草笛日記

どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。

高倉健さんの死

 
任侠物にはじまる数々の映画の中で
きちんと記憶にあるのは【幸せの黄色いハンカチ】。

あの映画の中の健さんは、確かに魅力的。
共演した、若き日の武田鉄也と桃井かおり・・そして倍賞千恵子、
全員の好演があって、高倉健の美点が良く出ていたと想う。
印象に残るのは口を開けずにボソボソと語りながら、明晰な口跡。

訃報は悲しいが83歳ならば充分ではないだろうか?
文化勲章を授与された折の写真には
さすがに、その容姿の老いが顕著だったもの。

俳優は老いてもその年齢にふさわしい役どころが在る。
笠智衆、大滝秀治、緒方拳、それぞれに魅力的な老人だった。
それでも、高倉健さんには
いつまでも、颯爽として凛と立つ【男の中の男】を演じて欲しかったから。

江利チエミとの結婚には、当時ずいぶんと驚かされた。
あの美青年が、相手を得るにあたり何故に江利チエミとしたのか。
今思えば、納得できるが当時は不思議だった。
彼の人生の伴侶は・・・・外国にいると聞く・・・
その私生活の不自然さが、彼自身の陰影となって余計に魅力的にさせたのか・・・。

人は、それぞれ秘すべき哀しみをかかえているんだと、
あらためて想いつつ、ご冥福を祈りたい。

かくして、世代交代は完遂・・・・
TV画面で、哀悼を述べる石原新太郎も長嶋茂雄、いかにも老いた!

昭和はいよいよ遠くに成りましたね。





 




スポンサーサイト

Comment

湘南ピース says... "高倉健さんの死"
私も義侠映画の頃は見た事は無いのですが、
晩年の数々の作品には感銘を受けました。
年をとって素敵になれる人は稀です。

屹度いつまでも皆の心に生き続ける事でしょう。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
2014.11.19 03:03 | URL | #- [edit]
草笛 says... "湘南ピースさんへ・・・高倉健さんの死"
> 年をとって素敵になれる人は稀です。
そうですよね。特に二枚目の老化は難しいですね。
晩年は上手に作品を選んで・・・かれの個性が一層輝いたと想います。

どんどん時代が変わると実感しています。
安倍首相の会見談より、大きなニュースで良かったのやら悪かったのやら
これが日本の庶民の意識かも。
2014.11.19 09:47 | URL | #- [edit]
今治りんどう says... "健さんの死"
まだまだと思っていたら、、、もう80歳を過ぎていたのですね。
わたしも黄色いハンカチ  くらいです。
江利チエミさんの後のことが知りたかったです。
よほど愛していたのでしょうね。

みんな年をとっていきます。
2014.11.20 14:01 | URL | #Sm/ug.UM [edit]
草笛 says... "りんどうさんへ・・・健さんの死"
> みんな年をとっていきます。
ホントに・・・寂しいですね。
今日、朝一で武田鉄也が、下りてこそ登った記憶に成るとか言っていました。
とうに下りていたつもりでしたがまだまだ欲が在って・・・
悟りの境地には遠い自分が情けないです。
2014.11.21 09:36 | URL | #- [edit]
小紋 says... "映画で見て"
今年は 「あなたへ」の映画で見た 竹田城に行きました。
健さんは 福岡県は 中間の人です。ロケは富山から長崎ですから 
門司港場面もあって テレビ放映と合わせて 二回見ました。
著書「あなたに ほめられたくて」も よい本です。
彼の先祖の 小田宅子の旅行記も 本になっていて 
裕福な商家の夫人連が 江戸まで行く話は 興味深いです。  
2014.11.21 20:05 | URL | #- [edit]
草笛 says... "小紋さんへ・・・ 映画で見て"
小紋さんは健さんのファンでいらしたのですね。
ご出身も同じ・・・

居酒屋兆冶も良かったですね。八甲田山も・・・
日本人の理想の男性像を演じ通うしたとおもいます。
もしかしたら、人生そのものも?
 
2014.11.23 09:55 | URL | #- [edit]

Post comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://kusabue514.blog117.fc2.com/tb.php/1977-c192c2e3