2009/11/30

年賀状をつくる

暑中見舞いの葉書は、ほとんど、廃れたのではないだろうか?
書くことは勿論のこと、頂くことも無くなった。

年賀状の風習はまだまだ続くようだ。
年に一回、年の初めぐらいは、互いに挨拶を交わしたいという想い。


その昔は、クリスマスも過ぎる頃、やっと慌てて書いていた。。
一枚一枚、手書きで書き込む作業は・・かなりの負担。
版画にしたり、スタンプをいくつも押したり、せめて自分の住所は朱印にしたり・・
どうあれ、大変な作業だった。
作業を厭うなら、印刷になる。
印刷の賀状は味気ないだろうと自筆の添え書きをする・・それも結構な負担。
だからこそ、心がこもるというもの・・・と想いこんでいた。

今年の年賀はがきから、パソコンでのプリントが出来るようになった。
とはいえ、まだまだ、アドヴァイスをいただきながらのことだが。

先日、早々と、来年用の賀状の制作に取り組んだ。
図柄を決めて、文字のフォントを定め、オリジナルとはいえないが、それなりに工夫する。

図柄の選択と配置。
あえて、変わったものを造ろうと言うつもりは無いのだが個性的らしい。

すべからく、どんなことにも、人はその個性を発揮する。
あえて、育てるとか意識しなくても個性は隠しようもなく表れる。(^◇^)

どんなに些細であろうと、造り出された作品は自己表現。
一人一人の意識や願望が違うなら、表現された作品もそれぞれ異なるのだろう。

葉書一枚の空間を埋めるための、様々な選択に、
新年を寿ぐ心を載せて行く。


松竹梅・・おめでたいデザインを選んでみた。

@2008ill_nng_17kn-2.jpg

歌舞伎や能衣装の柄をおもわせて、気に入ったのだが・・
さて、この文様を葉書の何処に置くか・・・?
元旦に届くのをご覧いただけるのを楽しみに。


人は無意識に、選んだ図柄のような存在で有りたいと願って居るのかもしれない。
そうおもうと・・・届いた年賀状を拝見するのも違う意味で楽しく成る。




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2009/11/29

【さまよう刃】を読む

【さまよう刃】

東野圭吾の、すこし前の作品だが、映画化されるらしい。
寺尾 聡が、たぶん、主人公、父親の役だろう。
佐野内 豊と伊東四朗が・・・刑事役。

たった、一か月前に千葉、島根と、相次いだ、若い女の子への、凌辱殺害事件。
事件に先んじた全く同じようなフィクション、文庫本で読んだ。
描かれた結末は・・・無難で哀しい。
作者も悩んだであろうと・・読者も納得するしかない。

著者は、被害者の父親の報復をとおして、少年法への批判を展開している。
加害者の人権を認め、更生を期する少年法への疑義。
「さまよう」のは、父親の報復への意志と、刑事をはじめとする周辺の心情。

現実に、今有る少年法・・18っ才未満の加害者の処遇は・・・?
どんな重罪であろうと、数年に満たない拘束施設と更生プログラムが用意されているだけ。
出所すれば、何処に住み何をしているか・・・・全く隠れてしまう。保護される?
一方、被害者の人権はすでに無い。名前も顔も報道される。
被害者のみならず、周辺の人々の人権も精神も侵されたまま、放置されている。


おもえば、・・後を絶たない類似する事件。
神戸の事件にはじまり・・・・・
事件が起きるたびに、湧き上がる疑念と議論は、いまもって、結論を得ぬままだ。


じゃあ、貴方はどう思う?と問われれば・・・
声を大きくしては言えない・・・・・・・私の意見。

すくなくとも、マスコミに対して、
被害状況を、微に入り細に入り報道することを慎んで・・
と声を大にして言えるだけだ。





2009/11/28

小さな広場で・・・

町内のはずれに、【子供広場】が有る。
そこで、消防訓練があった。

2009112912240000消火


消防署署員6名による指導訓練。
メニューは、
消火器での消火体験。
猛煙の中の退避。
天ぷら油の超加熱による発火体験。

さて、天ぷら油は・・・いくら加熱しても発火しない・・・
あきらめたころ発火して水をかけると、予定通り、大きく炎が飛び散った。ホッ!(;一_一)
発煙機は、バッテリー故障で不能。とうとう中止。

準備不足に不服を想うのは私だけ?。
皆様、穏やかに感謝して拍手で消防車を見送る。

天高く晴れわたる晩秋の、午前中、
お土産のおにぎりとお茶で・・ピクニック気分の子供たち。

見渡せば・・遊具一つ無い【子供広場】の秋も終ろうとしている。
山芋の葉
2009112812030000やまいも@@@


藪南天
2009112812060000南天@@@
広場の片隅で・・赤い実は小鳥の餌?



側溝の中で咲く・・・インパチェンス
2009112812080000インパチェンス@@@
こぼれ種からでも、こんなに、大きく育つ。なんと健気なこと。



消防訓練としてはお粗末。
でも、町内に住む、文字通りの老若男女・・
相集って、互いに顔を合わせれば、優しい気持ちになる。




2009/11/27

言葉の治癒力

私のシミ。治ってきた。
治したのは化粧品でもなければ、皮膚科医でもない。
私の心が治したのだと思う。
心を支えたのは、一人のエステシャンの温かい言葉。
「・・お気になるでしょうね。気持ち、解ります。」
「三か月、お任せください。全力を尽くします。効果が無ければ、引き下がります。」

彼女に、すべて、ゆだねてから・・
ふっと、気持ちが楽になったのだ。
すると、日に日に、薄くなっていく。
薄くなれば、周囲も「薄くなったね」と言う。
その言葉に、また希望が生まれる。

シミ、治ろうが治らなかろうが・・もう、良いのだ。
シミも我が身と悟って、有るがままの自分で居よう。(*^_^*)


そんな開き直りを促したのは・・・
ある美容師の確信に満ちた呟き。
「白髪だろうが、シミがあろうが・・自分をありのままに受け入れる女性が美しいです。」
カットをしながら、「髪を素敵にしたら目立たないでしょ。」と、鏡の中で、笑いかける。

友人でもない、家族でもない、プロに徹した二人の赤の他人が、
ただのお客にすぎない私の心に寄り添ってくれた。

二人の、何気ない・・・たぶん、自分達は覚えても居ない・・言葉が、救ってくれた。



病に悩む人を、慰め、励まし、アドバイスして・・・つまりは、無責任な言葉の羅列。
医者も親も・・・有る意味、マイナスの言葉を連ねて・・・
もしかして、病む人の心を追いこんでいる?。


たかだか、シミがごとき病?におかされて、学んだこと。
病む人の辛さに寄り添いながら、伝えるべき言葉は
「病んでいる貴方、そのままで良い。」ということ。

『人は、美しく、健康でなければ価値が無い』
そんな間違った価値観から解放される温かい言葉!
出逢えたことに感謝!。







2009/11/26

公園の歌姫・・・・あさみちゆき

今朝のNHK、【ほっと・モーニング】で、紹介の歌手、あさみ・ちゆき。
井の頭公園で、毎月、一回、ライブをしているそうな・・・
確かな歌唱力にひきつけられる。
確かな・・・・音程とリズムの正確さ、明晰な声。
画面からも歌詞が立ちあがって来るのが凄い。
まして、ライブなら・・・波動が生じてくるはず・・・

歌は歌詞を持つ。
歌詞はメロデイーとリズムを連れた言葉。
何と言っても、『始めに、言葉ありき!』なのだ。

言葉の伝達のツールとして・・・人類は歌いはじめたのだろうか。
そして、いつの間にか、伝達を超えて、癒しになり祈りになった・・・・?

ライブ会場は、これ以上無い素直さで、癒しと祈りに満たされるているはずだ。
あさみ・ちゆき091107公園の歌姫3
091107公園の歌姫3 posted by (C)盛年ライダーHK

番組の狙いは・・歌姫の周囲の人々の活動。
公園に集う彼らが、歌にはげまされ、病を癒され、・・・
いつの間にか連帯し、絆を深めて行く様をカメラが追う。

どうしても、この人の歌を、この公園で、観て、聴きたい。

ライブだけが持っている力、
歌の持っている力、
言葉が持っている力、
もしかしたら・・・公園の持っている力。

そんなものを、実感し、確認してみたい。





2009/11/25

事業仕分けって・・

断片的にしか写らないTV報道での、事業仕分け。

様々な事業・・・何を持って無駄と言うか?
本当の所は解らないが、確かに、こんなことに税金使うことはないと思いたくなる。
税金の行方が、ほんの少し、明白になる。政権交代の成果だろう。

かといって、ロケット事業や、スーパーコンピューター開発のための予算も無駄か?
識者の反論を聴けばとたんに不安になる。

役人に切り込む美人議員の鋭い声ばかりが繰り返し大写しされる。
一瞬の場面を大袈裟に伝えるのが報道のやり方。
承知してはいても、如何にも、エキセントリックな印象にされている。
女性が厳しく言い募ると、必ず、揶揄する世間。
そういう世間にクールに対処している蓮舫議員は賢い。
一方、官僚側の説得力、説明力の不足に唖然とする。

さて、それにしても、
いくら【出るを制して】切りつめても、お金、足りそうもないなあ


子供手当は・・・所得制限にして、
高速道路料金は、0にするこたぁ無い。半額ぐらいではどう?
農村戸別手当?は・・・選挙対策としか思えないが後継者育成になるなら・・。
高校の授業料は、一人親家庭のみ無料にすれば・・。

マニフェストを完璧に遂行することなど、国民は、はなから期待していない。
せめて○○だけは・・・というレベルで充分なのだが。                   

そうそう、すっかり忘れていた!
八つ場ダム。その他のダム建設の中止、再考はどうなったのだろう。
国策の前の、住民の犠牲には完璧なフォローを期待したいし・・・
公共事業の撤退は不況を招くし・・・・・・行くも戻るも大変!

秘書の政治資金、虚偽記載の立件を前に、
鳩山さんのガラスのような眼、動かない表情。
大丈夫ですか?投げ出さないでね。





2009/11/24

噂のユニクロとABCマート

『ぜったい、ユニクロの袋を下げてはだめだからネ・・』と、娘に言われて二年。
でもさ、経済評論家が、ユニクロは、今や、ブランドだというじゃない。。。

大船駅ビルのユニクロに行ってみた。
商品棚の前は大混雑。
レジは長蛇の列。

思いきって、群れに飛び込み、品定め開始。
カシミアの黒いセーター・・・5990円!
ヒート・テックのインナー・・・・1990円!
フリースのパジャマ・上下・・・・1990円!

なるほど、お安くて上質。
セーターも、ラウンド・ネックの空き具合とフィット・ラインがオシャレだ。
パジャマは少々安っぽいけど安いのだから仕方ない。


となりはABCマート
流行りのUGGのブーツにそっくりなブーツ、10000円!
中がボアで、外側はバックスキン。
シークレット・ヒールみたく中がわで上げ底になっているから美脚効果抜群。

これだものね、デパートは、がらがらにもなる。
商店街がさびれる。
専門店が無くなる。
中途半端な値段、品ぞろえでは、かなうまい。


デフレの輪廻が・・・・いよいよ徹底してきた。
良いのか悪いのか・・不景気の片棒を担いでいる気分










2009/11/23

晩秋の【みなとみらい】

リサイタルに誘われた。
桜木町駅の前に在る神奈川共済プラザ・・・【みらいホール】で。
小さなホールだが小奇麗で音響も良い。

二時間の余裕を持って桜木町に到着。
思いついて、みなとみらい、ランドタワー69階、展望台に上る。
エレベーターで46秒、一気に展望台に。
時速44kmとか・・・耳に違和感を感じるのも、あっという間のこと。

馬鹿となんとかは高いところが好きだというが、高いところが大好き。
いわゆる展望台とか高層ビルとか・・たいがいのタワーには上っているが、ここは始めて。

69階展望台からの絶景。2009112317070000絶景@@@
良くみる景色なので、西側の窓に移ったが、西日を、正面に受けて、まぶしい。
日没の雄大な太陽を待つアベックが、良い席を占有していて・・・(--〆)


展望台から大急ぎで降りて・・・歩く歩道からながめる【さくら通り】
中央の紅いのは桜の紅葉。さくら紅葉も捨てたものではない。
2009112317040000さくら通り@@@

両方に写っている船の帆の形は、インターコンチネンタル・ホテル。
息子が、挙式したホテルだ。もう、13年前の出来ごと。

シャンソン歌手 Yuko さんのリサイタルが始まる。
しっかりした歌唱で、感じが良い。
声質から選んだとおもえる情熱的な歌より、穏やかな歌に、彼女の本質が見えた。
動きの少ないステージを不思議におもったのも、ポリオの後遺症を持つと聞けば納得。
独特の語尾の声に優しいひびきがあって心を打つ。

誘ってくれた友人が、隣で涙ぐんでいる・・・
子供を持たない女性の敏感な感性だろうか?
それとも・・
この歌に、歌詞に、鋭く感応する経験が、この若い方の心に住んでいるのだろうか?

【みらいホール】をでれば、とっぷりと暮れて、華やかな夜景が広がる。
2009112608060000@@@yakei.jpg


ともあれ、優しい人に誘われて、晩秋の【みなとみらい】を満喫した。





2009/11/22

いつも一生懸命に・・

この町に住んで、35年・・・
やっと、はじめて、町内会と言うものと、正面から付き合ったこの四年。

この地区の「文化祭」が行政センターで開催された。
日本舞踊、合唱、ハーモニカ演奏、フラダンス・・・各町内から、演目二つづつ。
新しく選ばれたばかりの市長も、登壇して挨拶する市の主催行事。

初めて、見物に行く。我が町内からは合唱。
ふと、、思いついて、薔薇の花を出演者の数だけ買いそろえた。

一本一本、セロハンに包んだ・・黄色、赤、オレンジ、ピンク、白・・・20っ本の薔薇。
花束にするより、豪華でモダン。紙袋に入れると様々に色が溢れる。
ちょっと、照れくさい。
もじもじと・・拍手と一緒に、駆け寄り、贈呈。

「お花をいただいたなんて、初めて!」
「この会で、花束贈呈なんて、初めて!」
「町内会として、鼻が高いよ!」などなど・・
たった、一本の薔薇を喜んでくださる。

なんとなく、普段の義理のお返しにと、軽い気持ち。
ご近所の奥様や御主人への、親しみを表したかっただけ。

こんなに、喜んでいただけて、こちらこそ・・・感謝!。

気持ちは形に表すこと。
お礼は、相手を喜ばせること。


面倒だの、煩瑣だのと、否定的な意識で町内会にかかわってきた四年。
でも、誠実に仕事をこなしてきたことは事実。

一生懸命にやれば楽しく成る

今日も、たくさん学んだ。

何事にも、つい、一生懸命になりすぎ、空回りする・・それが、情けない。
人との繋がり、複雑にする事を避け、広げることを避けようとしたこともある。
でも、支え合ってこそ人、繋がってこそ人、迷惑もお世話も五分五分なのだ。







2009/11/19

海外 ミステリー・ドラマ

早寝早起きは三文の得
というものの、それは働き者の場合であって・・
怠け者は、単に早く寝るから早く起きるだけのこと。
コーヒーを何杯もお代わりしながら・・無為な時間をだらだらと、朝7時近くまで過ごす。


だらだらと・・・要するに、TVを見て過ごす。
いつの間にか寝入ってしまうこともあるが・・
このうつらうつらの時間にハマっている。
勿論、愛猫のん太も、傍らで、二度寝入りの寝息をたてる。。

鎌倉は、海と山に囲まれて・・・アンテナが用を無さない・・・よって、ケーブルテレビ。
神奈川テレビにj加入しているから、アメリカ、フランス、英国、北欧、カナダ 各国のテレビ・ドラマ・・・ほとんど刑事もの、ミステリーの類い・・を楽しめる。

選ぶのは、アメリカのドラマが圧倒的に多い。
ドクター・ハウス、CSI(特殊科学捜査班)、BONES、・・・・・他。

英国のものは、名探偵ポアロや、ミス・マープル、シャーロック・ホームズのような定番。
これらは英国TVの独壇場。現代ものでは、フロスト警視。
再三の再放送だが、いつも楽しめる。

フランス作品は、マダム・レスコー(女警部ジュリー・レスコー)がダントツ。
12年間、連続放映され、国民的人気が有るらしい。
最近、アランドロンが刑事になっているのもあるが・・見ていない。

何処の国の作品も、時代背景、風俗、などの描写において、本場物の面白さがある。
その国の人々の、気質や感性なども垣間見えてすこぶる興味深い。
同時に、各国が抱えている政治的な差別や偏見が正直に提起され考えさせられる。

ヨーロッパ作品に表れるのは、観光旅行で訪れることは絶対にない、うらぶれた街角。
貧しく、荒々しく、どうしようもない荒廃がよどんでいるスラム街。
中近東からの民族流入、東西ドイツの経済格差、いまだに残るナチスの影・・・・

一方、高度な科学捜査技術や、プロファイル的捜査技術に驚かされるのは現代の作品。
特に、アメリカ作品に顕著。少々グロテスクな場面もある。

こんなミステリー番組からも、第二次大戦前後の歴史から、今現在の世界情勢が伺える。
そして、貧富も人種も超えて、嫉妬と確執が、相変わらずのテーマ。


10時に寝て3時に起きる・・・猫と、TVを楽しむ。
当分、この習慣は治りそうにもない。


家人が就寝中の独り・・・
自由と、気ままに満ちた空間を独占する。

最高に楽しい時間を無くすわけにはいかない。



2009/11/18

白州正子の世界


白州正子語録

人柄の良い骨董屋には、自然に、良い骨董品が集まる。

物を購入するとき、値段で決めては駄目。

自分が良いと想えば、それが良い品。

初な(うぶな)お味こそ美味しい料理。

比叡山は琵琶湖を向いている。愛宕山こそ、京都の守り山。




このところ、BS20を記念した、内容の充実した番組を観るのが楽しい。
観たことがあるようにも思うので、再放送かもしれない・・・

二三日前は・・・向田邦子の世界特集
彼女の、三十代前半の、秘められた恋を、遺品のラブレターから掘り起こしていた。

翌日は・・・伝説の歌姫、ちあきなおみの世界。

そして、一昨日の白州正子特集
白州正子の随筆集を中心に、様々な対話が繰り広げられた。三時間。
生前親しかった美術評論家二名、短歌の若い歌人、NHKの広瀬修子アナ、
計、四名の座談とビデオとアルバムと・・・随筆の朗読と・・・
彼女の愛した京都、花背にある料亭や、嵯峨野、愛宕山の古刹で録画されたもの。夫婦ふたり並んで、ひきつけられるまま、午前中、たっぷり過ごしてしまった。

富裕階級出身の、才能あふれる、美人・・
すぐれた感性で、すぐれた品々を収集し、頑固な美意識を披歴して臆することもない。
セレブ中のセレブが、意の赴くままに生きた足跡。
それが、そのまま、美術品になっているとでもいうのだろう。。。



さて、この女性、周辺の人々にとって、有る意味、迷惑な人でもあっただろうな・・
金持ちの我儘者!と、庶民の一人として想うのは、下賤の輩の、やっかみの類か。(ーー゛)


どっちにしても、芸術や文化は、裕福な特権階級のサポートがあってこそ、花開く。
資産が散逸して平均化され、だれでもが高学歴になり・・
民主化が進めば、反比例して、芸術文化の質が落ちると思うのが私の偏見。



2009/11/17

娘よ!・・・・2

いわゆるキャリアが有るわけではない。
医者でもないし、弁護士でもない。特殊な才能が有るわけでもない・・・・

当時、バブル期の最後、引く手あまたの中、総合職として銀行に滑り込んだ娘。
じっと、横浜支店をはじめとして、本社勤務・・・すでに10数年を過ぎた。
この秋からN市支店に営業の責任を担って赴任中。


子供のころから、やけに落ち着いた手のかからない子供。
二歳上の兄に家中が奮闘している間、ついでに育ったような娘。
「うちの子かしら?」と、おもうほど、我が血統には無い種類だった。

ボーフレンドも多く、結婚は早いとみて、早々に支度(私の)を整えたのが災いしたか?
20代半ばから、ばったりと、男性の影を見ることが無い!

母親に似ず、無口で、ほとんど、自分のことをしゃべらない。
生活の様子、会社の様子、皆目語らないから・・・
知る由もなく、心配すらも出来ない。

ただ・・時々漏らす、一言に、圧倒される。

先日、誰にでも意味なく謝る私自身を、情けないと嘆いたところ・・
「良いのよ。あのね、すみませんをどれだけ言ったか、その経験がキャリアを積むこと・・」と、のたもう。
言い続けた「すみません。」の数こそがキャリア。だと言うのだ。

相手の理不尽に、ひたすら「すみません。」と、言い続けながら仕事をこなす娘の日々。
職業人としての強さ、したたかさ、哀しみ・・そんなものを一挙に観た想いがした。
ストレスなんて、軽く言えば、かえって、申し訳ないのだと・・・母は無口になる。

アラフォーの女性社員の処置に、会社も困っているのでは?と、案じる父親を無視する。
いや、睨む。「まだ、そんなこと言ううんだ!」と言い捨てる。
それでも、「絶対、感情的になったり、泣いたりはしない。【女】は・・と言われないように。」とも言う。
まだまだ、厳然たる男社会なのも事実なのだ。


愚痴も言わずに、酒も飲まずに・・・・カラオケはスーダラ節オンリーでやり過ごし・・
週末は家を整え、ゴミを出し・・快適な環境で、気兼ねなく、暮らす。
今風、女性の、生き方の一つか。


さりながら、
この娘の育てる子供・・孫を見てみたい。















2009/11/16

お借りしました・・・猫ちゃん、次郎君。



ブログの先輩、小紋さんの愛猫、次郎君、
あんまり可愛いので、ちょっと、お借りしました。

直ぐお返ししないと・・・

可愛いでしょう?
マウスの動きを追うし、じゃれるし・・・
なでたりさすったり・・・癒されますよ~!
お返事も上手だし、
尻尾も耳も動くし・・・

我がのん太は娘のベッドで、寝入っている様子。
その間に、よそ様の猫を可愛がっています。
そういえば、今日はボス猫、茶とらが、玄関に侵入していました。
じっと、こちらを見つめて動こうともしません。参った!
そのうち、居つくかも?

恋愛上手は(=^・^=)タイプですね、きっと。

2009/11/15

娘よ!

シャンソンに「娘よ・・」というタイトルの歌が有る。

恋人を得て、「ママ、幸せなの・・」と、告白し、喜びに輝く娘を微笑ましく見つめる。
そして、失恋して、絶望の中に居る娘に、「新しい日が来る」と、受け入れて、慰める。
娘を持つ母の、普遍的ドキュメントを、一番、二番、三番とプロセスを追いながら歌う。


娘ももまた、母親にとっては、なかなか厄介な存在なのだ!
自分に似ていても似ていなくても・・・解りやすいようで解りにくい。
育てやすいと想われがちだが、18,9歳から・・なかなか・・・複雑。
女の子が、社会から受ける被害は大きくなりがち。
そう思うから、母親はうるさく成るし、理不尽にもなる。
行きすぎて、強圧的にもなる。
母娘関係がぎくしゃくする場面が多々ある。


昨日のTVで、気になった言葉。
『脳科学が最近、解明したこと。女性の脳は、男子よりも大きい!』
『働きが全く違う』・・・ですって。
そう聴くと・・・私の【少ない経験からの独断と偏見】はぴたりと証明される!!


子育て・・・この素晴らしい、危険に満ちた仕事。

あ~~あ、子供をどんどん産んで、7人ぐらいいたら・・
歌なんかにうつつを抜かしている場合じゃない。
今頃、孫やら、嫁やら、婿やらにかこまれて、生きがいに満ち、充足しきって・・・
退屈なんて知らない間に天国に行けたかも。
それとも・・孤立して・・・子育てに献身しつくした我が身の不遇を嘆いているかな?

どっちにしても・・・猫は飼っている。
袋猫・・・のん太
2009111415140000袋猫@@@

11111・・・ご訪問いただいた方、こういうのを切り番って言うのかな。
ありがとうございます。これからも、皆様よろしくお願いします。



2009/11/14

プレ・コンサート・・前座?

堀陽子さんのディナーコンサートが終った。
横浜港を望むレストラン、ダンゼロで。

いわゆる前座として、弟子のうち希望者14人が、歌わせていただく。
私は・・・【ダニー・ボーイ】。
聴いてくださった方が・・おひとりだが・・涙が出たと言ってくださった。
もう、それで、十分。

芸は、感性の世界。
テクニックを超えて、誰かの心に響けば・・・十分だと思っている。
私自身、マイクを手にするなり、、なぜか、急にリラックスした。
のびやかに、静かな気分で歌えた。


リハーサル風景・・・
2009111415170000ステージ@@@



直前のリハーサルの後、堀先生の、不満足な表情が、気になった。
なんとなく落ち込んでいたが・・・そのせいかもしれない。
コンサートを前にした高揚しきった気分が沈潜したのだろうか?
良くあることなのだ。リハーサルで上手くいくと・・・本番で失敗する。
逆に、リハーサルでめちゃくちゃでも、本番は、思いもよらず、うまく行ったり・・・。

舞台には魔物が住んでいる。
舞台で、神様が降りてくる。



舞台直前になってから、出演者にアドヴァイスすることは、極力避けている先生。
あえて、「もっと、たっぷりと歌って、そんなにとんがらないで」との理解し難い一言。
「え?・・」と自信を無くしそうになった私に、慌てて「大丈夫、大丈夫。いつも通りで良いから」
と慰めてくださる。
そうはいかない。なんとしても、先生のアドヴァイスを理解しようと努める。


そうか・・・力を抜きなさいということ?!。
力を抜く

私にとっては一番の苦手。
いつでも、どこでも、なににつけても・・・力を抜く術が下手。

気負わずに、自然な気持ちで歌えば良いんだ。

神様が降りてきてくださるように・・・
気負わずに歌う。
そのために出来ることは、唯一、練習に次ぐ練習しかない。

・・・と、再確認。たくさんの練習有ってこそ、気負わずに歌えるのだから。

魔物の住む場を、いくつ踏めるか・・・?
こうして、人前で歌わせていただけたこと、有りがたい事だ。

今宵のバック・ステージ・・・・花飾りは歌仲間がアレンジしたもの。
2009111415150000ステージ@@@

お客様、花束、この夜の全てに感謝。

2009/11/12

変な事件が続く・・・2

市橋容疑者が逮捕された。
やはり、ほっとした。正直、「良かった!」と、いうのが当初の感想。


それにしても・・・両親が気の毒な事だ。
一昨日、堂々と、顔を出して、夫婦そろって、コメントしていた。
涙も見せず、やたら、卑屈にもならず、謝りもせず、淡々として語る。
なるほど、理性的だとも言えて、感心しないでもない。
顔を晒しているということは、責任を感じているのだ。
それも、医者と言うインテリ夫婦の決断かと、納得した。


一夜明けて、昨日のニュースでは、モザイクをかけ声も変えている。
一体どういうことなんだろう。
本人からの抗議?
報道関係者の配慮?
たんなる、デイレクターのミス?

親に、法的責任は無い。
顔を出せとは言わない。誰も求めてない。

だが・・・
彼ら夫婦の、顔を晒した勇気と理性に敬意を払いたいと想っていたので残念。
中途半端に、モザイクをかけ、声を変えるなら・・
インタビューに答える義務はない。徹底して、表に出ない方が良い。
報道関係者も、親へのインタビューを止めるべき。

犯罪者の親の責任・・・
いったい、どこまで有るのだろう?
いずれ、事細かに、家庭環境や成育歴が世間に公表されるのだろう。
教育?
しつけ?
愛情の多寡?

私は・・「キツネツキ」とか「悪霊」とかが想念に浮かぶ。
なんとも、どうしようもない、運命に流されていく・・・・?
被害者になるも加害者になるも、また、その親になるも・・如何ともし難い。


【因果応報】という言葉を畏れるなら、
モラルに反しないように、
強欲に走らないように、
利己的生き方を慎むように・・・
人として正しく生きること が子孫のためになると信じたい。

それしか出来無いかもしれない。
子供の幸運を念じるのみ。

今ある、自分の平安が・・
もしかしたら、親たちの積善にあるのだと、老いて、いよいよ信じている。



2009/11/11

変な事件が続く・・

女子大生が、二人・・

そして、詐欺女?とマスコミが騒ぎたてる30代女性二人・・
若い男ならともかく、70代から40代の壮年まで、大の男が騙されて・・死亡して?

どういうことだろう。
なんで、ああ簡単に騙されてお金を渡すんだろう。

・・・みんな寂しいんだ・・・

でも・・冷静に世の中を見れば、夫婦ものを除けば、カップルなんてそんなに居ない。
みんな一人で生きている・・
マスコミが、恋愛だの結婚だのを、人生の重要な必須事項のように取り上げる。
婚活なんていう、結婚相談所の手先の様な言葉まで作ってあおる。


そのくせ、だれも、結婚相手を探して上げようとはしない。
「良い人、居ないの?」
「結婚しないの?」と、半ば、揶揄する。


一人でいるのが寂しい。
・・恋人が欲しい・・結婚したい・・話し相手が欲しい・・スキンシップが欲しい・・
そんな、人としての正しい、本能的な感覚と欲求に、悪人が付け入る。
許せない!
そして,これもやはり,彼らの周辺の人たちは何を見ていたのだろう。
変だと想ったら、注意するなり、叱るなり、女を問い詰めるなり・・・
無関心すぎる!


松本清張の名作をあげるまでもなく、
昔の事件には、因果応報であったり、貧困や困窮、絶望、怨恨などが存在していた。、
それなりに納得がいった。
ところが、今、何の理由もなかったり、在ったとしても、きわめて希薄。
必要に迫られた金銭欲?それにしては、罪の大きさとのバランスが悪すぎる。
理解の外だ。

また、クリスマスが来る。
クリスマスは、カップルで過ごし、みんなプレゼント交換をして、
レストランで食事をするなんて、
まったくの虚構なのだと・・・青年子女に教えなくては!!

是非とも、マスコミには、「おひとり様」男女の幸福を取り上げて欲しい。

そして、親は、子供たちの、【一人で生きる勇気】を育てよう・・・
そういう時代なんだから・・・



2009/11/10

横浜・・・山下公園

久しぶりにN市から帰宅した娘と横浜バーニーズへ・・
13日の会場となるレストランへの、ナビを頼んだついでに行くことになった。
仲間二人とドレスを我が愛車に乗せて行くとなると・・・
しっかりシミュレーションをするしかない。意外と、私は臆病なのだ・・(;一_一)


「N市は食事は安い。洋服は、気に入る店が見つからない。
[お金の使いようが無い」とのこと。
「それじゃあ、貯金しなさいよ・・・マンション買えば。」などと、口出しをしてしまう。
「だからあ・・今日は思いっきり買う!凄く変なのを買うんだ!」と宣言する娘。
もう、言うべき言葉も無い!。

宣言したほどのこともなく、ベイシックなインナー類を二・三点。
娘が、あれこれ選ぶのを観るだけ・・・・・のつもり。
だったが・・偶然手にしたジバンシーの黒ロング・カーデガンに魅せられてしまう。

5階は、スポーツウエアのフロアー。
そこで、N市のお得様接待のため、ゴルフ用の衣料品を選ぶと言いだす。
N市近辺には、良いゴルフ場がたくさんあって、ゴルフが盛んだそうな。
彼女は・・昔、ちょっと手を出していたが、ほとんどビギナー。

いわく「ウエアーは派手で無く、でも、相手に失礼でない上等で素敵な物に」。
ピンクや赤は避けて、うすい紫色とグレーで統一・・・。

かの地での彼女の奮闘ぶりが、ふと垣間見えて切ない。


7階のテイールームで、お茶をする。
窓越しに、隣は、2009110909280000氷川丸chiisai
新装なった【マリン・タワー】。


銀色に塗られて、すっかりおしゃれになった。
そのせいか・・向こうの山下公園の紅葉も、氷川丸も、落ち着いた風景になった。
横浜港の秋景色。

関内駅の傍まで戻り、
疲れた様子も見せずに颯爽と品川駅へ向かう娘と別れる。
今日のお買い物は・・全部正解!?
大荷物を横に、鎌倉街道をひたすら、
沈みかける大きな西陽に向かってドライブする。

2009/11/09

ベアーが流行ってるって!?

歌の先生はベアーがお好きだ。昔から・・・・
テデイー・ベアーの小さなのを、白い車の室内ミラーに取り付けている。
ベアーカットしたプードルを見かければ「かわいい!」と眼をやる。

アクセサリーを創作し出してから、直ぐ、ベアーのモチーフに取り組まれた。

まず、最初のベアーを、ご自身が、さらりと何気なく!
大振りのペンダント。クマ本体は長さは7cmはある。
全身スワロフスキーに覆われている。
ベアーの大きな大きなペンダントヘッド。
2009110911120001くま@@@

「わーほしい!!!」という弟子・・私とお若い方。
決して、幼稚ではなくて・・・素敵なのだ。

大きな長いペンダントと重ねて、小ぶりのベアー。
デイオールのアクセサリーから見つけて、偶然、買っていたもの。
重ね付けすると、可愛いらしさを大人モードに変えてくれる・・・?


手帳カバー。
2009110910540000@@@カラー

エルメスの手帳と同じ皮革。
色も・・実物はもっと、大人色の赤なんだけど・・
黒もくすんだ良い黒。
携帯写真では出せない、高級感!。残念。。

中身は、某有名評論家が、使いやすさベストにあげたという手帳。
ベアーが、なんとも愛らしい・・・赤も黒も良い・・
ええい、二つとも欲しい。
手帳カバーの御値段。
値段と言うものは「ほしい」との兼ね合い。
それでも、無知な私には想像以上だった!
娘に訊くと、「本革なら、その位は優にするとおもうよ・・」とのこと。


先日【ベアーグッズが流行っている】と、ニュースの時間での、≪巷の話題≫
特に、不景気になると流行るとか
何故?
株式取引の場で株値が上がっている時は【ブル】・・・角で突き上げるから・・
下がっている時は【ベアー】・・・鋭い爪で上から下にひっかくから・・
それに、なんといっても、ベアーの姿かたちには癒されるものね。(*^_^*)


流行とは、おかしなものだ。
理由はともかく、流行るということは・・・
なんとなく、みんなの気分にしっくりくるのだろう。


私自身、実に気に入っている。


2009/11/08

青いドレスで歌おう

今回のライブは、海のそばのレストラン。
レストラン内部の照明も海の底を想わせる。
だからと言って、ステージの照明も青いというわけでは無いが・・。

ネットで、二年前に購入したまま置いてある青いドレスを着よう・・・・
バーゲンで、2万円とちょっとだった。アメリカ製。ドレスは米国製に限る。
2009110721040000ドレス@@@
相変わらず、愛猫のん太は、付き纏って、邪魔をする。



銀色の細長いのはガラスがちりばめられたチョーカー
首にぴったり巻く。おもちゃ同然の安物。
おもちゃ同然のブレスレットも?・・・装飾過多になりそうだから省こう。

イヤリングは堀先生が創作してくださった耳全体を覆うような大きな物。
私のための、世界で一つしかないイヤリング。1万円ぐらい?
2009110721030000イヤリング


もう一つ、ドレスに良く合う青いイヤリングがある。大きくて、ぶら下がる。
昔、昔、買ったのだろうが。。記憶にない。ずっと前から箱に入っている・・
2009110721120000青いイヤリング@@@

さて、どちらのイヤリングにするか。
家の中で、鏡に映せば、青いほうがしっくりする。
でも・・・ステージではどうだろう?
まして、先生の作品だからなあ・・・

ドレスはだんだん状にフリルが重なって・・太って見える?
というか、太っているのだから仕方あるまいて!

歌仲間や、お客様に申し訳ないぐらい安価な仕上がり。
何と言っても、ドレスの見つけ方が、我ながら上手いと思う。(*^_^*)


フルレングスで、ベアトップで、・・
太い腕が少々気恥かしい。
夫がはっきりと、「こっちが良いよ!」、と、薦める。
もう一つ用意した袖付き玉虫色のドレスを、「ババ臭い」と言い、
「ドレスらしいし、似合うよ」・・と言う。
へ~~!地味な方を薦めると思っていたのでびっくりした。

ともかくも、どうやら、衣装の用意は整った。
明日は横浜パシフィコまで、シュミレーション・ドライブへ。
なにしろ、出演仲間の二人を、それぞれのドレスともども運ばなくてはいけない。
路に迷ってウロウロしては申し訳ないものね・・・というわけ。

ナビは、帰宅中の娘が、横浜バーニーズまでのついでにやってくれるらしい。

残るは・・・さらなる練習のみ!









2009/11/07

白々しい・・・

島根県立大女子学生が無残な犠牲者になっている。
学校側のコメントは・・
「無事な姿で戻ってくると信じていました・・」

千葉国立大学女子学生が焼死体で発見された。
学校側のコメントは・・
「まじめで優秀な学生、まッたく心当たりが無い・・」

本当だろうか?
先月末に失そうとあれば・・当然、酷い事件に遭遇していると想うのが当たり前。
まじめな学生が・・深夜、友人が寝ている間に抜け出して帰宅するだろうか?


しらじらしいコメントに、呆れてしまう。
むしろ、ずいぶん薄情だとさえ想う。

「ああ、やっぱり!・・申しわけない・・悔しい・・」
「・・・そういえば、なんとなく不安な生徒でした・・・」
「深夜のアルバイトを心配していました・・」
と言うのが周辺の大人や、監督者ではないだろうか。

あるいは・・誰も彼女らに関心を寄せなかったのだろうか?
「ああ、いつものように朝帰りだろうよ」と、誰一人、心配して上げなかったのか?

高校まで、地方の、のんびりとした町で育ち、学生になって突如、都会で一人住まい。
周囲に親しい友人もいない。親戚もいない。
学費や生活費あるいは都会になじむための金銭のため、贅沢品が欲しくて、様々な理由。
高額のアルバイトをする。
夜間の仕事は高額報酬だが・・危険がいっぱいだと、禁じる周辺の大人は居なかったのか?
若いみそらで、深夜の仕事をしてまで、大学に行くこともないではないか!
何時、勉強するのだろう?
学生のアルバイトは、家庭教師か・・・食堂の店員・・学生らしい仕事が有ろうものを。

親も含めて・・・酷い事だと承知で言う・・・もっともっと子供を保護しなさい。
子供のためには鬼子母神にもなろうと言うもの。
どんなに反抗されても、たとえ、恨まれても、
我が子をもっともっと危険や誘惑から囲わなくてはいけない。


大学に入ったから、大人になったのではない。
20っ才だからでもない。
勿論、個人差はある。18才で独立自活できる石川遼もいる。
アメリカやロシアに行ってトレーニングするフィギュア選手もいよう。
だが、彼の父親は、今も金銭と健康、心の管理をしているではないか!
彼女たちには、厳しいコーチが付いているではないか!
ましてや、親から見て未熟なら・・
いえ、20歳前後の普通の子供は100パーセントが未熟に等しい。
決して放任してはならないのだ。
携帯電話の繋がりなど、いかほどの防護壁になるッ!!

危険から守り、健康を案じる・・・親の仕事に終了は無い。
放棄すれば当然の報いが来る。

二人とも、万に一つの不運に遭遇したのだ。
解っている。その通りだろう。
だれも責任を負うこともない。

でも・・・私は悔しくて仕方が無い。
不用意な大人しか周辺にいなかった娘たち。
守ってもらいたかっただろうに・・・・助けてと叫んだだろうに・・
あまりにも可哀そうだ。




2009/11/06

和服を・・

秋日和・・・歩いて・・鎌倉へ。
「ちょうど、和服を着るのには絶好の季節だなあ・・」と、ふいと、思う。
最近、和服姿を、ほとんど見かけない。

京都と違い、鎌倉は、昭和、戦前は別荘地として、戦後は住宅地として開けてきた街。
そのせいか、歴史的な街とは言え、むしろ、モダンな西洋色が濃い。
年配の紳士も婦人もおしゃれ、はっとするほど、英国風の、筋の通った洋服姿。

それでも、和服姿を、30年前には、時々見かけたものだ。
男性の和服も珍しくなかった。
鎌倉に、いわゆる文士が多く住んでいた頃の名残りだったかもしれない。
銀髪の老婦人が紬をきりりと纏い、ちりめんの染め帯などを、低くめに結んた買い物姿。
江戸小紋のおしゃれ着に綴れの帯を二重太鼓にむすんで、鎌倉駅のホームに佇む中年婦人。
見かければ、立ち止まってでも、眺めていた。眼の保養だもの。

最近、自分が老いて、つくづく思うのだが・・・。
和服は中年以降の年齢を、美しく見せる。
お腹の出っ張りや落ちたおしり、なにより、格好の悪い足を隠す。
帯は、お腹を支えるので、必然的に姿勢も良くなり猫背にならない。
白い半襟が、頬や愕、首の衰えを隠し、くすんだ肌色を引き立てる。

和服の欠点は、働き難い事。
後片付けや、始末に、多少、手がかかる。


和服を楽しみたい。
そう思いながら、ことしも、和服を着たのは一度。
八月、姪の結婚式で、一重の色留袖を着ただけ。
他に、絽の訪問着を着た親戚が二、三人。
華やかさの中にも年齢相応の落ち着きがある。あれこそ、上品な貫禄というのだろう。、
「和服は日本人に似合う!とつくづく想わされた。


数十年前、或る改まった席で、夫の兄弟それぞれの、三人の嫁が揃った。
「子供が成長して、余裕ができたら、三人そろって和服を着ましょ。」
「三人で、お芝居やら音楽会やらに行きましょッ!」
「お義姉さん、きっとよ!連れて行ってね。」
と約束したことを思い出す。

偶然にも、N家の嫁三人とも和服が大好きだった。
長男の嫁は私。和風趣味の家庭に育ったので、母の見立てた和服を、そこそこ持っている。
直ぐ下の弟の嫁は、日本舞踊、長唄に秀でた名取り。当然、普段も着物姿で居る人だった。
三番目の弟の嫁は・・独身の頃、和服のモデルをしていた人。

いま、二男の嫁は・・・肺がんで5年前に他界し、たくさんの着物を残したままだ。
三男の嫁は・・・結婚後、数年を経ず、子供を置いて実家に戻ってしまった。

残っているのは私だけ・・・
仕事からはまだ引退できず、家事も手から離れない。
とんと、和服を着る機会もなければ、そんな悠長な暮らしぶりではない。



それぞれの一生に、必ず!やら、きっと!なんて存在しないのだ。
たかだか数十年の予想も約束も、ましてや命さえ定かではないのだから。
いま、楽しんで、やりたいことをやって、自分のために生きること。


私の諦観は・・・肉親縁者の早逝や、離別から得たことかもしれない。
2009/11/05

う~~~ん!格差社会。

東京、六本木、ヒルズ・タワー・ウエストに行ってまいりました。
豪華マンション。
占有面積は・・・たぶん、我が家の一、二階の部屋を合わせて、同じか否か?
うん?もっと広いよ~~。

家具調度・・・適度に使いこまれたソファやらテーブルやら飾り棚の数々。
装飾品は、ポップアートあり、アンテイークありだが、ヒロインの趣味の範囲内の豊かさ。
生活感・・・は、あまりないが・・掃除が行き届いているからかもしれない。
整理整頓されながらも、違和感が無く、温かい雰囲気。居心地抜群。

何しに行ったって?
あのね、ヘアー・カットの為です


先月来、歌の仲間が、今までとは違い、髪型が、一段と素敵になっていたのです。
一言でいえば、今風の、しかしながらセレブ風。
お手入れの良い、カットの上手な髪型。
「どこでカットしたの?」「カリスマ美容師?」・・・・

なんと、個人的に、出張する仕事人美容師だと言う。
問い詰めて、「紹介して~!・・・」と、数名で押しかけた次第。
と、いうわけで、ヒルズ・タワーの一室に招かれて、カットをしていただいたわけです。

何処の美容室に行っても満足できず、店を出るなり、くしゃくしゃにして・・の数十年。
不満足の原因は、自らの容貌と、髪質として・・・あきらめていた数十年。

美容師の彼、ハサミを捌きながら・・・曰く、
「染めず、パーマもかけず、リンスもいけない。」
「ファンデーションは止めて、せめて粉だけにして。すっぴんが一番!」
「シミは化粧品が原因です。治りません!」
「ここぞと言う時だけメイクアップすればよいのですよ。」
「化粧品は、・・・意味ないです。」

要するに
「あるがままを受け入れることに尽きる」ということ。

聴けば、ファッションや映像の世界で、引っ張りだこの美容師。
ハサミ一本を持って、住まいする地方都市から飛行機で出張してくるという。
知る人ぞ知る超仕事人。収入も…もちろんのこと。
人柄も容姿も平凡でむしろ朴訥。
でも、おしゃれな凝ったシャツをジーパンの上に着ていて、センスが良い。
例の、和田あき子の番組で、整形後の出演者の髪とメイクを担当したらしい。


出来ばえ?
勿論、満足満足!

思いもかけないスタイルに仕上り・・特に、サイドのカットが上手い!
絶壁の後ろ頭がふんわりしている・・・こうしてほしかったのよね。
おどろいたことに、髪型をかえただけで、シミも目立たず5歳は若返ったのであります。
友人たちのお世辞ではなく、自分が芯から想ったのだから・・・凄い!
次々と、短時間で仕上がる仲間たちが、見違えるようにかっこ良い!

「先日、銀座で四万円もかけたばかりだから、観るだけ。」と言っていた仲間、
我慢が出来無くなったのだろう。
即「私も!切ってくださ~い」と鏡の前に強引に・・・予定外に・・・座る始末。
一日に、6人以上は・・集中力が続かないからお断りだそうだ。

さて、ヒルズ・タワーの話。
要するに、こんな夢のような暮らしをしている人が居るんだあ~~!
貧富の格差の広がりを、あらためて実感した次第。


かといって、
幸福か不幸かとは異次元の世界でありまして・・・
夫の待つ、古家に帰っても、満足満足!なので有りました。(*^_^*)



2009/11/04

晴耕雨読なり。

【流星の絆】・東野圭吾・を読む。
何か読みたくて、大型本屋さんに入る。
ひとまず、【日めくり万葉集】NHK監修と【万葉集】池田彌三郎著を手にとる。
それから・・・っと、目についた【流星の絆】を。
惹句・・帯の言葉・・に、「兄貴…あいつは犯人の息子に・・云々」!
ドラマ化されて、番宣していたアレだから、古い作品かもしれない。

万葉集のほうは、とぎれとぎれに短い時間しかない時、数ページづつ楽しむ。
【流星の絆】は、例によって一気に読了!
まあ、ほどほど、面白かった.
終盤が物足らない・・というか、平凡だが、それでも、面白い部類。

ここ数年、老眼が進んでいくので、読書が辛く成り、本に遠のいていた。
秋から、生活のパターンを変えたら、時間の余裕が二倍以上に広がった。
やっぱり読書に戻る。

子供時代、「趣味は?」の問いに、読書と答える外なかった。
「何を読んでいるの?」「どんな本が好き?」「印象に残っている本は?」と訊かれる。
「若草物語です。」「赤毛のアンです」・・・気取って、「ギリシャ神話や歴史書です」。
長じて「風と共に去りぬ」と答えることも。

その時その時の相手の反応はおおむね、「女の子らしい」の一言で済んでいた。
一生の不覚は、渋谷にあるA山学院の面接!

「平家物語です」
「え?平家物語?どんなお話?」
「あの~紫式部と光源氏が・・」
「あれ、それは源氏物語だよ。」面接官数人が爆笑する。
結果は…落ちる。
勿論、学科試験も電池の並列と直列が判んなかったし・・・力及ばす。
当時は受験勉強などしなかったものねえ。(*^_^*)

ま、そんな、お恥ずかしい過去が、嘘をつくたびに去来する。

恥さらしをもう一つ。
K教育研究会は、「子供が生まれたら、すぐに歌を、そして読み聞かせを」と訴える。
子供を読書好きに育てる。
而して、人生の岐路において選択を誤らない、有能かつ献身的な人材に育つ。と。
意に染まぬ時きたらば、【晴耕雨読】の人生を過ごせる・・・と。

創始者に訊いた。
「私は読書好きで、たくさん読んだけど・・有能な人物にはなってないです・・」
「それは・・読む本が間違っておるのです!恋愛小説ばかり読んでいたのでしょう。
理系も含めてあらゆる分野の本を読まなくてはいけません。
子供に、どんな本をどう読ませるかが親の知恵です!」


はは~~ん、親も、本を選択する力を持つインテリでなくてはね。
やっぱり、教養ある家庭に、有能な人材が育つわけだ。

・・よしんば、親がインテリでなくても、インテリに育てられるように、
推薦図書一覧表を、K研究会は用意している。
読書傾向を導いていく?支配する?
ま、こうなると、読書は趣味ではなくて・・・?

そんなこんなで、読書は重たい意味も持つわけだが・・
もう老境に入れば、文字通りの晴耕雨読!
晴れれば外に出る。
雨なら読書で、カウチポテト。

好きな本だけ読んで、なにがわるい!と開き直る。

今日も、東京に行くついでに、好きな本をみつけよう・・


2009/11/03

戦場に在る息子よ・・・

13日の金曜日・・・・
横浜みなと未来地区に在るレストラン、【ダンゼロ】で、堀陽子さんのリサイタルが有る。
食事の前に、生徒10数人も歌わせていただく。
「生徒も私の作品。
私の表現の大事な一つ」
との、お考えから、我々にステージを用意してくださった。

さて、【ダニー・ボーイ】が私の歌。
アイリッシュ?スコットランド・民謡?
美しいメロデイーに、天下の名歌手も心惹かれると見えて、ベスト盤に良く入っている。
サラ・ボーン、ベラ・フォンテ、勿論、フランク・シナトラ・・・・・
今回、英語で歌うことも許されたので、各盤を聴き比べる。
先日・・・「もう、聴くのは止めなさい。貴方の歌を聴かせて」と先生。

100回とはいかなくても歌って歌って・・・シャンソンにする。
「今までで、一番良いよ」とのこと。
たぶん、発表を前にしてのアメだろう・・が・・・嬉しい。


やっと、この歌が訴える心を表現できたのかもしれない。
今も、戦場に我が子を送る母は幾万といるだろう・・・
その母親の心中を想像するだけで、胸が苦しくなる。
生きて帰れ!・・それだけを祈る母。
♪ お前の無事を祈り、眠れぬ夜を過ごす、老いたるこの母の胸に帰れ・・♪
歌いながら、声が詰まったり、涙が出たり、鼻水が出る。
それでは駄目なのであって、どこか、客観性を保ちながら歌詞に集中する・・・。

戦争のない世界。
いまだに実現出来ないでいる。
文化文明の発達は人間に平和をもたらしてはくれていない!
宗教も、科学も、根源的人間の欲望を抑える術に至っていない!




幸いにも、この国は60年以上の長きにわたって、平和の中にすぎている。
稀有な歳月を重ねている。
老いた母は、シャンソンやら、猫なんぞにうつつをぬかして過ごせる・・・・
有り難い時代に生きてきたことにも感謝しながら歌おう。

のん太
腕の中で、朝の「おねんね」
2009110307550000ねんね@@@

2009/11/02

八ヶ岳山麓・・・お土産編

『なんで、あんなに買い込むのだろう?』と、エコバッグをふくらませる皆さんを、よそ事のように眺めていたが・・
そのマイナス思考が一旦転換するや、なんでもかんでも欲しくなる。
ひとたび、財布の口を開ければ・・・適正価格か否かも解らなくなる。
誰かが買えば・・・私も買う。
我ながら、あきれる。

清里で、ドライ・トマト
2009103111490000ドライトマト@@@
あれ?甘い!
天然でこんなに甘いかしらん。


ナチュラル・チーズ・・・【カチョカヴァロ】を小淵沢の工房で。
TVなどの紹介で、その形態が、かねてから気になっていた。
小さめだが、まずは試そうと購入。
今朝の朝食に、早速、ソテイーしてチーズ・ステーキ。
クセもなく、少しもちもちして・・・花丸。
チーズ2009103111480000

まだまだ・・巨峰ワイン・ビネガー使用のサラダ・ドレッシングを、ワイナリーで。
御当地産の干しシイタケ、ビニール袋に詰めるだけ詰めて1000円!?
でも、湘南マダムとしては、そこそこに詰める。オジサンが気を効かせて、少しオマケ。
気を良くして、ついに、チーズ・ケーキも、一箱。
ブドウもデラと巨峰を買ったし。

何のことは無い、旅行代金の割引感もお土産代金一万円を超える?をもって、結局、チャラ!!。



長い留守をすると、異常に甘えて、離れない愛猫のん太
ネズミを鼻先につけて、御満足の態。
2009103111510000ねこ@@@

何処へ行っても、家族を忘れない。
帰れば、家族の喜ぶ顔を見たい。
主婦は、常に、かくありたし!
 



2009/11/01

【モリー先生との火曜日】・・・を読む

一時、話題になった、アメリカのベストセラー本を一気に読了してしまった。
【モリー先生との火曜日】・・・・・ミッチ・アルボム著 別宮貞徳 訳

2009110109460000本@@@@@A


公文の英語教材・・・高校生レベル・・に、一部抜粋して採用されている。
一部抜粋とはいえ、印象に残る作品だった。
6月の周年行事に、お祝いとして、原語の本をプレゼントされたのを、生徒に提供したままになっていたので、良い訳本があるなら読みたいと想っていた。

筋委縮症に罹り、死に至る教授と、かつての教え子との最後の三か月間の交流。
交わされた会話が、教授の面影が、人となりが、生き生きと活写されている。


二人の会話のテーマは九つ
死 恐れ 老い 欲望 結婚 家族 社会 許し 人生の意味

「いかに死ぬかを学ぶことは、いかに生きるかを学ぶことだ」
「文化がろくな役に立たないんなら、そんなものいらないと言えるだけの強さを持たないといけない」
「愛は唯一、理性的な行為である」
・・・・

上手く表現できないが・・・・人生観に迫るものがある。
「愛は唯一、理性的な行為である」には、ある種の衝撃を受ける。


教授は最後の最後になって語る。
「いつまでも意地を張っていたり、恨んでいても、ろくなことはない。」
「そういうもので、私はどれほど後悔していることか。自尊心。虚栄心。われわれはなぜ、こんなばかなことをやっているんだろう?」
「死ぬ前に自分を許せ。それから人を許せ」

いわゆる「警句集」ではない。
教授の貧しく辛い過去と、弟子(作者)の経済効率にどっぷりハマった生活が重ねて語られて、小説のように、ストーリー性も充分在る。
ベストセラーになるはずだと納得。

原文・・英語・・のまま読めれば最高だろうが、もう、そんな根気はない。
原書をプレゼントしてくれたのは、K研究会の局員さん。
彼の期待には沿えなかったが、良い本を薦めてくれたこと、感謝しよう。。。
若い人から学ぶことの多いこの頃。