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草笛日記 どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。

【過ぎ去りし青春の日々】♪

三月、中旬に、【昼下がりのシャンソン】コンサートが在る。

シャンソンを習い出して日も浅い三年目?の三月
横浜みなと未来地区、インターコンチネンタル・ホテルのラウンジで
先生に勧められるまま、お仲間と【三人の会】を開いた。
今思えば・・実力もないままのご披露、恥ずかしい限りだが。

一番若い方は、ハスキーで、ボーイッシュな声と容姿。
真ん中の彼女は、女性らしい容姿と、堅い美声の持ち主。
そして最長老が・・とはいえ、まだ60歳ぐらいだったとおもうが、私。
私のラストの唄が【過ぎ去りし青春の日々】
当時、ずいぶん苦労した曲だ。


この春、再度、この唄に挑戦してみる。。

言葉の配りをリズムに乗せるのも
歌詞を活して、内容を、伝えるのも・・相変わらず難しい。


過ぎ去りし青春の日々

今は、もう無い、眼の前のリラ、
顔をあげても、見える物は、灰色の空と、雨雲ばかり
振り返ってみると 春の日は遠く
涙の向こうに 揺れているリラ ム~ム~ム~

今は もう無い、賑やかな部屋
笑いさざめく 仲間たちも 彼らの行く路と別の道を行くの
私の行く道の尽き当たりには 
静か過ぎる部屋が待つだけ ム~ム~ム~

今は もう無い、あの、ときめきが
青い空見て 騒いだあの血が 陽射しがきつすぎて 目を伏せてみる
水に映った 真っ白な雲に
涙がにじむ 泣きたくはないのに ム~ム~ム~

まるで、この空 絵に描いたみたい
あまりに青すぎて 別世界みたい
死ねたら良いのに こんな良い日には
走って行きたい でも 何処まで行けるの・・・・?


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青春の日の挫折感?
あるいは、老いて今、振り返る青春の思い出?
人生、思うどおりには行かなくても、振り返れば美しいと愛おしむ心?
もしかして?・・・あの時、死ねなかった苦さ?まさかね・・


三人の会の日、三月にしては大雪が降った。
交通が大混乱した中で友人たちが、集まってくださった。
下手な、未熟な歌だったと思うのに温かい拍手に守られて、無事終了。
おもえば、たくさんの支援が在っての我が趣味活動。
一緒に唄った仲間たち二人は、その後、数年を経て、退会。
体調の悪化、老親介護、と、それぞれの訳あって、もう、いらっしゃらない。
あの時も、そして、今も、こうして唄を楽しめる幸いに感謝しなくては。

この歌、こんどこそ、充分に表現し尽くそうと、改めて思う。

青春時代の真ん中で、青春を実感することはない。
思い返してみると・・私の青春は苦々しい思い出ばかり。
決して、戻りたいとは思わない。
でもその経過があってこその、今の充実。
そう思えば、あの時代も愛おしい。


それに、なにより、リラの花が大好きだから・・・







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