草笛日記

どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。

続・・・勘三郎

富士紅葉名残の月に 勘三郎

今朝の日経新聞、文化欄、【中村勘三郎さんを悼む】からの句です。
小劇場主宰、劇作家、野田秀樹氏の追悼の文章。
いくらか過剰も在るやもしれませんが、胸を打つ一文でした。

幾つかの追悼コメントは各メデイアで読み聞きしたのですが
今朝こそは、勘三郎氏への哀惜、痛切な想いに出会いました。

あいつほど「日本人」と言う言葉が、似合う男も居ない。
・・・悪しき力と闘い、市井の人々には心優しい。
   義理人情に厚く、忠義を守る、喧嘩っ早くて涙もろく、
   苦労を自ら背負ってそれでいながら底抜けに明るい。
だがこれは、全て古い【日本人】の物語、舞台の上の話
架空の話、絵空事。そう思っていた。
ところがどっこい、そんな日本人が生きていた。
それが中村勘三郎だった。


以上、一文からの抜粋です。
うん、納得する。
明治生まれの男が持っていた・・理想的な男性像。江戸っ子。
今の時代、そんな生き方をしていては、命も縮まるでしょうに。


【ふじ もみじ なごりのつきに かんざぶろう】・・・・野田秀樹
音の美しさ・・濁音のつらなりの心地よさと、歯切れ良いリズム感。
冬の富士山、終りの紅葉、夜明けの空の、白く儚い名残の月・・
きっと、追悼句の名作としてのこるのではないでしょうか。

今朝の、北鎌倉駅 円覚寺入り口に、最後の紅葉が。
2012120910490000.jpg


所用が有って、朝の11時に、北鎌倉へ梶原山越えで向かいました。
先日見つけた、帯を切らないままで【造り帯】にしてくれる店も、
造りたいポンチョ用の生地屋さん《スワニー》も日曜日が定休日だったとは!。

ひとまず、松花堂の【あがり羊羹】と、光泉の【稲荷ずし】を買って、
北鎌倉駅から、線路越しに写メで一枚撮って・・・・
肝心の用を足さないまま・・そそくさと帰りました。


このところ・・・アンラッキーが続きます。



スポンサーサイト

Comment

小紋 says... "大石内蔵助"
 「元禄繚乱」の 討ち入りの場面を テレビで少し見ました。
 息子の小さい時から テレビに撮らせて シリーズで放映されていたので 
 時折見ていたのに 劇場に
 彼を観に行ったかどうか おもいだせません。
 子息二人と 獅童の錦秋歌舞伎は 博多で観たのです。
 獅童さんの後ろ盾になった 立派な人でしたね。 
 
2012.12.09 19:41 | URL | #- [edit]
草笛 says... "小紋さんへ"
>  獅童さんの後ろ盾になった 立派な人でしたね。 
渋谷コクーンでも、獅童さんを二枚目として重要な役に引きたてていました。
中村屋一門の頭として、いつも意識していたのでしょう。
あの世界、祖父、父と揃っていないとなかなか大役が付きませんものね。
玉三郎さんだってもっと活躍しても良いのにといつも想います。

勘九郎兄弟も苦労するでしょうか。
    
2012.12.09 21:13 | URL | #- [edit]
湘南ピース says... "続・・・勘三郎"
本当に無念の気持ちが伝わります。
どれだけ多くの人の心に焼き付いて
いる事でしょう。

せっかくのお出かけが空振りでざんねんでしたね。
でも美味しいものを買われてやけ食いはいけません。


2012.12.10 00:54 | URL | #- [edit]
草笛 says... "湘南ピースさんへ"
御忠告通りです。
あっという間に上がり羊羹も半分無くなっています。
お寿司も女性には少々多めなのに食べてしまいました、お昼に。

目の前に美味しいものをお居てはいけないと重々知っていますが
ほしいのですよ・・・・ 
2012.12.10 09:47 | URL | #- [edit]
こゆきまる says... ""
ご無沙汰しております。
美味しいものが美味しく頂けるのって、
幸せですよね~♪

勘三郎さんのショックから立ち直れず、
ぼーっとしてます。
特に中村屋ファンではなかったですが、
たくさん舞台を観ましたし、
澤瀉屋さんとも気持ちよく共演してくれましたしね。
まさか猿翁さんより先に逝ってしまうとは…(涙)

寒くなりますので、ご自愛ください。
ポンチョの完成を楽しみにしております。
2012.12.13 13:54 | URL | #SpgztpOc [edit]
草笛 says... "Re: タイトルなし"
お久しぶりです。
> 勘三郎さんのショックから立ち直れず、

時が経つほどに、悔しいですね。
あれって、医療ミスではないのかしら?
今時、食道がんでは命を落としませんよ。

華やかな艶聞もちらほら聞こえてきますが・・納得してしまいます。
佳い女たちですから。彼に愛されて一層色っぽくなってますもの。

ま、そんなわけで、風邪をこじらせたまま年末を迎えています。


2012.12.14 16:53 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://kusabue514.blog117.fc2.com/tb.php/1389-626cb032