2015/03/27

息子が還って来る!




静岡に単身赴任したまま、いっこうに帰ってこない。
すでに47歳の息子、
バブル絶頂期、売り手市場のあの頃に、大手市銀に就職。
当時人気の、リクルート社、キャノン、日本生命からのお呼び出しもありながら、
あえて市中銀行を選んだのは
穏やかで、控え目な彼に相応しいから・・・とは、彼の父親、夫の意見。。
ただ・・・一流企業で頭角を現すほどの器量は持っていないだろう・・と案じ続けていた。
なにせ、我々の子供だからね。

それにしても、夫は中企業ながら、すでにこの年齢で役員だったはず。
密かな親心は、このまま静岡に埋もれて・・・中小企業に下るかと?。

息子から先ほど電話が在ったと夫のメモ。
此の四月から、やっと、東京に戻り、彼自身が満足するポストに着いたとの伝言。
明日の朝刊を観てくれとのこと。

嬉しい。
何よりうれしい。
不景気の中、安定した収入は勿論だが、もし花をも手に出来るなら
サラリーマンとしてこの上ない喜びだろう。

娘45歳も、バブル期の終りごろとはいえ、同じく、金融、信託銀行へ就職。
専門職として男子並みの待遇を与えられ、当然、転勤も余儀なく、名古屋で数年。
昨年から、鎌倉に住み東京の本社に通っている。
女性というより男性に近い能力を発揮しての活躍は親馬鹿ながら想定内。
子供の時からぬきんでて冷静で緻密だったから・・・

夫婦で働いても、さしたる資産も残せず、
築40年以上の家にひっそりと住む我々老夫婦。
老後の心配をすれば切りが無いが、
まずは、子供二人が能力相応に社会で活躍出来るなら
親として、これ以上の幸福は無い。
愚かしい私の不安定な気質に似ず、
夫の血の持つ堅実で賢明な気質を継いだのだろうか。
天の采配に感謝あるのみ。
そして、我が家の基盤を与えてくれた御先祖様各位に感謝・・・・

「おじいちゃんが聴いたら喜んでくれるだろうなあ」・・・と夫婦の会話。
おじいちゃん・・・勿論、我々夫婦のそれぞれの父親の事。
戦後の日本を、一人は小売業者として一人はサラリーマンとして
ひたすら、実直な勤勉さで、空前の経済大国に導いた親たち。
安定した幸福な家庭を 誠実に築き上げた親たち。

人並みに子供二人を優劣無く育て上げ、無事に子孫を遺せるなら
「人としてまっとうに生きた」と、あの世に行けば、褒めてもらえるかも。


さあ、私は どう生きようか・・・これからの20年。
子供たちの負担にはならないとは言わない。
でもギリギリまで、頑張らなくっちゃね。

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町内会館のクリスマスローズ・・・いかにもつつましく、いつのまにか蔓延っている。

本日は親馬鹿チャンリン、蕎麦屋の風鈴の一席にて・・・


  




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