2012/01/31

【一人 星の上に♪】

  ジルベール・ベコーの傑作。
【この恋に生きて】として、
ヴィッキー・カーが歌い、一層ヒットしたらしい。
前半はまさしく語り、
サビはメロデイアスに。バックの演奏とともに美しい。





【一人星の上で】

一人 星の上で 孤独な暮らしを 
毎日続ける 惨めな夕暮れは
ふるさとの母に手紙でも書こうか このまま眠ろうか
出かける気もしない

故郷(くに)を離れ この広い都会の片隅 一人で生きている
幸せを求めて 捜して 私は 生きている 長い間

一人 星の上で 寒い冬の夜は 
毛布にくるまり 死んだ馬のようだ
たまの日曜だから オシャレをしてみても
街に出かけてみても 逢う相手も居ない

故郷(くに)を離れ この広い都会の片隅 一人で生きている
幸せを求めて 捜して、私は 生きている 長い間

一人 星の上で 耐えしのんだ私は 
ほしの上に二人 夢のような毎日
二人なら 幸せ 手に手を携え 生きて行く 幸せよ

ラララ・・・・


どうも、原詩は社会的視点の詞だと思う。
ベコーの嗄れ声が淡々と歌っている。
人生の在り様を訴えているみたい。

でも、私が歌うと・・この和訳で歌うなら
これは・・・独身の娘の心情になる。
そう、我が娘への、心からなる応援歌というか。
正直、歌っていると涙が出る・・・・

娘本人にとっては迷惑千判なこと、
「余計なお世話!!」と叱られるだろうな。



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2012/01/30

茹で蛙

例年になく寒い!
地球の温暖化危機説は何処へ行った?

ここ数年、毎冬、自分の住む場所の温暖化を実感してきたから、
誰それの提唱する【地球の温暖化が進むゾ~~!】を信じていた。
いまに、南極も北極も解けて・・水位が上がって・・
怖かった。ほんとに。

ただ…書店で見かけた雑誌の表紙コピーに、
「温暖化は嘘で、むしろ氷河期に突入しつつある」
とあるのを見て「プラス・マイナス0なのね」と自己流に納得。

さてさて、その温暖化の理由と言うのが
庶民の日々の暮らし方にまで及ぶとあって
やれ、エコカーだ、これからはオール電化だ、
やれ、エアコン設定温度のチェックだとやかましく、
そのうえ、最大の悪は火力発電とのことで、原子力発電礼讃。
・・というのが、たった、一年前の論。

それがさ・・・原子力発電は良くない。
されど、電力は今まで通り欲しい。
よって、休止中の火力発電所が、再稼働。
・・・・またぞろ・・・温暖化の心配がでてきた?

そのうえ、なんと、70パーセントの確率とやらで4年以内に
マグニチュード9以上の首都直下型地震が来るんだって?
今までの統計学計算による確率の根本の数字が変わるんだって?。

それにしても、先日の朝の地震は、正直、怖かった~~。
「ああ、ついに、来たか!」と覚悟したものね。(;一_一)
でも、TV予告はなかった・・携帯電話も鳴らなかった。
地震予知会は何をしているの?
高額の報酬や研究費を、即刻、国民に返却すべき。
予報なんて、所詮、無理なんだと白状すべき。


あ~~~あ、
何が何やら、所詮、評論家と学者に振り回される哀れな我々。


何が正しいのか、ホントはちっとも解ってないんだよね。
放射能の影響だって、少しも解明されていないじゃん!

要するに、この世の事象の全て人知の計りしれないところに在る。
・・・と言うことが、本当に本当に、解りました!ということ。


こんな世相でも、未来を信じて働き勉強する、若者たち。
その頃には、この世に居ないからと、澄ましている老人たち。
声高な警告も警報も馴れてしまえば【一億総ゆでガエル状態】。
すでに、【下山の思想】も【老いの始末】も役には立つまい・・・


ゆでガエル・・
火の上の鍋の中で・・徐々に水が熱くなっていても気づかず、
飛び出す機を失って、茹でられてしまう蛙・・。
ですって。



2012/01/28

消費税のこと・・・

消費税を上げる事が必要なのは重々理解している。
が、やっぱり気分的には嫌だ。
定額収入の身には・・老後を過ごす我々にとって
消費税アップは困るというのが正直な気持ち。

消費税アップは、弱気の商店経営者をも、圧迫する。
それを機に、引退する、廃業する、と口にしている。

それでも、国の将来と、国民が完璧な福祉国家を願うなら
自助努力よりも国家の保障を願う以上、仕方のないこと。
下山期の日本で【良いとこどり】は不可能なのだ。
なんでも都合の良いことばかり願うわけにはいくまい。

ただ、その場合・・・世間では誰も言わないけど・・・
【益税】の利得を受ける層を廃止して欲しい。
要するに、売り上げが1000万未満だと消費税免除と言う制度。
売上1000万円未満に抑える術を業者は持っているし
税務署も、各店の売り上げを、正確には把握不可能だ。


たとえば、安価なランチは嬉しいが・・・
不思議な事に、ランチに領収レシートを出し渋る?店が多い。
売り上げ額のごまかしはあちこちで行われていると想う。

小規模店の保護と言う目的かもしれないが
売上高によっての課税対象の線引き制度は、
売上向上の努力を無にしかねないばかりか、馬鹿馬鹿しくさせる。
故に、労働意欲や上昇志向を損ないかねない。
経費を節減し、サービスを良くして、売上高を伸ばす・・
その結果、否応なしの消費税が課税される。
怠けて、1000万未満に抑えたほうが免税される現状。

消費税をもらう以上は、誰でも、いかなる機関も、
売上高に応じた消費税を国家に納めるべきなのだ。


このままでは、大規模店に成るか、零細店に甘んじるか。
二者択一の前に悩みは深い。いっそ、ヤーメタッ!となる。
そうやって、社会保障に頼る層が、いよいよ拡大するという循環。

高度な福祉国家に応じた高税率にするなら、
国の経費削減も重要な課題だが
公平性こそ、一層、高くすることも必須だろう。






2012/01/25

≪下山の思想≫

所用で東京から中央線、四谷まで出かけた。
四谷のマンションに住む人を訪ねた。
ビルの屋根の上、道路わき、公園の木陰に残る雪。
一昨日からの降雪に震えたであろう東京の街。

今日は陽射しが温かく、適度の湿気も戻り、気持ち良い。
知らない街への億劫さを忘れる為にダウン・コートに代えて
バーゲンで衝動買いしたフーシャ色のコートを着る。
派手?青味がかった暗いフーシャ、口紅の色と同じ。
ヒロフの同色のバッグを買ったばかりに、この冬はフーシャ色。


電車は最高の読書室とおもえば、グリーン車を奢って、
往復の2時間で読んだ念願の一冊。
≪下山の思想≫ 五木寛之著。

曽野綾子とは違った切り口だが言わんとすることは似ている。

要するに・・・明るいマイナス思考?
もはや、高度成長で登りつめた頂上からの下山の途。、
明るくのびやかに下りて行こうというもの。
3,11前からの彼の思想だったと言う。
こんな小さな国が世界第二の経済大国に成りえたことが奇跡。
凄いことだったのだ。
今は、自信を持って下りて行こうゼッ!という趣旨。
着地点は、たぶん、日本古来の文化を維持する小国家?

その他、マイナス思考から来る世相感には頷けるものも有る。
こちらは仏教思想が裏付け?

特に、この国は【病人大国】だという説には納得。

健康維持志向と治療技術に優れ、高度な医療施設の完備した国。
世界に冠たる高度医療力を持っているわが国で
何故に、こんなに病人が多いのか?
病苦からの自殺者が何故、こんなに多いのか?



さて、四谷駅の周辺、上智大学と学習院がある。
下校時の学生と生徒たちが何処となく上品に見えるのは
気のせいだろうか・・・・

坂が多いせいか、想っていたより良い街だった。
四谷、信濃町、若葉、・・・町名も綺麗だ。

2012/01/24

≪自分の始末≫

曽野綾子著 ≪自分の始末≫  扶桑社新書

ご近所の若い友人、ブログ仲間、『鎌倉旬彩』のオーナーが
私の年寄り愚痴をきっかけに、御貸し下さった本。
新書・・・いわゆる軽くてベストセラー狙いの本?
併読中の「下山の思想」と「大人の流儀」にプラス・ワン。

やっぱり、この≪自分の始末≫がダントツに面白い。
面白いと言うか…感銘を受けたし、同感したし・・
彼女の人生観の重要な要素である諦念やカソリックへの傾倒。
ニヒリズムというよりもっと上等な達観!
もともと曽野ファンの私には非常に魅力がある。

この一冊には彼女の過去の作品群の中からの抜粋が多い。。
それも、1ページぐらいの短い文章が占めている。
もちろん、既刊の小説からであったり、エッセイからであったり。
珍しいと言うべきか、お手軽だという批判もあるかも?。

逆にそれだからこそ、彼女の人生観がくっきりと浮かびあがる。
併読中の二冊をさしおいて一気に読了した。


『犯罪を犯して記憶されるよりは、悪いこともせずに済んで、
誰からも深くうらまれることなくこの世を去っていけるだけで、
このうえない成功である。
晩年の義務は、のちに、その人の記憶さえおしつけがましくは
残さないことだと私は考えている』
【晩年の美学を求めて】より。

・・彼女は私より10っ歳上。
そして、なにより、この俗世間においてでも十分な成功者だ。
「ささやかだけれど、贅沢な生き方、人生を楽しく畳む知恵」
その、曽野綾子と同じ想いだなんて、おこがましい限り(^^ゞ
でも、備えあれば憂いなしと言うではないの・・先憂後楽とも。


良い本に出会えると嬉しい。


お気に入り・・温風の当たる場所。
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2012/01/22

【奥さま お手をどうぞ♪】


ドイツ生まれ、コンチネンタル・タンゴ。
タンゴの名曲です。でも、女性は歌えません。
とても、残念だけど・・



なかなか良い日本語の歌詞が無いそうです。
甘ったるくて・・・とか、旧い文語体だったり、とか。
菅原洋一さんが割合上品に唄っていたこの歌詞。
サビは・・・私メが、あっちゃこっちゃから持って来ました。
歌仲間、男性のご参考までに・・・どうぞ

奥様  御手をどうぞ     薩摩忠訳
  

匂う花よ マダム その姿は
私の心を 夢に誘う
流れる調べは 軽いタンゴ
心酔わす 踊りのリズムよ 
踊りましょう マダム 御手をどうぞ

「片時も 忘れない なよやかな君の姿
かなわぬと知りつつも  悲しみに暮れる夜
命捧げても 悔いないわが想いよ」


またたく 星影 青い夜風
夢を観るような この一時
ささやいてよ マダム 低い声で
燃える瞳 覗き込みながら
踊りましょう マダム 御手をどうぞ


春の香り      阿部様撮影
IMG_0448初春の香り

「匂う花よ、お手をどうぞ」・・なんて言われたこと?
無いなあ・・・
だいたい、奥様とさえ言われてないもんね。





 
2012/01/21

スマイル♪の訳詞


チャップリンのモダンタイムスのテーマ音楽【スマイル】
マイケルジャクソンが最も好きだったと言うから。
「ぜひ、歌ってみて下さい」なんて無理を
一か月以上前に、唄の師、堀陽子さんにお願いした。

先日・・・
「日本語の歌詞が無いから、苦労してるの」
と、ピアノを弾きながら、出だしを聞かせてくださった。
原詩の意味をたくさん取り込もうとしてくださったのか
かなり歌いにくいとおっしゃる・・・

それならばと、捜しに探して・・
雪村いずみのレコードから採ったyoutubuをみつけた。





マイケル・ジャクソンの歌唱と違って
彼女らしい張りのある高音の歌いかた。
歌詞は・・・ありきたりというか、平凡だけど
原詩も、こんなようなものだ。
綺麗な英語で歌っている二番は?


Light up your face with gladness、
Hide every trace of sadness、
Although a tear may be ever so near、
That is the time you must keep on trying 
Smile what is the use of crying? 
You will find that life is still worth 
While if you will just smile・・・ 


喜びに満ちた顔を挙げよう
悲しみは隠して
涙があふれようとも 頬笑み続けよう
貴方が微笑むなら悲しみは無くなるのだ
人生は素晴らしいって解るよ、きっと。



・・・と言うところ?


  
2012/01/19

リタイアーの時機は


いつリタイアーすべきか?
私の仕事には定年が無い・・個人営業みたいなもの。
やる気があればいつまでも・・・

リタイアーの時機を決めるのは自分。m、、だから・・・難しい。
家庭の事情とか、自分の健康とか、地域の状況とか
決定的な事が生じれば、嫌も応も無く、辞める。辞められる。


自分が50代の頃、
60代の先輩諸姉を観て・・・
その、あまりのボケぶりや、動作緩慢さ、
なにより、次々と本部が出す新機軸への拒否反応を見て
『そうなったら、もう退職するべきだよ』と傲岸にも想っていた。
50代は若い。しかも怖いもの知らずでエネルギー満開。
60代に入ったら、一層、自信に満ち、身体も充実!!
老親を送り、子供を巣立たせ、夫は・・・?ま、家に居る。
後顧の憂い無く働ける・・

女性の働き盛りは・・52歳から62歳だというのが実感。


いま、半年後にせまる70歳を目前にして想う。
『働ける』というのは自画自賛に近いかもしれない。

よそ眼には、確実に老婆である。

昨日、一年後輩の指導者の引退記念?講座に伺った。
さすがに、常時、トップクラスを保ってきた方の講座。
別れを惜しむ後輩同輩で、超満員だった。

今日に至るまで研究熱心で、事務局対応も柔軟、
生徒数も、同じ圏内のトップスリーを譲らない。
まだまだ・・・指導者として存在し、
実質は、スタッフを上手に使ってのご活躍のおつもりかと。


しかし・・正直言って、彼女の容姿、雰囲気には、
たぶん、西欧風の美しい顔立ちがそうさせるのか・・
あれ?と心配させるものが、数年前から在った。
久しぶりに会う人をびっくりさせていたから・・・


今回のリタイアーは、正しい時機を得ていると思う。
惜しまれながら・・・「まだまだ出来るのに」と言われながら
引退出来たら・・・理想的なのだ。


だとして、はて、私は?
キャリアは私の方が、一年以上長い。
しかも、彼女ほど、有能ではない。
そう、生徒さんに、不都合を掛けるようになったら・・・
生徒さんとの約束を忘れるようになったら・・・辞めようか、
あるいは、好い後継者を見つけたら辞めようか。

『三歳年長の彼女がリタイアーした・・・』
もう、覚悟が出来た。
・・というか、覚悟するべきが、世のため人のため。(#^.^#)






2012/01/16

猫 歌 仕事・・・ブログ

私の生きがい?
猫、歌、仕事・・・ブログ。

猫を下さった・・押し付けた?・・のは、仕事仲間。

歌、シャンソンとの出会いは、ブテイックの壁の写真。
お店のお得意様のステージ姿だとか。
「なにを唄ってるの?」という興味。
シャンソン?ふ~~ん、素敵ね。唄ってみたいな。
軽い会話から、覚悟も無いまま、急なご紹介を受けた。

仕事は・・・32歳から。
公文式なんて、世間の誰も知らない頃、
当時、不出来な息子を嘆いていたら
隣人が、公文の教室を勧めてくれた。
鎌倉への転居を機に、近所に教室を捜したのがきっかけ。
「そのあたり、在りませんの、ご自分で始めたら?」

ブログは、仕事仲間のネット上で、私のアップを読んだ方が
『これは、ネットでのアップと言うより、ブログ・・』と、
半ば強引に?勧めてくださったから。
手取り足とり、ブログのノウハウを教えて下さったから。

皆さんに、心から感謝している。
誘ってくださる・・・本当に有り難いことだ。

そうだ、ヨガも・・・町内の若い友人に誘われて。


確たる信念や覚悟を持って、事を始める方も居るだろう。
それでも・・フラフラしただらしのないスタートでも・・、
スタートすれば・・・やれるものだし、のめり込めるものだ。

そして、一生懸命やれば、何事も楽しく成る。







2012/01/13

光りもの


10数年前、シャンソンを習い始めたころ、
ステージ用のアクセサリーや、靴を探すのに苦労した。

もっと、胸元を、ゴージャスにキラキラと煌めかさせたい。
大ぶりで圧倒的な存在感在るイヤリングが欲しい。
輝やきのあるハイヒールで、チラリと足元を飾りたい。
かといって、演歌歌手風では困る。

フランスやイタリアで作られたものは、さすがにセンスが良い。
かなり大振りでも、品の良い落ち着きが在る。
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ふたつとも、シャンソンの先生に分けて頂いた物。
紅いセーターはユニクロ・・・(^^ゞ


いま、光りものが様々な分野で流行っている。
スワロフスキーの輝きが、全てのファッションを飾っている。

キラキラ光るものは、老いた肌を明るくするし、
マイナスのオーラを跳ね返す魔除けに成るし、
光りものの流行りは大いに嬉しいのだが・・・

しかし・・フリルやレースまで加わって、
装飾過多気味の昨今のファッション。
我が太り気味の身体に、既成の飾り物が邪魔をする。
自分で選んで、自分の好きに飾りたい。

着る物をシンプルに,シンプルにして、
キラキラを『ステージ用で派手』と仕舞い込まずに日常で使おう。



  



2012/01/12

病院事情

鎌倉の人口は17万強。
その27パーセント強を65歳以上の世代が占めていると言う。

日本全体が高齢化の中でも、トップレベルの数字?
過疎地は別としてのこと。

年が明けて、やっと、脳神経外科医院へ行く。
年末の血液検査結果により、高脂血症とされた。
一時的なものかと楽観視しているが、
『このままだと脳梗塞か・・・』なんて脅かされれば
半信半疑のまま・・薬の服用を続けている。

今日は院長の診察日。
元生徒だった若先生の診察日のニ倍の待ち具合。
一瞬、ひるんだが、立ったまま、待つことにした。
意外に、おもったより速いスピードで、患者が捌けていく。

良く良く見ると・・・
付き添いが居る患者が3分の1居る。
だから・・・満席とはいえ、患者はその半分位?

足腰がまったく弱っていて、立つこと、歩くことが不安なら、
当然、妻が、夫が、娘が、嫁が、・・通院を支えるしかない。
伺い見れば、まさしく老老介護の実態!。
あるいは、すでに孫世代すらが支える高齢患者!。

往診の要求は不可能なのだろうか?
寝たきり患者の需要にこたえるだけで、手一杯だろうか?。

この風邪の季節、待合室の中に幼児はたった一人しかいない。
眼前の風景から、4人に1人が65歳以上と言う現実と
数年後の保険制度、社会保障制度の破たんを実感した。

それにしても
医院の受付事務員、隣の薬局の若い薬剤師たちの応対。
忙しいさなかの、支払いに手間取る患者相手のお見事な対応。
馬鹿丁寧に、甘い声で繰り返す『すみませんね』と『お大事にね』
なんとも、嬉しいような、面映ゆいような、情けないような、
複雑な気分にさせられる。(;一_一)

なにかと不自由な、身体も頭もボケた相手に
ムカつくことも多かろう。なにより、手間を取る。
私が若いころは、老人に邪険にする若者を見かけたものだ。
にこやかに我慢我慢で対応する・・・偉いなあ~~。


そう、今や、医療機関において高齢者は上得意様!
全てに機能低下状態の老人に対応するには・・・
きっと、マニュアルが在るに違いない。


それにしても、この膨大な物心のエネルギー、
次世代に続く若者のために費やすべきなのだろう。
それこそが、国が発展するということ。
仕方が無い。
今、この国は下り坂を歩んでいるんだから・・。









2012/01/09

21歳の猫・・・


従姉は今年80ッさい。
あちらこちらに、疾患を持ちながら、元気で朗らかだ。
我が実母の一族の中で、最長老。
最長老としての役割などと、意識はしていないだろうが
疎遠になりがちな従兄弟姉妹の中心に居てくれる。

誰それが入院したよ、
誰それが介護施設に入ったよ、
誰それが手術を受けるんだって、

・・・
決して楽しい話題とは言えないまでも
こうして詳細に消息を伝えてくれるからこそ、
お互いに、想いも祈りも絆として結ばれ繋がっていく。

老いてしまえば、血縁よりも深い縁につながれてしまう。
もしかしたら、切れてしまいそうな血縁の誰彼。
忘れずにいられるのも、ひとえに彼女のお陰だ。

今日も今日とて・・年賀状への礼に続いて・・
『元気?旦那さんもお変わりない?』
『ありがとうございます。お従姉さんは?』
『相変わらずよ。・・やっと、ヘルパーさんが来てね・・』
一通り、互いの健康・・とはいえない・・体調の話題。
『そりゃそうと、あのネコちゃん元気?』
『もう、21歳になるの。人間にすれば140っ歳?
よだれは出るけど・・・皺も無いから私より若々しいよ!』
『ボケて、ご飯を四回も食べるから、二時間待ってと言ったらね、
きちんと二時間後に、エサエサと誘いに来たの。凄いよね』
『う~~~ん、人語を解する?もう、化け猫ね』

真っ白で綺麗な雌猫。・・・名前はクイーン。

従姉はネコが大好きで、いつもいつも3,4匹飼っていた。
次々と、後輩猫が亡くなり・・・ただ一匹残っている。
数年前、いまにも・・と想うほど衰弱していたのに、
最近、一匹に成ったら、むしろ、元気になったとか。

やきもち焼きのネコだから・・・せいせいしている?

そんなわけで、互いの愛猫談義も続いて・・
『じゃ、身体に気を付けて。転ばないで。』
と受話器が下りる。


我が家のデブ猫、
いよいよ、傲慢で甘えん坊で・・・でかくて。
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我々夫婦の後までこの猫生きているかも。
『えええ~?どうしよう・・』
真剣に心配する昨今。だって、まだ三歳だもんね。

ペットが残る、遺される、悲喜劇!
まさか自分の事となろうとは
うかつにも猫を飼いだしたこと・・少々、後悔もある。



2012/01/08

歯が痛くても・・

歯痛
大晦日から・・・食事後に生じる痛み。
およそ、ここ数年忘れていた歯痛。
鎮痛剤を時々服用しながら耐えてきたが、
やっと正月休みの明けた歯科医院へ。
平成19年1月に来院・・・カルテを見ながらの院長の言葉。
「年に一度は点検を」の指導を無視した数年間。
長い御無沙汰に恐縮している患者に、温かい院長の笑顔。
丁寧に説明してくださる治療計画。

新年早々、何より嬉しかった!

IMG_4243.jpg                      阿部様撮影、箱根駅伝の日の富士山。
この秀麗な姿が在る限り、と想う・・・!


流儀も思想もどうでもよいのだ。
要は、心根。

温かい思いやりで人を幸福にする。
あるいは、美しい物を慈しみ、共有し、愉しむ。
自分の仕事を誠実に勤める。
そうすれば・・・山下りもなんとかなる。









2012/01/07

読みたいけど・・

新年早々、ベストセラーだという本、二冊。
【大人の流儀】 伊集院静著
【下山の思想】 五木寛之著


なんだか・・・
読んだら、がっくり来て「買わなきゃよかった!」と想いそう。

このお二人は、題名と言うかテーマというか
売れる本を作るのがお上手だ。(編集者が上手いのか?)


今の日本人の、気分にぴったり。

【坂の上の雲】を見上げて高みへと走った日本は終り
もう、下山するのだ。
下山の途中には足元に美しい花々を見つけ
遠く茜色に染まる空を観る・・・・
上った山なら、いずれは下る。下らざるを得ない。
なれば、楽しく下ろう!と言う思想?
多分に仏教思想に近いのではなかろうか。


伊集院静と言う人の自伝めかした文章には
多分にフィクションがありそう・・
なんたって、美人女優夏目雅子の亭主だったんだし
夏目家と言うのが、また・・凡人の想像外と聴いている。
今は、篠ひろ子という逸材を家の中に閉じこめている洒落男。

およそ、美男美女でもなく、愚直に暮らす我々に、
大人の流儀を説くほどの生活感を持っているのか疑わしい。
そんな男の気取った、贅沢な流儀、ついていけそうも無い。

読んでも居ないのに、広告の惹句と帯から推察するのだから
申し訳ないことだ・・・(;一_一)。偏見に近い?

大船駅ビル内の本屋。
【大人の流儀】は並んでいたが、【下山の思想】は売り切れ!
売っていた本は買わないし、
売り切れているとなると仕入れの下手な本屋だと心中でけなす・・
我ながら嫌味な客だとつくづく思いながら店を出る。

ただ・・歯科医院の待合室で読みたかったのだ。



2012/01/06

水に流して♪

   エディット・ピアフが、麻薬中毒からの復帰第一声の歌。
【何も悔いない】と歌いあげる彼女の叫び。
ちょっと、チリメン気味の震え声の持つ迫力か
本人の迫力なのか・・・ラジオから流れたこの歌は瞬時に、
彼女の人気を復活させたという有名な歌。


    
水に流して

Non、私は悔やんでは居ないわ
良くも悪くも どうでも良いことなの
Non、私は悔やんでは居ないわ
過ぎた思い出 全て忘れ去るの
過去の事など みな 焼き捨て
苦しみも喜びも 何もいらない
全て投げ捨て ゼロから 私 やり直すの

Non、私は悔やんでは居ないわ
良くも悪くも どうでも良いことなの
私の人生 私の喜び
いま、貴方と一緒に 始まるのよ~~~!




自分の声に相応しいかどうか?
おおいに悩むところだが、
ピアフの有名な歌ならば、一度は習ってみたい。

私なりに唄おう、なんておこがましい。
ただ、この歌を唄ってみたい気分がある。
私だって・・・
水に流せるなら流したい過去、数々、在るのだ。



2012/01/04

初詣

箱根駅伝の終了を待って、鎌倉八幡宮へ初詣に行く。
鎌倉のお正月は自家用車の乗り入れを禁じているので
いつもより、ずっと静かだ。走る車はタクシーかバスのみ。

鎌倉駅前から賑やかになり、檀葛、大鳥居から人混みが続く。
午後からの薄陽に誘われてか、例年以上の参拝者。
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警察の厳重な管理のもと、ダラダラと進むしかない。


一昨年の3・11に倒れた公孫樹。
新芽?は、冬枯れて、判らないが・・春になれば・・
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大石段の下まで、ちょうど一時間経過。
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新春にふさわしい温かい青空!いつも此処は晴れている。

大混雑の中ともかくも、参拝を終えて、ホッとする。

なにより、夫の【病気平癒】
私の【身体健康】
【家内安全】、
【交通安全】、
以上、四つ、お守りや、お札やら、・・小一万円!

行列の中で神社にどの位、収入があるのか?と
計算する思考にも、ウンザリしていたが
同時にペット用お守りを、真剣に捜す連れ合い。
彼の精神回路の落差に、呆れる。


砂利道をダラダラと歩かされた。
白く変色するほどの黒い靴とズボン!
同時に鼻孔を通過したに違いない土埃!(@_@;)


いずれ、箱根神社に行きたいのだが・・・
地元にご挨拶するのも礼儀かとこの混雑に耐えた恒例の午後。





2012/01/02

箱根駅伝

毎年、釘づけに成って愉しむ箱根駅伝の中継。

車で走り慣れた東京、藤沢間の国道一号線。
品川駅前、横浜駅東口、戸塚警察、・・権太坂、遊行寺坂、
浜見山交叉点をすぎて海岸を走る134号線へ・・、
そして小田原から箱根湯本を経て富士宮ホテル、芦ノ湖。

走る選手の後ろに流れるなじみ深い風景。
人生に似て、マラソンには様々な感慨を覚えるのだが、
その中でも、特に箱根駅伝に興趣を覚えるのは
流れる風景のせいもあるのだろう・・

沿道での応援を愉しむのも、たやすいこと。
10年程前までは、勇んで出かけたものだが、もはや億劫。

さて・・・山の神、柏原選手の記録達成もさることながら、
最後のランナー、東京農大の選手は無事にゴールしただろうか。
ついつい弱者に心惹かれるのは、自分の弱さと重なるから?
フラフラと覚束なく走る姿が、中継時間内に収まらないまま、
CFが被さる。

中継終了を残念がる娘と私のTV局への非難の声に、
隣で、うつらうつらと、観ているような観てないような連れ合い、
がぜん目を覚まして「もう、諦めて、棄権しろ!」なんて毒舌を。
男は厳しい。
確かに、勝者の努力と才能を讃えれば、十分というべき。

明朝、8時からの復路中継も、W大が二位では興味半減。
とはいえ、明日も、一歩も外の空気にふれないまま暮れる?。

元旦の息子一家との食事で、程よい買いだめも綺麗になった。
簡単な今日の夕餉が終れば、娘は、4日からの通勤に備えて、
独り暮らしに戻って行く。


こうして、極々平凡な日常が、あと363日続くのだ。
平凡なら佳し!とすべき、新しい363日が・・。





2012/01/01

年頭に当たり

つつがなく、新しい年を迎えることができました。
この国の先行きが不安とは言え、
とにもかくにも、無事に新春を迎えました。

私メも、紅白歌合戦などを楽しみ、
娘や夫の年越しそばを用意し、
簡単なお節を作り、
お雑煮の下ごしらえを整えて・・・

各地の除夜の鐘の音など聴きながら
新しい年を迎えました。

帆船 【日本丸】・・・帆を降ろして横浜ドッグに眠る。行く手に待つのは?
IMG_3859.jpg
                         阿部様撮影

自分本位の言いたい放題のこのブログ、
お訪ねいただいた皆様にとって、
この年が、佳い年でありますように
心から祈念しております。


年末に成っての、焦眉の懸案、消費税の増額。
野田首相の言うとおり、財政逼迫の放置は出来ない。
この国の将来の姿は?
高い福祉を求めるなら高い税率を受け入れるしかない。
我々、高齢者が、どうかんがえるべきか。

今年は、各世代、特に若い世代から、
厳しく問われる10年のスタートになるのではないだろうか。

曽野綾子は
高齢者への経済的な公的優遇措置を放棄しているとか。
『これは、私の趣味だから・・』と言う。
剛い女性だ。こう言い切れる人はそんなには居ない。

仕事を辞めたら、早速、あれもこれも申請しよう・・
なんて甘えた気分で居る・・が、そうもいくまいか?

人口の一割にせまる老人の数、
日本有史以来の人口比だと言う画面のグラフ。
老人への厳しい対応が迫られる気配を覚える。

新春早々の独断と偏見の独白です。
今年もきっと・・・

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

           2012年 1月1日