草笛日記

どんな事でも、好奇心の赴くままのブログです。

三月十一日

    
6年目とのこと。
いまだ復興ははるかに遠い。
海岸沿いの美しかった景色は高台化と称して虚しい土の山が続くばかり。

特に原発事故周辺の地域。
故郷へ帰るにはあまりに荒れ果てている。

東京電力の事故処理の経費は膨らむばかり。
国民が、税金で、電気料金で、支えても支えても、無限になるばかり。

かくも、原発は恐ろしいものだったんですよね。
当時、村長として原発を推進していた老人の
「安全神話を信じた自分が甘かった」との苦渋の言葉。
「想定外の想定が起こる」とも。
同感です。

それでもなお、
どっぷりと電力に頼りきりの生活は我がことなのに、
必要悪として我が近辺に建つものでは無いとあれば、【仕方ない】の無関心。

ツケが戻ってくるんだとしみじみ思う。

仮設住宅の寂しさを二年前に見たあの日のショックを忘れていないが、
昨夜のイノシシや狸やハクビシンが跋扈する村々の映像はショックだった。

もう、若い人は新天地で頑張りなさい。
新しい生活地盤を築いて、次世代の希望を育ててほしい。

ご老人には、暖かい土地に、新しい施設を作って呼び寄せてほしい。
同じ老人組として
いまさら新しい土地も馴染めないとはおもうものの、
寒暖の厳しい、狭い住まいからは一日も速く脱却してほしいと心から願っている。
心の支えも大事だが、まずは、物理的条件を向上させることから始まるはず。
そして、営々と地域と子孫のために働きつくした方々に、安楽を与えてほしい。

被災地の皆さんは
目的のためにとはいえ、嘘のつき放題で利得を我が物とする人物を
どんな思いで見ているのだろう。
そう思うと、いたたまれなくなる。







 

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Comment

今治りんどう says... "三月十一日"
テレビを見ていると胸いっぱいになります。ささやかですが募金の箱に
整骨院へ行くたびに入れさせていただきます。(熊本と東北二つあります。)
草笛さんに同感です。
2017.03.12 10:37 | URL | #Sm/ug.UM [edit]
草笛 says... "ふ~みんさんへ"
拍手コメントありがとうございました。
三月は忙しいです。(^_-)-☆
2017.03.12 11:01 | URL | #- [edit]
草笛 says... "りんどうさんへ"
どうにもならない原発事故は、地震、津波の復興の足を引っ張っているように見えますね。現場の人々は一生懸命に働いているのでしょうが、任に当たる上の人たちは、もっと上手にリードできないものでしょうか。
2017.03.12 11:05 | URL | #- [edit]

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