです。古い建物がぎっしりと並ぶ迷路のような小道をたどって右に見えるカテドラルや左のアルカサル(城壁)を廻ります。

トレドに行く前に、憧れの絵画をたくさん観ました。
プラド美術館で、エル・グレコ(ギリシャ人)のキリストをはじめとする聖人画、
ベラスケスの[女官たち][王家の肖像]、
ゴヤの[裸のマヤ]。
ソフィヤ王妃芸術センターでは、ミロ、ガウデイ、ピカソの絵画や彫像。
なんと言っても、ピカソの大作[ゲルニカ]!
フランコ将軍に加担したナチスによるゲルニカの悲劇を描いて、平和への願い、反フランコの意志を描いたそうです・・・現地ガイドさんの解説です。
大きな絵の前では小さな子供たちが先生に引率されての鑑賞。
スペインの先生は反戦思想を、ゲルニカ鑑賞で教育するそうです。


大きなムール貝のパエリアの昼食をとったあと、マドリッド三越でのお買い物へ。
お土産は娘にロエベのショルダー・バッグ、バッグの上の小瓶は名産、サフラン。パエリアの色味を出すスパイス。パエリアを作ろうと想ってもお鍋が無いのに、名産で本場ものときくとついつい。
お世話になって居る方にTOUSのブレスレット。
TOUSは可愛いクマがテーマのスペインのブランド。。日本でも流行り始めたとか?
絵皿はグラナダの陶器。野趣よりも繊細なものを求めました。
消費税が高い。12パーセント?


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トレドから戻って、夕食は、フラメンコ・ショウで有名なレストランにて。
此処のフラメンコは・・・ショウー化していて綺麗。グラナダで観たジプシーとは違って美貌の踊り手ばかり。どちらが心を打つかと言えば、私はジプシーの踊りを挙げる。しかしながら、一息置いての、トリに踊った男性の舞踏は実に素晴らしい。今に世界に出て行くに違いない魅力とテクニックの持ち主。なんといっても色っぽい。
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この夜を最後に明日は、バルセロナへ。スペインともお別れです。
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セビージャからゴルドバ、AVE(新幹線)で、マドリッドへ




セビージャの大聖堂。ゴシック建築ながら何処かイスラム的部分があったり・・・
長期にわたるイスラム教徒を追い出してレコンキスタが成功し、地の利もあって多いに繁栄した11世紀頃の豪華絢爛の建築。塔は「ヒラルダの塔」。聖堂の中にはコロンブスの棺があります。
我ながらアングルが良いので載せます。全て、携帯での撮影ですがなかなか良く撮れました。旅の中での写真撮影は、あまり好きではなく、自分の眼に、心に、焼き付けるタイプでしたが、今回はブログに・・という目的があって頑張りました・・・でも、感動するとついつい忘れて、ポカンと見とれていたようです。

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オリ-ブの古木。100年ぐらいたっている?
ごつごつとした木肌と両手を広げたような樹形が魅力。広大なオリーブ林を一枚も撮っていないのはいずれ何処でも撮れるとタカを括ったのと、あまりの景色に、ポカンとしていたのと・・・残念です。

そのオリーブ林と向日葵畑を眺めること三時間でコルドバ着。

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此処での最大の見ものは、メスキータ。
メスキータとはイスラム教の時代のモスクです。その後、キリスト教が戻ってきた折にあまりの素晴らしさに驚嘆した国王が残すように命じたために、真ん中がモスク、囲むようにゴシックの教会という混交した建物になっています。

メスキータの周りには、ユダヤ人街が今も残っていて、細い入り組んだ路地をたどると、白壁の家々の窓に心を尽くした花々が。中庭パティオの美しさはコンクールも有ってのことと。「花の小道」から、みえるメスキータの塔。そして眼を惹いたエンジ色のアイビーゼラニュウムです。

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この後、コルドバ駅からAVE(新幹線)にて、二時間後にはマドリッドに到着です。
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モンテ・フリオからセビージャへ・・




白い家並の街として、つとに有名なミハス観光は、残念ながら、高速道路上でのガソリン値上げ反対ストが激しく、通行止めとなり、急遽、添乗員さんも知らないモンテ・フリオ(寒い山)という街へ。

それこそオリーブ林(やはり畑と称すべき。人手が確実に入った整然たる木々の並びですが、その広大さは林か森かと・・)のつらなる山や丘や平原を細い田舎道をくねくねとたどった末に突然、この素晴らしい景色!
てっぺんにあるのはこの街の支配者が住んでいたという古城。イスラム寺院もあります。

観光地ではないので、日本人など見たことも無いような村人?達は温和な笑顔でバスや我々を吃驚しながら、しっかりと観察してます。(^_-)-☆
オラ!と挨拶すればオラ!と。アデイオス・タルデス!と言えばグラシアス!と応えて。
思いもかけず、良い観光でした。その後、セビージャに向かい、世界遺産のカテドラルを見物します。

コルドバまでは、又バスでの移動。二時間。この移動には素晴らしいおまけが。真っ盛りのひまわり!
窓の外に、右に左に、向日葵畑が展開するごとに歓声があがります!添乗員さんまで興奮。運転手まで高速道路上にもかかわらず、一時停車。はるか彼方の電柱の上にはなんと、コウノトリが巣の中で羽ばたいています!
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コルドバには、それこそ、イスラム文化とキリスト教文化が不思議な混在を残しているメスキータがあります。ご紹介は次回にして、ここまでの、グラダナ、セビージャ(セビリアの理髪師やカルメンの舞台となった街です。カルメンのタバコ工場もありました。)、コルドバはスペイン南部、アンダルシア地方といわれる地帯。非常に愉快で面白い土地柄と感じました。
しかも、ちょっと飛行機に乗れば、あるいは船で、ひとまたぎ、アフリカ、モロッコです。映画カサブランカの世界ですよ~・・・・時間の余裕があればオプションでカサブランカへ行けるそうです。
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バレンシア地方、ラ・マンチャの風車、そしてグラナダ地方、アルハンブラ宮殿へ



バレンシア地方は荒涼とした乾いた丘陵が続きます。ラ・マンチヤの男、ドンキホーテの挑んだであろう風車。点々と10っ個に満たない数の風車が立ち並ぶのみの殺風景な景色。それでも足元を見るとアザミや野菊、青サルビア、オミナエシ、キンポウゲ、が草叢に埋もれるように愛らしく、真っ赤なポピーが、血の色かと唄われるのも納得するほど赤く群れて咲いています。

風の強い地帯なのでしょう、今も、風力発電の風車がいくつも並んでいたり、太陽熱電力のパネルが並んでいたりと、この国の燃料のエコ化はその気になれば直ぐに達成できそうに想われます。

鉛色の空と白い雲のたゆとう様は、まさしく泰西名画の背景。何処かで雨が降っている?
そういえば、一度も雨に降られずに済みました・・・

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数時間バスに揺られて、最大の観光目的のグラナダ、アルハンブラ宮殿に。
イスラム文化の西の果て、キリスト教国王に追われて、籠城し、ついに改宗を条件に開城、後に、独特のスペイン文化の担い手になったイスラムの人々が、精魂込めて築いた国王と妃たちのための美城、アルハンブラ宮殿。外観は赤いレンガの四角の建造物ながら内部はいわゆるモザイク模様の精緻な装飾に彩られ、感性と技術の高さが偲ばれます。スペイン国王が、征服後も破壊せずにおいたというのも頷けます。
実寸大です。携帯で撮りました。モザイクの材料はタイル、石、木など。箱根細工も螺鈿も、スペイン宣教師によってもたらされたと言う事です。何処か、懐かしいおもむきではありませんか?



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夕食後、11頃から、アルハンブラの丘の対面に有るサクロモンテの丘のタブラオ・・・ジプシーのフラメンコ専門の酒場・・へ、フラメンコを観に。昔々、ジプシーが名実ともに流浪の民の頃、許されて、丘の斜面に横穴を彫り、漆喰で固めて住居としたそうです。その名残ながら、内も外も美しく装飾して迎えいれてくれます。老いも若きも、男女6,7人、ギター演奏、歌手、グループが交替に踊ります。

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その素晴らしい事!何を想って、それほどまでに熱く踊るのか?
並外れたリズム感と集中力と表現力。悲哀か?歓喜か?言葉を失なうほどの感動。
日本人観光客相手とは思えないほどの命のほとばしり。
彼らの真剣な心意気に感激したのでしょうか。オプションでしたが観て良かった!
帰路、丘を下りながら観る対面の丘には、ライトアップされた宮殿のシルエット。TV画面や絵画にあるとおりです。
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バルセロナ・・・ジャカランタの花とガウデイの街

  
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青い桜・・・ジャカランタ。初めて観たので、その端正な姿に魅了されました。薄いブルーの花が高く咲きます。町全体の街路樹がこの木。低い場所にはエニシダの黄色い花が。ジャカランタは知る人ぞ知る花木で、南アフリカの並木が有名とか。

ガウデイのサグラダ・ファミリアとグエル公園は、国中の、世界の観光客でひしめいていて、例によってスリ、引ったくりのと脅かされて居る身はバッグを抱え込んでの、大急ぎの見物。詳しくはTV番組「世界遺産」でも見た方が良さそう。

それにしても、奇妙な外観に惹かれますが、内部も素晴らしく、ステンドグラスの窓も美しく、完成の暁にはさぞかしと思いを馳せます。
ガウデイの天賦の才を真近に観れたのはグエル公園。あまり深遠とは言いがたく、解りやすく面白い。物理的、力学的工夫の傑作との事、そのあたりの知識の有る人には一層面白いかも知れない。一歩間違えればおもちゃのような他愛なさ。でも、やっぱりセンスの良さとバランスの妙には、真似できない芸術性があるのでしょう。

バルセロナはカタルーニャ地方の中心、独特の原語訛りをもち、自由闊達な気風は、カタルーニャ気質といわれ、スペインの中でもちょっと違うそうです。それは、歴史的に、スペインは様々な人種を祖先に持ち、いくつもの国家の連合体であるという歴史にも繋がるとの事です。

此処で、スペインの歴史を・・・添乗員(頭が良い女性、付かず離れずのほどのよさが気持ちの良い40歳台前半?)さんに教えてもらったので此処にご紹介・・・ご存知とは思いますが。

紀元前19年、ローマ人に支配された後,ゴート、ゲルマン族侵入、ゴート王国となる。紀元500年代に再び東ローマの支配下に。700年代にはイスラム教徒が侵入・・・長い時代を経て、11世紀、エル・シドらの英雄によるレコン・キスタ(キリスト教徒の国土奪回)が始まり、グラナダ王国アルハンブラ宮殿までイスラムを追い詰め、女王イサベルによるカソリックの支配が完成し、同時にコロンブスの新大陸発見がなされたのが15世紀。此処から、世界の海を支配したスペインの黄金時代がはじまるとのこと。この王朝は一時的にフランコ将軍の独裁を経て、死後、王政復古、ファン・カルロス一世の立憲君主国となっているのが今に続いているらしい。麗しのソフィア王妃はいまもご健在。オリンピックを1992年にバルセロナで成功し、2002年には欧州連合に参加、よって、通貨はユーロです。

歴史を知って、初めてこの国の文化芸術への理解が、ほんの少しながら出来ました・・・




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ラ・トラヴィアータを機内で・・



無事、ただいま、帰宅しました。
旅のハイライトはそれぞれ有るのですが、私なりに、観光名所ではなく、スペインで感じた事・・・心象のハイライト・・を書いてみます。

ハイライトその一・・・機内のTVで見たコンパニオンズ・オペラと称する新しい演出による現代風の『椿姫』です。とにかく感動!筋を承知だからこそです。勿論、日本語訳も無いのですが、知っている話ですし、表現力の強さもあって、充分理解できました。

出演者、特にヒロインが声にも容姿にも表現力にも恵まれていて・・・若き日のマリアカラスに似ていますがもっと、清楚・・・歌声は圧倒的で、ふくよかなソプラノ。

演出は、スケートリンクのような広い平面に薄暗い照明とハイライトだけ。道具は殆ど、椅子のみ。大きな布で色々なものをあらわすと見え、合唱団がそれを受け持って美しい効果を挙げていました。
舞台一面にビゼーの書いた、譜面が投影され、おしゃれ。現代的演出家の嵌りやすいチャチな自己満足の舞台演出ではなくて、これからのオペラにはこう有って欲しいとさえ思いました。

衣装が素晴らしい!ヒロインはまず、乾杯の白いドレス、愛の赤いドレス、偽の縁切りの場面で黒、病床で、再び白。・・・デザインは多分?和田エミさん?またはその影響を受けているのか日本の歌舞伎や能衣装の影響がうかがわれます。全体を膨らませ、裾を長く後ろに引いた衣装は、出演者を大きく見せ、ドレスの美しさを引き立て、合唱団舞踏団全てに統一感があって最高。ベッドでは、完全に振袖・・・花嫁の白装束・・・ガウンでしたよ。

お化粧は・・・座席の画面ですから、はっきりしませんが・・能面の影響でしょう、額に何かつけたり、眉毛を様々に変化させて、悲しみや病いなど、場面ごとに表していました。

ビデオだったので、途中、酔って(ワイン+ローリング)休憩し、また、見直したいと想うほど印象的なオペラ、後にも先にも、初めて、涙ぐみながら観たオペラ!

かくして、12時間を寝たり観たり食ったりの、あの過酷なBA機内生活に耐え、スペインの旅が始まりました。なんせ、庶民レベルのツアー。阪急交通社トラピックス『決定版スペイン8日間』です。