2015/03/29

養老孟司氏



【自分の壁】を読む。
ベストセラーらしいが、もともと彼のファン。

最初のベストセラー本【馬鹿の壁】、読んでも理解したとは言えなかった。
彼独特の表現癖、というか言い回しが面倒だったから。

今度の本は、彼の意図するところをもっと平易に表現して居る。
・・・さもありなん、あとがきに、記述は編集者に頼んだ由。
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内容・・・鋭い観察力に大いに共感した。
自分探しなんて意味無いと言うこと。
自分を主張したとて周囲と軋轢を生み、生きにくく、不幸の元になるのだ。
人はもともと、生物学的にも共存共栄の存在だということ。
昆虫を愛する解剖学博士らしい視点からの説。

個性なんて探さなくても、誰でも抜きがたく個性的だということ。
押し殺したとて、いずれは表出するということ。
西欧や、アラブ、その他彼我の文化と、日本の文化との違い。
上下の、良い悪いの差異では無く、文化にも個性が在るということ。

彼の説は
【自分探し】【個性を伸ばす】が主流の中でマスコミに受ける類ではない。
実際、テレビ画面では彼は自説を上手く表現出来てないみたい。
シニカルで斜に構えていて・・・・めんどくさい。
それでも、ベストセラーということは・・・
共感者が多いと言うことだろうか。

さて、数年前、
養老氏に新幹線品川の下りホーム、喫煙コーナーで見かけたことが在る。
実にチャーミングな人だった。
たっぷりした銀髪に上質な黒のロング・ダブルコートをしっくりと着こなして・・たばこを吸う。
遠目にも・・・・そのオーラが、一言でいえば、素敵!
ファンなんですッテ、鎌倉に住んでますッテ、大の猫好きですッテ、
自己紹介して・・・サインをもらえなかった臆病さ!
今にいたるも、、残念至極!。
二人しかいない早朝のホーム、せっかく、こっち見て微笑みかけてくれたのに。


私の【素敵!】は、なかなか他の人に伝わらない。
貴方の評価は当てにならないから・・と言われている。
そうかな?
私の見掛けからくる人物評価力
けっこう、自信あるんだけどなあ \(^o^)/





   
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