2011/03/31

三月三十一日・・年度末の一日

○退職祝い金が出たら佐藤忠良の小品ブロンズ像を買おう。
 そんな夢を持っていた。

 小さな、50cm前後の少女像が欲しい。
 どの作品も、洗練され、美しく、ファンタジック。

 芸術性?とかいう小難しいしいことからは脱却して
 見る者が想わず微笑むような・・・優しい普通の彫像。

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 【僕は職人です。】
 【願いは普通】

 彼の言葉そのもののような作品群。
 大震災が、ご高齢、宮城県出身の身体に障ったのではないだろうか?
 残念な今朝の訃報。庶民の感性に優しく沿ってくれた芸術家だったのに。

○ヘアー・カットのため、一か月半ぶりに赤坂へ出た。
どんなに哀しい時も、髪は伸びる。
 
 保土ヶ谷バイパスも首都高も赤坂通りも車がすくない。
 赤坂通りのコンビニ、やっぱり食品棚はガラガラ。買い占め?
 
 美容師・・彼は店舗を持っていない。福岡県久留米市に住む。
 芸能界での活動が多く、イベント時や、特定のタレントを得意客として、上京してくる。
 ふとしたきっかけで、グループ7~8人、個人宅でお願いしている。

 彼曰く「イベントの中止や、雑誌の休刊、CFの制作激減・・
 メデイア関連の仕事が無くなりました」。

 じわりじわりと「自粛」の名のもとに不景気が来る・・
 首都圏を覆う自粛ムード。重大な二次災害とも?

○AkasakaSakasuにて、独りの昼食。綺麗な中華店で野菜タンメンを注文。
 なんと蓮根が五切れも。変!美味しくない!。980円。
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 界隈のサラリーマンやオフィスガールで賑わう街。
 久しぶりの外食。計画停電の無い街だからと期待したのだが・・

 

 帰路はJR東海道で直帰。銀座に回る気もしない。
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 こんな新橋駅の風景は初めて。13時15分。
 
【自粛】中の、のん太
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薄暗い駅構内、停まったままのエスカレーター、照明を消した広告パネル、
街全体の薄暗さには、慣れてきた。
明日からは四月・・・・桜が咲く
陽射しがいよいよ明るく温かくなる。
この大災害、せめて春先で良かった。
 
  
 


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2011/03/30

放射性物質

朝のNHK「あさいち」を見ながら・・視聴者の質問紹介を観ていた。

「どうしてこんな質問をするのだろう?」
「女は○○だから・・・」おもむろに、連れ合いの静かなる暴言!

・・・何故、風評に流され、野菜果物、全てを警戒したり・・
微量にすぎない放射性物質を恐れたりするのだろう?
質問者のほとんどが主婦、女性達らしい・・

漏れ出る放射性物質の恐れるべき単位には、とうてい及ばない単位。
微量の単位だと理解出来ないのか。
歯医者で毎回浴びるX線、医者の勧めるCTスキャンの放射線。
宇宙に満ち満ちている放射線。海外旅行の飛行機内で触れている放射線。
関西に逃げたとて・・・東京より大阪の方が放射線量は多いとか?

情けない!
男女共学が徹底して、教養の高い女性が増えたはず。
高校全入のいま、科学的知識は不十分としても
テレビで諭す識者の言葉をまっとうに聴けるはず。理解もするだろう。

【人体に影響は無い!】という言葉。
【唯一、赤ちゃんへの水道水は控えるように】という言葉。

今こそ、良識ある女性たちは、信じて、落ち着いて行動するべき。

此処、鎌倉で、飲料水のペットボトルはおろか、ジュースまで無くなる現象はいかなること。
買占めとは・・・限りなく愚かしい。


インテリと自覚する女性も、海外マスメデイアの流す無責任な報道に操られる。
【日本の原子力発電所の崩壊と影響】みたいな報道を知らせてくれる。
海外インターネットを読めと言う。
読んだところでどうせよと言うの?
日本人は逃げ出すわけにも行くまいに。

面白おかしく・・とは言わないが無責任?でエキセントリックな報道。
在日中の外国の人たちが大挙して母国に帰っていると言う・・残念だ。


かくして・・・我が連れ合いのごときアンチ・フェミニストに
「だから・・女は!」と暴言を吐かせてしまうのだろう。

誰が悪いだの、無能だの、無責任だの・・・
政府が、電力会社が、隠しているの、事実はこうだの・・
あげつらってみたとて、どうなろう?
国民、みな、ひとしく被災しているのだ。
為政者を静かに見守るしかない。
そして、原発そのものの中で、復旧作業に努力している方々に
感謝をささげ、応援をしていくほかないだろうに



出来ることは、母なる我々、主婦なる我々が、良識人の生活感覚を取り戻して、
落ち着いて・・普通の生活をすること。

普通に暮らす・・
経済活動を支える・・税金を払う・・
物資を被災地に回す・・
それこそが、被災地の復興に役立つはずなのだから。



2011/03/28

日常は・・

三日ぶりに外に出た。
また、冷蔵庫内の食料が底をついたからだ。

スギ花粉で黄色っぽく汚れた車を洗いガソリンを補充したいと
西鎌倉の、40年来の付き合いがあるスタンドに寄る。

「大変だったわね」
「はい・・でも、もうガソリンは大丈夫です。」
「あの行列だもの、儲かったでしょ?」
「いえ、売る物が無いんですから。それにガソリンを売るのに手を取られて
洗車ができなかったから・・もう店が潰れそうですよ」
「え?それじゃあ洗車代のほうが利益は大きいわけね」


綺麗になった車で藤沢駅のさいかやデパートに向かう。
店内が薄暗い。節電とやらで・・・半分照明を落しているらしい。
うす暗くては購買意欲は当然のようにしぼむ。
計画停電の無い土曜日曜に節電してもなあ・・。

小田急デパート地下食糧フロアーは幾分、明るくしている。
お野菜、全体量は少ないが、其れなりに揃っていた。
ホウレンソウを二束買う。
小松菜、レタス、葉物類の高騰を予期していたがむしろ安い。

コンビニに寄る。なんと!商品棚は相変わらずのガラガラ!
食料と思しきものは皆無。「買い占められて・・」と店員の渋面。
猫の餌、まだ欠品が続いている・・のん太のお気に入りはお預け。
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駅前に、ライオンズ・クラブのメンバーが募金箱をもって並んでいた。
なんだかなあ・・・だれも近寄らず、急ぎ足で過ぎて行く。

帰路、藤沢駅から東京電力の大きな交差点までのメイン道路。
いつもいつも渋滞気味。【東電前交差点】は、渋滞の名所でさえある。
それが・・ガラ空き状態。
日曜日の午後三時半の道路とは到底思えない。

あの3.11まで、
不景気といっても、駅前の商店街にはまだまだ豊かな活気が有った。

日常は、まだ、戻っていない。
・・と、いうより、あの騒然とした賑わいは戻らないのではないだろうか。
あの日までの日常は、思い出になってしまうのだろうか。



2011/03/26

無常

ヨガ教室にて学んだことは、

ヨガの究極の境地は無常を悟ること。

自然も人も身体も心も・・・無常。

いつもいつも変化している。変わっていくのだ。

今在るもの、持っているもの、は、勿論のこと、全て、変わらないものは無い。

無常を悟ればすべてのしがらみから解放され

心身の健康が保たれると言う・・・



ここ数カ月、心を占拠し、縛っていた或る【こだわり】。

半月前の、この、文字通りの無常を見て、

いつのまにか、その【こだわり】から解放されている。

いまでも、頭の片隅を翳める事が無いとは言えないが

『仕方がない』と、諦められる。忘れられる。良く眠れる。


永遠に続くと信じていた全てのものが一挙に無くなる。
この無常が教えるものを、しっかり心に留めておこう。

そうであるなら、私自身・・これからも変われる。

変化を恐れて、唯々諾々と老後を迎えていたようだ。

この大災害を受け入れて、新しいステップを踏む準備に入ろう。


無常・・・変化は進化でもある・・・






2011/03/25

猫と暮らせど・・

猫・・・

始末におえないほど大きくて強い。

私が帰る路地の角で行儀よく座っている。

「のんた!只今!帰ろうネ」と声を掛けても、知らん顔の半兵衛。

知らん・・・と言わんばかりに、目をそらす。

門を開くや否や…どっと足元を巨体が駆け抜ける。

猫とは思えぬ音を立てて・・ドスンとソファに座り込む。

「危ない!、ママが転ぶでしょう!」

ちなみに、二階から降りる足音の大きさはドッスン、ドッスン。

「猫は、抜き足 差し足 忍び足 でしょうがッ!」

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『は?何か悪いことしました?』




停電中もさしたる異常を感じないのか・・蝋燭の下で食事。

食後は、真っ暗闇の町内散歩に出かける。

・・・・そして・・
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日中、ほとんど寝て過ごす。


猫と暮らせば・・・
大概の不安も不満も癒される・・・?

レベル6になった?福島原発事故。
ついに強度の被曝を受けた作業員が二人?三人?
地震、津波、原発事故・・・・いったいどこまで痛めつけられるのか。

毎日の暗澹たる想いを一時の慰めと、猫を抱きしめてみたりする。






2011/03/24

頑張って東日本!

甲子園球場の横断幕。
【頑張ろう日本!】も・・・


さて、いつも不思議に思うのだが・・
あえていえば、変だとおもう。
いつもの私の偏屈故だろうか?。


【希望を与える】
【元気を与える】
【勇気を与える】

そして【・・を貰う】と応じる

しっくりこない。
希望は・・・持つ、持たない、持とう・・・
元気は・・・になる、になろう、・・・
勇気は・・・少なくとも上げたり貰ったりするものではない。

そんなスローガンめいた言葉のやり取り。
行っている本人にはその気はないと信じるが
偏屈な私には、妙に軽々しい趣を覚える。

私は、甲子園の横断幕を見て、元気になった、勇気が出た、希望を持った・・・!

【頑張ってください】ではもう間に合わない。
一緒にがんばろう!


2011/03/23

猫も肥る

停電と食料不安・・・被災地への想い。

当然、痩せるはず。

ところがところが、なぜか、いよいよ肥る。


主食は全て、商店の棚から消えている。
スナック類だけが残っている。
不安にかられ、せめてとの思いが必然的にそれらを買わせる。

TVの前で哀しい情報を追いつつ食べる。

夜の停電なら寒い。
毛布にくるまって、蝋燭の光の下に在る菓子類に手が伸びる。

明るい時間の停電なら本を読む。
晴天なら車の温室状態の中で本を読む。
読みながらスナックを食べる。

猫も・・・
私が食べれば食欲が増すのか餌をねだる。
しかも【美味しい餌】を。カロリーの高い缶詰を。

それよりなにより
不安、やり場のない怒り、相次ぐキャンセルによる空白の日々。
歌の練習?やる気になれないし、世間を憚る。
部屋の片づけ?衣類の整理?意欲が持続しない。

所在なさは・・食欲に。

猫も私も肥るしかない。情けない。
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避難所に猫や犬の姿がほとんどない。
連れてなんか行けないよね。それとも・・?

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ペット達の命の行方を想像するだに哀しすぎる。

異常時に在ってこそのペット。
哀しみの中で、なによりの慰めになるだろうに。
お年寄りの、喜怒哀楽を忘れたような表情が緩むなら・・・
非常時を必死に耐えているだろう子供たちの緊張が解けるなら・・・
愛らしい犬や猫を、その手に、抱かせてあげたい。






2011/03/22

【北国の春】♪

今朝の避難所の光景

ひとりのおじいさんが【北国の春】を口ずさんでいた。

ひとりの少年がマイクの『欲しいものは?』に応えて
『町が元通りになれば・・・なんにも欲しい物は無い。』


      「北国の春」 いではく作詞・遠藤実作曲

     白樺(しらかば) 青空 南風 
     こぶし咲くあの丘 北国の
     ああ 北国の春
     季節が都会ではわからないだろうと
     届いたおふくろの小さな包み
     あの故郷(ふるさと)へ帰ろかな 帰ろかな

     雪どけ せせらぎ 丸木橋
     落葉松(からまつ)の芽がふく 北国の
     ああ 北国の春
     好きだとおたがいに言いだせないまま
     別れてもう五年あの娘(こ)はどうしてる
     あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな

     山吹(やまぶき) 朝霧 水車小屋
     わらべ唄聞こえる 北国の
     ああ 北国の春
     兄貴も親父(おやじ)似で無口なふたりが
     たまには酒でも飲んでるだろか
     あの故郷へ帰ろかな 帰ろかな


不謹慎と叱られても良い。

唄おう・・唄う行為は、心を慰め勇気を呼び込む。

【北国の春】が早く来ますように。





2011/03/21

義捐金? 義援金?

私は旧い人間だとつくづく思う。

TVも新聞も【義援金】と書いている。

読むたびに違和感が在る。
私の知っていたギエン金とは義捐金と書く。

義捐金・・・もう現在は使用しないそうだ。
捐とは寄付すると言う意味。義捐金は用字改革で消えたとある。


枯れ草の中にニラの花邑
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被災地での仕事仲間・・公文教室の指導者10名近くが行方不明と聴いた。
2時46っ分、学習時間帯。
当然、教室にいた多くの生徒さんも?
生徒に避難指示をしているうちに逃げ遅れたかと不安が募る。
そして、教室途上の子供たち。
張り切って、宿題プリントの入った、あのカバンを背負って・・・?

限りなく切ない


本部からは東北被災教室の情報は無い。
この異常事態の中での教室運営のリスクにたいする責任はすべて教室指導者に。
本部通達は・・・大要は通常通りの教室運営を期待しているのだ。
何通も来るがどの書類にも教室と保護者の責任において、と、しか読めない。


私の教室は 教室内に同時に10人~40人を擁する。1時~8時の時間帯。
被災時のパニックを想像する怖さ辛さもさりながら
多くの犠牲者がいるのに 何故、勉強しなくてはいけないのか?
明確に答えられないでいる。

【こんな時こそ勉強!】だなんて。
胡散臭いとさえ想うのだ。少なくとも軽々に声高に言えない。



2011/03/21

鎌倉駅まで・・・

少し歩こう・・・
そんな気分でうらうらとした日曜日の午後、鎌倉駅まで歩く。

道端の大根の花、ニラの花 タンポポ スカンポ カタバミ
みんな例年より小さい花冠。気のせいかな?

鎌倉駅(北口)はいつもの観光客も無く閑散としている。
タクシーも人力車も手持無沙汰。
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歩いて4000歩。
ゆっくり歩くから、スタスタ歩く連れ合いとの距離がどんどん離れる。
「スタバで待ってて!テラスならタバコが吸えるからね」と声を掛けて・・・
のんびり歩く。

駅前南口も、小町通りも、いつもの半分の人波。
いつのまにかなじみの銀行や大きな店が取り壊されている。
駅前の風景の様変わりに気がつかないでいたようだ。
人の群れが無い分、景色が明らかになったのだろう。

小町通り、キャフェ・ド・ミルでシフォンケーキ&コーヒー。
外のテーブルでも寒くない。

帰路はミニバスで。

住宅地の入り口、コブシの花。
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2011/03/20

同情するなら・・・

久しぶりに外に出ました。
春になっていました!
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石垣に張り付いたようにして咲くタチツボスミレ



『同情するなら金をくれ!』
何かのドラマのセリフ。一時、流行りました。
「愛情」の90パーセントはお金に換算できるのですものね。

いま、被災地にはお金を送りましょう。

物資は・・運送手段が必要になります。
人的経費もかかります。

とにかく膨大に必要なのはお金。
自衛隊や自治体が、必要な物を買って届けるのを信じるほかない。

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車置き場に…ツクシの群れ。例年より貧相なツクシンボウ

糸井重里さんが
『自分が稼ぐ二三日分のお金を送ろう・・・』と言ってます。
それぞれが出来ること。送金。
銀行や郵便局からの送金、一番、簡単です。

それにしても、
イチローの一億円。
ダルビッシュの5000万円。
凄い。頭が下がります。


お金が集まったら・・・
福島原子力発電所事故現場の命がけの作業員の皆様にも。
おひとり1000万円以上のボーナスを差し上げたい。

そう思いませんか?







2011/03/19

唄う気になれない・・・

『昼下がりのコンサート】は中止です。
この未曽有の災害を知りながら・・唄っても居られないでしょう・・
勿論、世間の歌舞音曲禁止の雰囲気も中止の理由になりますが
なにより、唄う気になれない。

私の歌『五月のバラ』は失恋の唄だからなんとかなっても
『バラ色の人生』は少々不謹慎。

『こんなときだからこそ、唄って、聴いていただこう』という意見も有りました。
そうなのですよ、歌・・音楽・・は本当に人の心を慰めますよね。

寒々しい東北各所の避難所
誰かが楽しい音楽を奏でたり、皆で歌っったりしたらよいのに。
歌は慰めになるし
勇気づけになるし
希望を持たせるし
合唱すれば連帯意識が芽生え、互いを想う心が強まる。

昼下がりのコンサート中止をお知らせすると
『どうして??残念ね』と言ってくださる。

もう一つ理由が在るのです。
なにしろ、ホテル側が、計画停電の影響からほとんど営業中止なのです。
食事の提供も無理だろうと言うことらしいです。

ああ。こうやってあっちこっちが委縮している間に
とてつもなく経済状態が悪くなるのではないでしょうか・・




2011/03/17

『何かあったら・・

我が家に来てください。二部屋空いているから』
友人からのメール。

鎌倉に越してきて直ぐ仲良しになった友人。

以来、子供の成長と同時進行で繋ぎ続けた友情。

富山の地に越していらした後も年に一二回は会うようにしてきた。

それにしても、まさか、こんな温かい言葉を掛けていただけるとは!



私は何もして差し上げていない。それなのに・・

そう、富山で何かあったら、何が何でも、我が家に来ていただこう。

狭くても古くても・・・そんなことはどうにでもなる!


紅梅の大樹・・・温かい言葉そのもの。
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三月12日、強制避難した伊豆長泉山荘の朝の庭を見下ろす。










2011/03/17

スーパー、【ローゼン】にて

「食パンは一家族、一包みです。」
「牛乳は1リットルパック一本だけでお願いします」
「卵は1ケースで我慢してください。」

スーパー【ローゼン】の店内に響き渡る声。
客は皆、粛々と指示に従って、銘々のカゴに商品を入れていく。

鮮魚売り場は平常の三割ぐらい。
肉類も三割?。
インスタント食品やレトルト食品は・・・ほとんど売り切れ。

お米、電池、コンロ用のボンベは無い。

新鮮なお野菜と果物だけが普段通りに並んでいた。
キャベツが美味しそう。
大根も見事だ。

余分な買占めは止めようと覚悟して店内に入ったが
眼に着けば、やはり、手当たり次第にカゴに入れている・・・・

それでも三日分の魚肉類と野菜類。いつもの通りにと心掛ける。

まだ続く行列を横目に早々に帰宅。
鰤はつけ焼きに。
サーモンは強めに塩を振っておく。
新鮮な烏賊は・・・ソティーを止めて新鮮なまま急遽塩辛に。
肉類は幾分保存が効くから、そのままで。
普段の通り、週に二回の買い物後のいつもの仕事。

スーパー前の家の庭先で。沈丁花
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顔をよせると、ほんのりと香る。


鎌倉にいて、どうして買い置きするの?
皆、そう思っているし、口にも出す。
「なんで?」

商品が少ないから・・不安で買う?
いや、みんなが買い占めるから品薄になる?



震源地が近寄って来るから、いまに、首都圏に地震が来る。
電力不足で菓子やパンが少なくなる。
ガソリンが無いと、いざという時に逃げられない。
放射能が拡散して外出、買い物に出られなくなる。
計画停電で水も出なくなるから。
トイレットペーパーも、石鹸も、無くなるかもしれない。


なんだか大昔のトイレットペーパー騒動を想いだした。
買いに走ろうとする若い主婦だった私を制して
「紙が無ければ新聞紙で良い。ぼろ布だって在るだろう」と亡父。
お米がないという騒ぎの折も、
「いつも、決った米穀店で買っているから、お得意さん優先のはず」
と、スーパーが米を置くようになっても店を変えなかった亡母の余裕の一言。

地元の商店との暖かい付き合いがあれば
もう少し、みんな落ち着いていられたかもしれない。


消費者は必ずしも王様では無い。
持ちつ持たれつ、お互いの繁栄をはかることが忘れられていたかも。
【安価】は、すなわち、売り手と買い手の【信頼の薄さ】に繋がっていたんだよね。









2011/03/16

お赤飯

友人からの頂き物。大鉢一杯のお赤飯。
この非日常の中、お赤飯を朝から焚いて、分けてくださったのだ。
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良き妻、母、嫁、として、生きていらした主婦の心根の優しさ。
改めて尊敬する。ありがとうございます。

いよいよ、冷蔵庫が淋しい。
蛋白質らしいものを口にしていないので買い物に出よう。
当座、二日分買えば済む。
干物ぐらいは売ってるかな?
キャベツぐらいは有るだろう・・・?
あッ、のん太お気に入りの餌だけは買い占めなくちゃ。
あいつに、『国難なの、我慢してね』は通じない・・・


門の脇で小さな水仙がいつの間にか咲いてる。
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昨日、いつものお掃除を手伝ってくれる人が来てくれた。
とたんに、私の中の生活者スイッチが入る。
部屋を片付け・・・断捨離を断行すると、気合いが入る。
庭の草花の例年通りの芽生えに勇気づけられる。

今日は、計画停電(1Gは12時20分から)に成る前に、事務局へ行こう。
被災した指導者への義援金を納めさせていただく。
郵便局へも行こう。確実な支援組織への振り込みに。


行動しなければ心も停滞する!。
まずは・・・動こう。

お化粧してオシャレして・・パンプス穿いて・・






2011/03/15

どうしよう・・・

福島原子力発電所のメルトダウンの危機?

本当はどうなのだろう。
人体にさしたる影響は無いと、当事者や内閣が宣言するほど疑わしくなる・・・
原子力保全保安院の発言者がくるくる替わるのも不思議?

持って回った言い方。
専門的名詞や、聴き慣れない単位が飛び出す。
「要するに何なんだッ!」って叫びたくなる。
メディアに登場の科学者の下手な説明にイライラする。

海外からのメールはまるで流言飛語のように
「日本の原子力発電所のメルトダウンは必至」と伝える。
アメリカ海軍艦隊は、福島県沖から遠く撤退したとか?
こういう時こそ、メールやツイッターに気をつけなくちゃ。


自然の破壊力の前、人知の不可抗力を受け入れるしかない。
政府対応を責めても仕方ない。
ただ・・東京電力の自信の無い言動が不安を募らせる。
「しっかりして!」と攻めれば・・誰かが命を捨てるやもしれない。

現場近くの作業員は必死で回復に努めているのだろう・・・・
其れを信じて祈る他ない。

計画停電ならいくらでも我慢する。
だが藤沢鎌倉近辺での、日用品の買占めだけは即止めて欲しい。

なんというわれがち精神と利己主義
自分さえ手元に貯めておけば良いんだと言う精神の寒々しさ!。

海外メデイアが褒めたお行儀のよさは首都圏には無いのだ。

夫は2000円分のガソリンをやっと入手。
不可欠という食パンは・・・・あらゆる店から全て姿を消している。

私は・・・何もしない。買わない。
お米があるから、海苔も梅干しも有るから・・・
おにぎりだけで数日持つもん。(*^_^*)


近所の奥さんから賜った食パン!
いま、一時半、ブログの手を止めてピンポーンの音に玄関に出たら・・・「御主人に」と。
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鎌倉山のパン屋【ボンジュール】…一時に焼きあがった食パン。
おひとり二本限定のうちの一本を賜る。感謝あるのみ。


自助
互助
公助

まずは近隣の暖かさに感謝しよう。

そして私は・・義援金のほかに・・何をしたらよいだろうか?




2011/03/14

奇しくも3.11とは・・・

3.11
NYの9.11と同じ11日。
これから先、長く日本人の心に残る日付。

何かの象徴のように
何かの懲らしめのように
徹底的に破壊し尽くした今回の地震、津波。

経済力の発展のみを成りふりかまわず希求し続けてきた日本。
まさか【ソドムとゴモラ】でもあるまいしと思うものの、
懼れと暗澹たる想いがこの二日間私を苛めていた。

明けて今朝のトピックスには、
海外メデアが「がんばれ!日本」とか「不屈の日本」とか・・
日本人の産業力に期待し、日本人のお行儀の良さを絶賛していると言う。
これぞ日本人の底力、民度の高さ、とも。

なんだか勇気が出てきた。
国難を前に、総力を挙げて復興に取り組む・・・
何度か経験してきた。

朝の光の中、蕗の董を見つけた。
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あっと言う間にスクスクと伸びる蕗の董。
そうだ、この淡い緑色に伸びて行くエネルギーが見える。

小さくても充実して尊敬されるように・・
さすが日本!と言われるように・・・



3.11が、愛国心を喚起する記念日になるなら・・・・
それも良い。




2011/03/13

東日本巨大地震

・・・『地震警報 地震警報 気を付けてください・・・』
カーラジオから流れた。
熱海市街を通り抜け、二の宮駅前に差し掛かった時。
30秒後にはグラグラと揺れ出す。
走行中の車中に居ても地震だと気づくほど揺れる。
電柱や電線が揺れる。
道行く人が立ち止まって、近くの固定物につかまっている。
長い・・・長すぎる・・・長い長い・・・未だ、揺れている。

それでも、こんな、こんな大きな地震とは思わなかった。

熱函道路(熱海から西伊豆に抜ける)を頂上まで登りきる。
大きなコンビニでお茶を買おうと立ち寄る。
アイスクリーム・ボックスを覗いた。
一瞬めまいと思った。
ぐらりと来たかと思うと、棚から商品が飛び出し散乱する。

余震!店内は騒然とする。

大きい。長い。
こんなに長い地震は始めて!


無事に西伊豆に到着。
淡島ホテルは、海岸から船で行く。
ほんの5分の航路だが・・・津波警戒警報の前に渡航禁止。
船着き場の小さなマンションの一室に3組の夫婦が退避させられる。

それから・・・長い長い半日の監禁状態。
夜遅くなって・・警戒警報の解除は無いと判断したホテルが
長泉地区・・・沼津の山奥、桃沢温泉にある別館に送りこんでくれた。

【長泉山荘】にて、山海の珍味、美味しく立派な和食の夕食。
豊かな温泉に浸かればすっかり地震を忘れる。
それでも、一晩中、TV画面にくぎ付け。

湘南バイパス、西湘バイパス、134号線(海岸道路)、
全て海沿いの道路は不通というか走行禁止。

それなら、東名高速を利用して用田、藤沢と陸側から帰宅しよう。
ちなみに、宿泊費は無料という暖かい配慮に感謝しつつ出発。

のん太も心配。
停電の影響も心配。
渋滞を懸念した道路は何処も空いている・・・かえって不安になる。

東名高速道路より見る不機嫌な富士山
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帰宅すると、名古屋から、開通なった新幹線で来た娘が迎えてくれる。
息子は・・・メールをくれるでもなく電話も無い。
お嫁さんへの私のメールへの返信のみ。
「パパは、藤沢から歩いてば~ばの家に行き、車(私の)で帰ってきました」
と、消息を知らせてきた。
静岡勤務のなか・・JR東海道の不通を乗り越えどうやって?
藤沢から歩いて?

ああ・・一家の主をきちんと務めているんだよね。

以上が東日本巨大地震・・・我が家の顛末記。

それにしても…ニュースを観るたびに暗澹たる想いに捉われる。
此処二週間、なんとなくザワザワと占拠していた不安感。
こんな形で現実化するとは!!

人間関係、物欲、様々な形になる物、それらの虚しさが胸をよぎる。
残るのは・・・思い出だけ・・・自分自身の心の有りよう。


これって、日本中、やり直すチャンスなのかも。



2011/03/10

言い遺す事柄

我が息子 K君へ

お母さんは、母業も妻業も仕事人としても、それぞれ70点。
合計すると210点。

余程、運が良かったのか、どれも、すごく楽しみました。
成果は実力以上に上げたと自負しています。

とくに子供、貴方と妹Hちゃんは、期待以上の出来上がり。
何よりの私の誇りと喜びです。

君の父親は、私にとっては理想的な夫。
君たちにとっては、素晴らしい父親でした。
甘く抱っこしたり、どこかに遊びに行ったり・・・は無かったかもしれない。
いつもいつも忙しくて・・仕事も遊びも・・お家に居なかったものね。
でも、家庭の主としての自覚と覚悟を持って、ベストの選択を示してくれました。

子育てに悩んで相談した時
「君の好きなように、良いと思うように育てなさい。
その結果については、どうであろうと、僕が責任を持つからね」
この一言が、私の最大の支えであり、元気の源でした。


(*^_^*)  さてさて、もうすぐ来年の五月になると、私は70っ歳です。
持病もなく、肥りすぎを除けば、元気です。

迷惑を掛けたくないから相応に準備してあるけど
開けてみなければわからないパンドラの箱。
脳血管系統の不安が時折、頭をよぎります。
100歳までも生きてしまうかもしれない。(^_-)

最後の数年は、きっと、迷惑をかけると思う。
君のお嫁さんには申し訳ないけど・・・よろしくお願いします。
そのためにも、仲良くして、お嫁さんを幸福にしてあげてください。

順序としては癌を抱えているお父さんが先だけど、万が一、私が先だったら
お母さんの物は全部お父さんに渡してください。
お父さんは、優しいし、我儘ではないから、お嫁さんも苦労無しです。
そういうわけで、お父さんを残すことに少しも心配は有りません。
妹のHちゃんのこと・・しっかりしているけど、独り身。
君を頼りにするしかない。
老後も含めて、相談相手として…支えてあげてください。


遺言?
ううん、そうではないけど、君とゆっくり話す暇がないから・・・


そうそう、延命治療は御断りです。
胃ロウ・・胃に穴をあけて食事を流す・・など、もってのほか!
チューブに繋がれるのは絶対御断り。

癌が発見されたら、外科手術は受けるけど抗がん剤は不要です。
慶応病院の近藤先生の説に従います。
製薬会社と医療機関が儲けるためだけの抗がん剤は不要です。
其れに…抗がん剤の副作用には耐えられません。
ワーワーわめいて、周囲が困るにきまっているからね。(;一_一)

半身不随になったら、車椅子やらリハビリやら・・出来たら、避けたいです。

以上のこと、厳守してください。

お母さんは、十分長く、楽しく、精一杯生きたから
想い残すこともないし
やり残したこともないし、
これから、やりたいこともない。
とっても、とっても、楽しかったんです。

太い?蝋燭は短くても良いよね。
二人分の太さだったもの。

どうぞ、最晩年を、惨めな姿で過さずに済むように、オシャレ?なまま
「良い人生だった!」と思いこんだまま、幕を引きたいのです。



以上、印刷して、自筆署名して・・仏壇の引き出しに入れておきます。
もしもの時は、お医者さんやHちゃんに見せてください。
お父さんが生きて居たらお父さんにもね。





2011/03/09

身辺いろいろ・・

NHKTVで、老親介護の費用についての話題。

やだやだ・・・聞きたくないよ~~。

身辺にいっぱいいらっしゃる。
老親介護の肉体的精神的負担に加えての経済的負担に耐えている方々が。

日本中が痴呆老人と、身体障害老人で溢れ返る日も近い。
医療の高度化で、難病も治療され、蘇生術も進化し・・長生きする。
なのに・・皆、ちっとも、幸福ではない!
どういうこと?


自然に任す。
寿命に任す。

宿命にゆだねる。
それが、本当の幸福なのではないだろうか?


月曜日、仕事中、やけに後頭部が痛い。
【蜘蛛膜下出血】の予兆かもしれない。
「倒れたら救急車を呼んで、教室は落ち着いて続行。一日だけはお休みに。」
「次の日からは、筆頭アシスタントに従って、学習日をお願いします」
などなど…万が一を想像してアシスタントさん達に言い置く。
赤ペンをポトリと落したまま・・・が理想だが、他人さまは救急車を呼ぶだろう。

家人には「救急車を呼ばないこと。半身不随に成りたくないから」と
重々、言ってある。

「良く生きたから良く死なせてね!」


今朝、80歳の従姉妹に「後頭部が痛い」とぼやいた。
「ああ、青色申告の時期はみんなそうよ。(*^_^*)」で一件落着。
また、医者に行く機会を失ったようだ。



2011/03/08

禿が帽子を・・・

ブログで愚痴ったのが功を奏した。

申告書が出来上がった。
有言実行!一夜漬けは子供のころからのクセ。
『相変わらず、禿が帽子を落したような・・』母の嘆きがきこえる。
プレッシャーが無いと動かない。
自慢じゃないが、ずっと、こうしてきた。

一昨日の朝、ブログに愚痴った半日後、申告書が完成。
昨日の朝、事務局への報告書も完成。パソコンで送信。
銀行への依頼書も完成。これは宅急便。

一気呵成に、全て月初の事務処理も完了。
今朝は税理士さんに持って行くのみ。
ハンコをもらえば15日までに税務署に届ければ済む。
鎌倉税務署は、締め切り期日ギリギリの方が空いているのだ。


終りましたかい?やっと・・
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一夜漬け・・・歌には効かない。
怖ろしいもので、「トレーニングを一日欠かすと云々」の言葉は、当然、正しい。
ましてまして、一週間、ほったらかしの声は見事に上ずって、情けない歌唱になる。

午後四時からのレッスンが待っている。
23日は【昼下がりのコンサート】!!!
「実は税金騒動で忙しくて・・」なんて言い訳はしたくない。

お小言に耐えるしかないなあ・・・(;一_一)




2011/03/06

青色申告書を書く

まだ出来上がらない申告書。

数年前から、この仕事のPC仕様も在って、便利だと聞き、CD購入を申し込んだ。
「どうやるの?」
「先生、だいじょうぶ、ご指導しますよ。」
「まず、銀行通帳をご持参下さい」

う~~mm、ちょっと、待て。
それこそプライバシーが見え見えになるではないの?
・・・というわけで、いまもって、手書きしている。
税理士さんも、「え?パソコンでやらないんですか?」って、迷惑顔?をする。

一年間の領収書を月別、費目別に集計して
ロイヤリテイーをまとめて
アシスタントへのお給料を合計して
お家賃をまとめて

収入、すなわち会費だから隠しようもない。
ロイヤリテイーが仕入金額、本部から毎月お知らせが在る。

ようするに収入から経費を差っ引けば済むこと。
保険とか年金とかちょっと面倒だけど
頭の体操と心得て・・・取り組む。
それにしても・・ずいぶん能率が悪くなった!
三日も有れば済んだものが・・・一週間、書類を抱え込んでウロウロしている。

これが在るから・・・この美しい三月を楽しめない。
そう、三十数年来、楽しめない。

水仙が咲いて、梅が咲いて・・・・

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雨の中で咲きそろった枝垂れ梅。

申告書類を提出してしまえば、鎌倉山へ遠回りする。
フワッと、薄いピンク色に染まった桜並木を通るのだ。
「あ、もう、つぼみが膨らんでる!」と、快哉を叫ぶ!
やっと・・私の春!になる。



あああ・・それにしても、今日中に仕上げなければ!(;一_一)




2011/03/05

猫と暮らす・・・

まったく猫という動物・・勝手な生き物だ。

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食べるだけ食べて
眠たいだけ寝て
出たいときは、いつまでも、何回でも、出て行く・・・

耳を立て、尾を立て、大きな眼で振り向きざまにニャオと鳴けば
大概の欲求は満たされる。
満たされるまで、爪を立てて洋服の裾を引き、足を甘噛みし、促す。

自分の何倍も有る、大きな人間様を意のままに操る。

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猫、最近の猫は長生きだそうだ。
20歳以上の猫もたくさん居るとか。

あと20年・・
飼い主は・・・90歳に近くなる。
このエネルギッシュな動物を飼い続けられるだろうか?
この、勝手気侭な動物の老後を管理するのは可能だろうか。


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2011/03/02

人生 下り坂 最高!!

日野正平さん・・・朝の旅番組
長崎、稲佐山の下り坂を自転車で下りながら叫ぶ。

『人生、下り坂 最高!!』

フフフ・・・
そうか、下り坂も面白いかもね。

人生は仏様に与えられた蝋燭なのです。
灯された時が生まれたとき。
その炎は、身を削りながら燃え続けるのです。
いよいよ小さくなって炎が消えたら・・命も消えます。
大きな蝋燭もあれば小さな蝋燭も有る。
細いのも、太いのも、さまざま。
それぞれが・・身を削りながら周囲を明るく照らし続けること。
それが生きることなのです。


以上、お通夜の席でのお坊様のお説教でした。
妙に、身に沁み入りましたよ~~。

シャルル・アズナブール、【オオ トワ ラ ヴィ】おお 我が人生



下り坂を楽しもう
の一言。
お説教より、胸に沁み入りました!


2011/03/01

梅、一輪一輪ほどの・・・

枝垂れ梅。
新築当時、慌ただしく、我が庭に植えられて・・・
36年を経た。
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名木とは言い難く、花の色も形も、樹形も、さしたるものではない。
必ずしも、期待され愛されてるとは言えない木。
乱暴な素人の剪定にも耐えて、早春の庭の奥に毎年、咲き継いでいる。
樹木の命は強くて長いとつくづく想う。
庭を造った主は、とうに代変わりし、いまの主とて、老い先を数える身。


・・・陽射しに春をふと感じる在る朝
雨戸をあけた拍子に「あれ、咲いてるよ・・・」なんて言われるだけの老樹。
今年も・・・ナーバスになる三月を迎えている!

梅 一輪一輪ほどの 暖かさ  
両の手に桃と桜や草の餅

                            芭蕉の高弟 服部嵐雪の作。