2014/05/13

徘徊老人の幸福




何故か、この一週間、
TV番組で、しょっちゅう目にしたのが認知症についての特番。
健康な・・・歩きまわる体力を持つ認知症、
都市部における徘徊老人の増加に関する報告。

65歳ぐらいから露見するアルツハイマー症は別として
老化による認知症は怖い・・・
伯父たちは、みんな病を得てボケる前に亡くなっている。
伯母たちは、80代後半まで生きたが、少々、ボケ気味だったかもしれない。
自分もたぶん、このままだと、80才をすぎて認知症状を呈するのでは?

不安

薬はないものだろうか?
いろいろ片付けて、それとなく周囲に別れを告げて、誰にも悟られず
思い出の有る場所で、メンデルスゾーンのヴィオリン協奏曲を流して、
・・・そううっと・・・かねて用意の薬を飲む。

動物は、我が身の老化老衰を悟ると
そっと、仲間たちの居ない場所を見つけて、永遠の眠りに就くと言う。
あるいは、水も餌も拒否してひたすら眠り・・・枯れて行くと言う。
誰にも発見されずに・・・


人間も動物。本来ならそういう路をたどるはずだ。


ひるがえるに、
認知症による徘徊が増えていることは、理に叶うのでは?
徘徊のすえに行方不明になる老人。
彼等は、殆ど何処かで命が尽きているはず。
それは・・・自分が幸福だった頃の家を求めて漂う旅の一種?。
確たる目的地を目指して、父母兄弟との再会への旅?。
徘徊老人自身は幸福なのだろう。


無理やり長寿を強いたとて幸福とは無関係。
足腰の強いうちに、旅に出る・・体力が尽きた時には薬を飲む。

安らかな死に様が許されないからこそ、
そんな時代が必ず来るのではないだろうか?
徘徊老人の行方不明者増加こそ、その予兆ではないのか?

全てから引退したら、四国のお遍路道をのんびり歩いてみたい。
シミュレーションとして・・・



  





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コメント

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徘徊老人の幸福

本当に長寿社会になったものです。
昔なら70歳過ぎたら凄い老人であとは
死を待つばかりでした。
ところがどっこい自分がなってみると
全然自覚なし。周りにもお元気な方が
沢山いらっしゃる。

さてこの先どうしたものか、、、、
姉の生きざまを見習おう。
駄目と思ったら食も水も拒否して
子供たちに囲まれ5日目に旅立ちました。
前日に姉妹とも別れを惜しんで。

湘南ピース・・徘徊老人の幸福

> 子供たちに囲まれ5日目に旅立ちました。
素晴らしいですね。
理想です。こうありたいものですね。
本人も周囲も納得して・・・お願いしても現実には難しいとか?