草笛日記

どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。

いよよ 華やぐ・・・

五月になれば、そこここに野生のマーガレットが咲く。

花屋の店先にある改良された華やかなそれでなく、
昔ながらのあのマーガレットが・・・。

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「Y子さん、あなたは、さしずめ、マーガレットね」
「じゃあ、あなたは?」
「私は・・・白いカトレア・・」
そう言って、後日、油絵に描いて、送ってくれました。
画才は確かで、創始者公文公先生の肖像画が今も記念館に。
画才ばかりで無く、障害児教育において並々ならぬ熱意をお持ちで、
その行動力と能力を尊敬しての交流でした。
遠く、柏市から、我が教室に来て、鎌倉山を散策した折の会話です。
確かに、ゴージャスで気位の高い女性でした。
お互いに、まだ、40歳になるかならぬか・・・・
50kgに満たない痩せぎすで、地味目の私への精一杯のお世辞だったか。

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白い花を見ると思い出します。
講演会の壇上で彼女が脱いだジャケットのまぶしいような赤色と、
あの日の会話を。

惜しむらくは、その後数年で、K先生は、乳がんに斃れました。
白いカトレアのまま、突っ込んでいくように逝きました。

岡本かの子の歌。
【年々に、我が悲しみは深くして いよよ華やぐ命なりしか】






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Comment

コスモス says... "いよいよ華やぐ"
マーガレット この花が咲き乱れるのを見ると生まれ育った
信州の実家のことをいつも懐かしく思い出します。

どう言う訳か我が家の周り中に増え続け「マーガレットの咲く家」
と毎年評判になっていました。
今でも昔の友人に会うとそのことを覚えていて話してくれます。

あれから半世紀以上も過ぎ今では家も取り壊され駐車場に。
それでもこの花を見ると淋しく懐かしくなります。

K先生のお話、岡本かの子の歌 心にしみます。
2016.05.07 23:06 | URL | #- [edit]
草笛 says... "こすもすさんへ・・・いよよ華やぐ"
素敵なご実家の情景が目に浮かびます。
コスモスも、また、同じように楚々として・・。

とにかく、派手目に改良?されること、そんなに歓迎すべきとは思えませんね。花も寂しげなのも趣があります。
いつも、良く意を汲んでいただいて、感謝です。
2016.05.08 08:47 | URL | #- [edit]

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